お父さん、私はしっかりやってます。 -33ページ目

娘あっこから父ひろしへの手紙 39通目

お父さんへ


まずは昨日の予告「スープ春雨」の報告です。

今日は「坦坦麺」を昼に試食。

と、やっぱり「ピリ辛チゲ」の勝ち!

私の中では、中国より韓国です。

明日は、「とろみたらこ」とガチンコです。

さぁー、どっち!!


昨日くらいから、どうも気分が優れない。

昨日仕事をクビになる夢を見たからというのも大きいけれど、

一番は、yahooのトップに表示される星座別の運勢点数だと思う。


あのデザインに変わって以来、

たぶん私は一日も見逃していないが、

な・ん・と、昨日も今日も点数が50点以下なのだぁ~


ひぇ~、何か良からぬことが…( ̄_ ̄ i)


今まで、意図的に50点以下はヘコむからつけられないものだと思っていた。

つまり、手加減されていると思っていたのだ。

ユーザーへの思いやりってやつ。


しかし、47点という、テンションが一向に上がらない点数、

しかも2日も続けて、出されている。


なかなか辛口ピーコのファッションチェックである。


お父さんも星座は同じだから、昨日も今日も、のらないんじゃない?


今日も頑張ってくれて、ありがとう。





娘あっこから父ひろしへの手紙 38通目

お父さんへ


駅に着いて外に出たら

センチメンタルでノスタルジックな景色が広がっていました。


お父さんと一緒に「きれいだね」って話したかったなぁ。


帰りの風景


今日のヒットは、お昼に食べたエースコック「スープ春雨 ピリ辛チゲ」。

スープ春雨のレパートリーは、今まで「黒酢酸辣湯」「ワンタン」を試したけど、

今のところ、今日のチゲが一番。


明日は「坦坦麺」を試す予定。

朝家で握っていくおにぎりとの相性が抜群だー。


週末は、蒲郡温泉にしようかなと思っています。

お父さんは、ご飯の楽しみがないから、

せめて、お部屋がきれいで景色のいいとこって思ってるんだけど。


さっき、お父さんの笑い声が聞こえて、嬉しかった。

今日も、生きててくれてありがとう。



娘あっこから父ひろしへの手紙 37通目

お父さんへ


先日のドリームジャンボ、な・ん・と3,000円が当たりました!

イエーイ!

