銀座和光 2024年 正月ウィンドウディスプレイ 《昇》
ウィンドウディスプレイ といえば銀座の和光。
2024年の銀座和光のウィンドウディスプレイは、辰年ということで、真っ白な龍が飾ってあります。
龍は干支の中で唯一の想像上の動物ですね。
龍は中国や日本では「龍虎相打つ」とも言われて、強いものの象徴とされています。
この《昇》は、アーティストの下田昌克さんの作品。
■下田昌克さん
下田さんは、1967年、兵庫県の生まれ。
デザイン学校を卒業し、20代の頃2年間ほどアジアやヨーロッパなどの海外を旅行されます。
その旅先で知り合った人々の姿を色鉛筆で描き、それが帰国後、雑誌に連載されることに。
その後イラストレーターの仕事もしながら、2011年に恐竜の展覧会を見たことがきっかけで、趣味として、恐竜の被り物を作り始めます。
詩人の谷川俊太郎さんとのお仕事、コムデギャルソンとのコラボレーションなど、現在いろいろな分野でご活躍をされているアーティストさんです。
これは、ミシンや手を使って全てをぬいあげるという、気の遠くなるような作業で、生み出された作品とのこと。
白い龍は、夜がとっても印象的。
銀座4丁目の交差点で、下田さんの白い龍は光り輝いています。
ギンザ和光のホームページによると1月24日まで展示されているそうです。
■昨年の銀座和光の正月のウィンドウディスプレイ の記事