菅 木志雄「あるというものはなく、ないというものもない」@小山登美夫ギャラリー 六本木 | akki-artのブログ

akki-artのブログ

アートや建築、ファッションなどなど。美術館やギャラリー、街の風景など、キレイと思うものをあれこれと。

つい先日、東京六本木の小山登美夫ギャラリーに寄ってみました

 

 

 

コンプレックス665ビルの2階

 

 

 

戦後を代表する、「もの派」の作家、菅木志雄さんの個展が開催中

 

 

 

気持ち良い、すごく清潔感溢れる、素敵な空間があったので

 

 

 

ここでご紹介させていただきます

 

 

 

▪️ギャラリーエントランス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▪️展示風景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▪️菅木志雄さんとは

 

1944年、岩手県盛岡市生まれ

 

1968年多摩美術大学絵画科を卒業されました

 

 

李禹煥さんなどとともに「もの派」を代表するアーティストさんです

 

 

木や石、金属、またはロープなどの自然物・人工素材を、加工せずに空間に配置し、対峙、または融合したりして作品を生み出します

 

 

これまで数多くの個展、グループ展に参加され、国内だけでなく、イギリスのテートモダンなど海外の美術館に作品が所蔵されている、戦後の日本を代表する作家さんの一人です

 

 


 

 

▪️作品紹介

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色々なモチーフが

 

 

無秩序に配置されている所もあり

 

 

幾何学的に整列されているとこもあり

 

 

 

額縁と繋がっていることで、外の世界と直接につながっている構図になっている所もあり

 

 

 

または分断されている所もあり

 

 

 

物の本質を問ういる作品ですね

 

 

 

 

 

この展覧会の全体を見て、体で感じるのは

 

 

展示空間が清潔な感覚に満ちていること

 

 

 

それは自然の状態に近いから

 

 

 

自然というものは

 

 

 

無秩序に見えながらも、幾何学的に並んでいるから

 

 

それと穏やかな色で作られている作品だからかもしれませんね

 

 

 

会期は6月8日(土)まで、今度の土曜日までですね

 

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました