先日、東京上野の国立西洋美術館で開催中の
内藤コレクション 写本 ーいとも優雅なる中世の小宇宙 展
へ行ってきました
今回はその第4回目の記事になります
なにしろ思い入れの強いコレクションなもので、、、、
◾️作品紹介
今回はミサの典礼書から
《ミサ典礼書零葉》
イタリア ウンブリア地方
1300−10年頃
印刷技術がなかった中世ヨーロッパ
動物の皮を舐めして作った紙に、文字が書かれ、絵が描かれた写本はとても貴重で、贅沢なものでした
その本を一枚一枚切り離されたものが写本リーフ(零葉)
▼部分
文章の先頭の文字を
デザイン化して綺麗な彩色をしています
▼部分
中央の上部
▼部分
左下部分
こちらのイニシャルの中には
ミサを捧げている司祭を正面がら描写しています
▼部分
下部中央部
こちらのイニシャルの中には
ミサを捧げている司祭を側面から描写
▼キャプションの上の作品拡大図
すぐ上の写真の拡大図ですね
キャプションによると、
イタリア中部のフランシスコ会修道院に伝来したものだと思われています
イニシャルに使われている
色の配色がとても綺麗な作品
この展覧会は
会期は8月25日(日)まで
きっとあと2回は行くと思います
◾️内藤コレクションの記事
▼第1回
▼第2回
▼第3回
▼第5回
▼第6回
▼第7回