名和晃平さん「ピクセル(PixCell)シリーズ」
名和晃平さんのピクセルのシリーズの作品が、東京都現代美術館の常設展に、昨年の秋に展示されていました。
地下鉄の清澄白河駅から歩いて15分くらいのところにある、東京都現代美術館。
季節がいい時には、ウォーキングにちょうど良い距離感です。
今日の1枚のアート(←勝手に名付けた)1枚でもないけど、、、
ちょっと前ですが、いつか紹介しようと思っていた作品です。
PixCell-Bambi と PixCell-Deer のシリーズ。
●Bambiの作品
ピクセルシリーズのうち、モチーフの表面を沢山の丸い玉で埋め尽くした作品ですね。
●Dearの作品
PixCellシリーズ。今回の展示では鹿の剥製の表面をガラス玉で多い尽くした「PixCell-Deer」が印象的。
現代日本を代表する彫刻家のひとり、名和晃平さんの代表作(勝手に思ってます)。
ガラスの球の中に剥製があるはずのですが、、、
それを全く感じさせない、あるはずのなのに見えないモノを表現した作品。
リアルとバーチャルの間にある存在を表現したような作品ですね。
このピクセルの鹿のシリーズは、ニューヨークのメトロポリタン美術館にも所蔵されています。
前から興味のあった名和さんの代表作。
そんなに混んでないところで見れてよかったです。本物は違いますね。
やっぱり現場主義、実物主義、ホンモノ主義ですね。アートって。
■名和晃平さんの他の記事
名和さんについて、他にもこんな記事を書いています。
▼ギンザシックスのパブリックアート
▼今はなき、銀座のリコーアートギャラリー。その最後の展覧会。