東京の北の丸公園内の旧近衛師団庁舎
以前の国立近代美術館の工芸館といったほうがわかりやすいですね
そこで現在開催中が
技を極める ー伝統工芸が伝えるイメージー 展
が開催されています
■フライヤー
会期は3月20日(水)から24日(日)までの立ったの5日間です
重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)の十四代今泉今右衛門さん、同じく森口邦彦さんなど
の作家さんから、次世代の作家さんの作品も
16名の作家さんが、それぞれ1作品を展示されています
■旧近衛師団司令部庁舎
さらに注目はその展示会場になっている建物自体ですよね
●ファサード
1910(明治43)年に竣工した重要文化財の「旧近衛師団司令部庁舎」
関東大震災や第二次大戦を乗り越えて、赤煉瓦造りの建物はほぼ完全な形で残っているそうです
一度は取り壊しの話も出たそうですが、重要文化財にも指定され、国立近代美術館の工芸館とも使われていましたね
工芸館は金沢に移転し、現在は内部は見ることができない状況でしたので、貴重な機会となっていますね
●入り口
●1階 エントランス
●会場入り口
正面に4代 田辺竹雲斎の作品が飾ってあります
■作品紹介
気になった作品をいくつか
●四代 田辺竹雲斎 《五大虚空》
大阪府にお生まれ
竹工芸の作品、世界的にインスタレーション等で活躍されている作家さんです
●十四代 今泉今右衛門 《色絵薄墨墨はじき雪文鉢》
▼真横から撮りました
▼部分
佐賀県出身、色絵磁器の人間国宝の方
繊細な模様が美しいですよね
●山本茜 《截金硝子器「雪降り積みて」》
今回のフライヤーにも使用されたメインビジュアルの作品です
石川県出身の作家さん
截金の上にガラスをのせる独自の技法のアーティスト
●中村弘峰 《ドリームキャッチャー》
福岡県の博多人形師・中村家の四代目だそうです
アスリートをモデルとした作品
新しいですよね
●森口邦彦 《友禅訪問着 白地位相割付分「実り」》
▼
京都府出身、友禅の人間国宝の方
このデザインは三越さんのショッピングバックに採用されているデザインですね
リピートされてるデザインがどこから見ても美しですよね
選び抜かれた現代作家さんの作品がそれぞれ並んでいます
他にもぜひ紹介させていただきたい作家さんぞろい
室瀬和美さんや城間栄一さん、津金日人夢さんや植田千香子さんなどなど
指折りの作品ぞろいです
今度の日曜、3月24日(日)まで、
近くに行ったらぜひ
最後までお付き合いいただきありがとうございました