明日は父の日 |   kitchen aki 美味しい毎日

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kitchen akiを始めて早や6年、たくさんの方に出会い、助けられここまできました。ゆっくりマイペースでやらせいただいているのに、こんなに続けられて感謝の毎日
相変わらずいろんなことに好奇心いっぱいのakkoさんですが今はなかなかできません。
 

2006.6.17くもり

 日も晴れています。同じ九州でも南のほうはかなりの雨量で被害も出ている

と聞くと心配です。


関東も結構ひどい雨雨で高速、汽車も運休したり遅れたりしているとか

まさに日本全国梅雨真っ盛りといったところですね。

みなさん十分に注意しましょう。


ところで明日は「父の日」ですね

このところ父の日もだいぶメジャーになってきて、デパートだけでなくあちらこちらで

「父の日」商戦をしていますね


私は父を亡くして17年がたちます。

あまり父の日のプレゼントした記憶がありません。

「母の日」は何かしらの贈り物はしていたのですが、父の日は影が薄かったのでしょうね


今は舅がおりますので、毎年何か贈ります。でもこれが

ほんとに悩みの種です。


最初は衣類が多かったのですが、前がぜんぶボタンじゃないとだめとか

長袖はいやだとか、もったいない、もう長く生きないから着るものはあるものでいいとか・・

とかく文句が多いのでやめました。


次に食べ物が無難かなと、一人暮らしだしあまり手のこんだものは作られないだろうと

おいしといわれているお店のおかずや佃煮、スープや肉料理などをおくっていたのですが

”ありがとう”とはいって下さるが、時々伺って冷蔵庫を覗くとこれいつのとおもわれる品物が次々

とでてくる。あげくのはてに”これ持って帰り”とわたしたちが贈った佃煮なんかを出してくる

”お嫌いですかこれ”

”いや〇〇に食べさせてやってくれ わしはもう長くないから”(ちなみに〇〇は主人の名前です)


物を大事にされるのはいいことなのですが、せっかく贈っているものは気持ちよくいただいて

ほしいですね。

”ありがとうおいしかったよ”と言われたほうがどんなに気持ちいいか

大事にとっておいて息子たちにたべさせたいと思うのはありがたいのでしょうけど


そんなこんなで食べ物もやめました。


今は一緒にお父さんの好きなもの食べに行ってます

口癖の”もう長くないからおいしいもの食べて死にたい”といわれたのが

きっかけです。

お年のわりには肉がお好きで、だいたいステーキが多いのですが、

これがまた主人との口喧嘩の種


舅の口にあった味があるらしく、ちょっとでもそれにあわないと

”あそこはまずかった”といいます。

といって、同じお店ばかりだと、ここばっかりじゃね、たまには違うところに行きたい”と言います


主人が一生懸命本などで探したお店も

”ここはだめだね、肉が硬かった”で終わりです。


あの年特有の照れもあるのかもしれませんが、義理の仲であればなおさら

言葉は大事だと思うのですが

なんかむなしいな~


自分の父にはなにもしてやれなかった思いもあり舅には気持ちよくしてあげたいのですが

明日がまた”どこへ行こうか”  頭が痛いです。



たちからは、

”パパ何かほしいものある?”って私に打診します。

私が適当にいくつかいってその中から考えて贈ってくれます。



主人も最初は

”えっ ありがとう”ぐらいで、そのあともすぐあけたりしないで、

おいとくので、”気にいらなかったの?”と聞くと

”いいや、なんで”

”あのね贈り物をもらったら、特に娘からなんかはもっとオーバーに喜んでやって

すぐ開けて「おっこれいいな、欲しかったやんやこれ」とかなんとか反応してあげなきゃ”


そしてすぐ着るとか、使うかしてやらないと、贈ったほうは気にいらなかったのかなって

思うでしょ”

”そうやね、わかった。これから気をつけるわ”


今は素直に喜んでいます。

明日は何が届くのでしょうか



「父の日にそっとビールつぐ無口な娘」