高額当選に、かなり近いのもあったから、

「ちっくしょーう」って感じですが、

今年は、買うと100%の確率で3,000円当選しているので、

それでOK.。


今回は20枚買ったから、2400円の赤字だけど、

「当たる」ってことが私にとっては大事なんです。

今まで、ホントくじ運のない女だったから…。


今までに当てた一番上の賞は、

忘れもしないあの「特賞」。


あれは、学生時代に元旦那さんと入った行きつけの定食屋でのこと。

ちょうどクリスマスくじをやっていて、

お会計のあと「引いていかれー」って、店のおばちゃんに言われ

手作りの四角い箱の丸い穴に手を入れて

三角くじを引いたのだった。


そのままおばちゃんに渡すと、くじを開けたおばちゃんが、

「おーっ、特賞じゃが」と言って、

くまさんのついたファンシーなマグカップ2コセットを私にくれた。

クリスマスくじは、それが一番いい景品だったらしい。


私はそれを、彼と遠距離になってからも、そして結婚してからも

捨てずに持っていた。さすがに使うことはなかったが、

食器棚の奥に入れていた。


でも、離婚を決めて、私が部屋を出るときには、

持ってこなかった。

今彼は、持っているだろうか、捨ててしまっただろうか。


今となっては、持ってこなかったことを後悔している。

青春の思い出として、ペン立てにでもして

とっておけばよかったなと。


あのとき、あの場所で、あの人と一緒にいた思い出というのは、

自分が生きていた証になるんだと

最近分かるようになってきた。

振り返る時間が増えてきた。


お父さん、今月末は旅行をしよう。

今日も頑張ってご飯を食べてくれて、ありがとう。





娘あっこから父ひろしへの手紙 36通目

お父さんへ


昨日の夕飯のこと。土曜なので仕事を早めに終わった私が帰宅し、

「お父さん、一緒にご飯食べよう」と声をかけると、

ちょっと間があって「おー」と返事。

私は、お赤飯。お父さんはいつものスーパーのちらし寿司を食べてて、

3口くらい胃に入れたところで、苦痛の顔。


すぐトイレへ駆け込んで、戻してしまった。

そのあと、固形を断念して、液体の栄養剤を飲んでました。


随分、胃が硬く、小さくなっているよう。

食べられなくなったら、どうなるんだろう。

もっと、もっと痩せるんだろうか。

寝たきりになるんだろうか。


怖いけど、見守りたい、一緒に苦しみたい。

逃げたら、一生後悔しそうだから。


お父さん、今日も頑張ろう。


娘あっこから父ひろしへの手紙 35通目

お父さんへ


今日は自分の仕事の仕方を反省しました。

ちょっと、ぬるいんじゃないかって。

私の後ろには、コーダーさんがいて、ミスをフォローしてくれる。


今までは、クライアントに渡すときに、ミスがなければいいやと考えていた。

でも、それではダメ。

私は私の責任を果たすのが仕事で、甘えていてはいけない。


ミスのない仕事をすること、そして小さなことでも話し合うことは、

とても重要だと分かった。


明日も仕事だ。


今日も生きててくれて、ありがとう。


娘あっこから父ひろしへの手紙 34通目

お父さんへ


朝と晩、お茶を2回戻したらしいですね。

胃の体積が随分狭くなっているからでしょう。


栄養の点滴をすれば寿命は延びるんだろうか。

でも、もう好きなところへ行くこともできないし、

寝たきりの状態で2週間、3週間長く生きて、

果たして本人は嬉しいだろうか。

苦しいだけじゃないか。


やっぱり、自然に任せて

寿命をまっとうするのがいいのか。


来週は、ホスピスに一緒にいくつもり。


今日も頑張って生きてくれてありがとう。






娘あっこから父ひろしへの手紙 33通目

お父さんへ


このところ、ベッドに横になっている姿しか見ていなかった。

だから帰ったときに、ソファーに座ってテレビを見ているお父さんに

「久しぶりに起きているとこ見た。復活した?」って言ってみた。

「いや、まだだね」って返ってきた。


心配していた、このまま寝たきりになるんじゃないかって。

少しだけ安心した。


今日も生きててくれて、ありがとう。

娘あっこから父ひろしへの手紙 32通目

お父さんへ


会社の帰りに、18歳の紫陽花を見つけました。


18歳の紫陽花


怖いものがなくて、ただ自分の要素だけで輝ける18歳。

ストレートな美しさ。


36歳の紫陽花はどんなんだろう。

旬がとっくに過ぎたことは心得ているので、淡い色味。

存在感とオリジナル感を出すために、わざと18歳の隣をポジショニング。

意地でギリギリまで咲いて、逞しさをアピールする。かな…。


お父さん、今日も家にいてくれて、ありがとう。





娘あっこから父ひろしへの手紙 31通目

お父さんへ


今日は朝から全米オープンで盛り上がったね。

タイガーのあの粘り、神がかった技。

動きの一瞬一瞬に、彼のこれまでのゴルフ人生が詰まっていて、

命をかけてゴルフをしていることが

ブラウン管を通して伝わってくる。

そうして、まとっている空気が重厚なのに、爽やかだ。


カッコイイというのは、実は単純のかもしれない。

目の前にあるものに、100%の力で対峙すること。

ただ、これだけのような気がする。


力を抜いたり、先を案じたりしないで、

ただ目の前にあるものに、真正面からぶつかっていく。

そうして出た結果は、ただの結果であって、

その中身に較べたらとても軽い気がする。


お父さん、タイガーにパワーをもらった?


今日もご飯を頑張って食べてくれて、ありがとう。


娘あっこから父ひろしへの手紙 30通目

お父さんへ


今週は久しぶりの2連休でした。

油断をして、日曜の19時からゴルフ原稿を書き始め、

日付が変わっても終われません。


全米オープンも終わっていないし、

古閑の韓国ツアーも終わっていないし、

始めるまで、こんなにやっかいな週だと思いませんでした。


油断大敵だと実感しています。


今日は、父の日だったけど

「ありがとう」を言わなかったことも、後悔。

朝、言うことにします。


今日も、居てくれてありがとう。