重要文化財、東京駅丸の内本屋。
昨年末に東京駅近くの丸の内界隈をお散歩しました。
●重要文化財 辰野金吾《東京駅丸の内本屋》 夜景
ライトアップされると、幻想的で美しさが増しますね。
重要文化財に指定されている東京駅。
明治の名建築家の辰野金吾の代表作の一つと言われています。
明治41年に着工、大正3年に竣工されました。約7年間の建造期間です。
いわゆる辰野式のフリー・クラシック様式の建築。
東京駅の中心から行幸通りを通って、皇居へ一直線に向かっていきます。
時々、外国大使の着任式等で馬車が走ることのある行幸通り。
以前、なんとなく歩道が止められていたことがあって、気がついたら馬車が走っていたことがありました。そんな特別な風景が普通に受け入れられている場所です。
■辰野金吾と片山東熊
お雇い外国人のジョサイア・コンドルに教えを受けた、2人の有名な建築家。
辰野金吾のライバル片山東熊は、国宝《東宮御所(迎賓館)》が代表作。
一方、辰野金吾は、《日本銀行本店》や、この《中央停車場(東京駅)》を作っています
●昼間の東京駅 (2021年の冬の画像)
東京駅はレンガ作りで、長さが約335メートルにもなる巨大建築です。
でも、重厚さだけじゃなく、外観が赤いレンガに白い石が組み込まれていて、偉らぶる訳でもなく、軽快な柔らかな印象の建築だと思います。
■丸の内仲通りのライトアップ
●御幸通りのライトアップ
●丸の内仲通り
●丸ビルのクリスマスツリー
●2021年の12月の丸の内仲通り(2年前)
丸の内仲通りも人が戻って来ましたね。
銀座や表参道などには外国人の方がとても多い気がしましたが、、
気のせいかここは、日本人の方がとても多い気がしました。
ただ散歩をしたり、アートを見るのにはとてもいい場所ですね。
春になって、新緑の並木道を、木漏れ陽の中で歩くのはとても気持ちいいですよね。