テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本 @パナソニック汐留美術館 東京・新橋 | akki-artのブログ

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アートや建築、ファッションなどなど。美術館やギャラリー、街の風景など、キレイと思うものをあれこれと。

テルマエ展ということで

 

 

お風呂のテーマの展覧会

 

 

「テルマエ・ロマエ」で一躍有名になった古代ローマのお風呂の文化と

 

 

 

日本の江戸時代からの銭湯文化の紹介の展覧会

 

 

 

この展覧会のためにナポリの国立考古学博物館から数多くの作品が日本にやってきました

 

 

▪️フライヤー

 

 

 

メインビジュアルは《カラカラ帝の胸像》212-217 ナポリ国立考古学博物館蔵

 

 

現代でもローマに残る、カラカラ浴場を作った皇帝ですね

 

 

史上最悪の暴君とも呼ばれた、悪名高い皇帝の一人です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展覧会場は最後の撮影スポットを除き、撮影不可能でしたので

 

 

フライヤーやジュニアガイドの資料に載っているもので

 

 

気になる作品をいくつかご紹介

 

 

 

●《アポロとニンフへの奉納浮彫》 2世紀 ナポリ国立考古学博物館蔵

 

とても気になった作品

 

 

ジュニアガイドの小冊子から

 

 

 

温泉治療で、病いが治ったことを神様への感謝の記しとして

 

 

病気治癒の神、アポロと、泉のニンフを浮彫にしたものを奉納したもののようです

 

 

 

竪琴はアポロの神の印、頭と翼は鷲、胴体はライオンという想像の動物、グリュプスもアポロの神の霊獣だそうです

 

 

 

 

 

ニンフが水に関係しているものを手に持ってますね

 

 

このジュニアガイドがよくできているんですよ

 

 

全部紹介したいほど

 

 

 

 

 

 

●《恥じらいのヴィーナス》1世紀 ナポリ国立考古学博物館蔵

 

 

フライヤーの内側のところから

 

 

 

昨年、東京都美術館で開かれた「永遠のローマ」展で

 

 

《カピトリーノのヴィーナス》が公開されました

 

 

 

 

 

《カピトリーノのヴィーナス》は2世紀の制作

 

 

こちらの展覧会のは1世紀の作品となります

 

 

 

こちらの《恥じらいのヴィーナス》の方が比べると親みやすい気がしましたね

 

 

 

 

 

▪️永遠のローマ展の記事です

 

 
 
それから最後に日本の入浴文化の紹介もあります
 
 
江戸から明治にかけての資料や絵画
 
 
それから
 
 
昭和38年のケロリンの桶とか、
 
 
 
明治23年の花王石鹸、
 
 
昭和7年の花王シャンプー
 
 
 
こういうものも改めて見ると面白いものですね
 
 
 
会期は、この前の日曜日、6月9日(日)で終了しましたが
 
 
 
とっても面白い展覧会でしたね
 
 
 
 
■会場の最後にある撮影スポットの画像