月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也・・・ご存知、松尾芭蕉の奥の細道の序章。月日を旅人になぞらえた芭蕉一流の言い回し。来ては去りまた来ては去っていく。秋かと思っていたら今日はもう「木枯らし一番」が吹いたと言います。旅人も随分「移動」が早くなったものです。高校の同窓会の案内メールが届きました。来月半ば、場所はJR塚本駅。(どうしてこうヘンピばっかり選ぶのかな?)前回の「松茸を思う存分食べる会」は予定が重なり行けませんでした。2回続けて欠席すると「死んだ」と言われますので今回は行きます。当日は週末ですがもう予定が入ってます。今ならまだキャンセルできると思うので明日断りの電話入れます。こんな毎日を送っているといかにも「出たがり」のように思われるかもしれませんが若い頃はほとんど誘われても行きませんでした。集団が嫌。団体行動も嫌い。今で言う「ヒッキー」みたいな感じ。飲みに行くのも旅行も行きたい時は一人で行って一人で帰ってくる。10年ぐらい前から地域や仕事がらみで役員などを引き受けるようになって「致し方なく」しぶしぶ人前に出るようになり裏方の苦労も分かるようになり、今では基本的に時間が許す限り誘われたら出るようにしてます。被ってどうしてもだめな時は挨拶だけして移動します。ただ、それも本来の性格を騙して続けているようなところがあり、最近はちょっとしんどい。徐々に絞っていき、また昔の「自分流」に戻ろうと思ってます。考えてみると今の場所に移り住んで「仮り暮らし」みたいなことを始めてもう3年。その間に私も周囲の環境も変わりました。よくして頂いてるお得意さん。羨ましいような高級タワーマンションに一人で住んでます。検討を重ねた結果それを売却して有料ホームに入居すると言われました。65歳。充分「現役」で通用すると思われる方です。「できる時にやっておく。そうでないとその場になってからでは失敗するんや。オジンさん」私もそろそろ本格的に次のステップへ進む準備をしないといけません。五木寛之風にいうと「林住期」です。
母の誕生日は10月1日でした。3日が日曜日だったので弟や妹等と祝ったのですが友人達がお祝いをしたいと言ってきてくれてましたが週末は結構予定が入り延び延びになってました。ですがいくらなんでも月をまたぐわけにもいかず24日。バーベキューパーティーをしました。もっとも、材料持ち寄りですから私はなんにもしてません。(笑)。 3台しかない来客用の駐車場を早めに確保したぐらい。夕刻、玄関を開けると途端に歓声。いっぺんに明るくなります。予め用意した席につくとすぐにケーキを取り出します。真ん中に「おたんじょうびおめでとう」と書いたプレート。「阪急ホテルのロゴが目に入ります。(わざわざ買いにいったんや!)「ろうそく何本立てよう?」「8本!。80本も並ばへんしそんなの吹き消そうと思ったら心臓発作起こすわ(笑)」来た時から気になっていた大きなバッグ。中からゴソゴソとキーボードを出して組み立てます。「みんなでハッピーバースデイ歌ってその後でこれ!オジンさんもこれなら鳴らせるでしょ?」クラッカーを何本も用意してくれてます。この人現職の介護福祉士さん。ケアマネの資格も持ってます。拉致被害者の横田めぐみさんと生年月日が同じだそうです。(40過ぎ?)こんどは隣の人が用意してきた「ふるさとの」歌詞が書いてあるメモ用紙を配ります。「全部手書きですか?」「うち、コピー機ないんで・・・」(丁寧に一字一次書いてあります。これもまた嬉しい。そして老人でも歌えるであろうと選曲もいい)いつしかキーボードに合わせて大合唱。歌いながら(どうしてみんなこんなに気が回るのだろう?)私が逆の立場なら飲んで食っておしまいだろうと思います。大体家の中で大声で歌うなんて発想が私にはありません。(笑)その瞬間瞬間を目一杯楽しんでもらい自分も楽しむ。そういう生き方が出来る人が羨ましい。才能なんだと思います。多分どこに行っても好かれるでしょう。おふくろ。いつもなら1時間も座ってると飽いてしまい席を離れるのにこの日は3時間ずっとご機嫌でした。
金木犀の香りがするようになりました。明日は23日は十四節気の「霜降」。暦の上では「秋気が去って冬の兆し」を感じる季節の節目です。。六甲山山頂の神戸市立六甲山小学校では毎年霜降の日にストーブの火入れ式を行っていますが今年は曜日の関係で本日行ったそうです。毎日が忙しく過ぎていきます。遅めの夕食をとりながらTVを見ていると孤独死を取り上げた番組で「遺品整理屋」という人達の仕事振りが取り上げられていました。死後何日も経っている男性の部屋。3DKの公営住宅ですが足の踏み場も無いほど散らかってます。長女の立会いのもと、てきぱきと片付けていく。別れた妻と娘(自分)の3人が写っている写真を見つけ「あった!」と思わず声を上げる。彼女にとって一番の思い出なのでしょう。次に映し出されたのは70台後半の女性の部屋。歳はとってもやっぱり女性というべきか?あるいは生来の気質かこちらは几帳面に片付けられてます。1キロの距離に実の姉がいるというのに最後は誰にも看取られずに死んでいったようです。この10年でいわゆる「孤独死」は1.5倍に増えこれからもっと増えていくといわれてます。核家族化。少子化。他人事ではない。(笑)「死んでしまえばそれまで」なのかも知れませんが後の者が部屋を見ればそこに至るまでの生き様が容易に想像できます。いつ終わってもいいように心しなければいけないと思います。
出世志向タイプの人は最も恋人にしたくない――。人事コンサルティング会社のJTBモチベーションズ(東京都港区)が、男女の会社員を対象に職場と恋愛についてアンケートしたところ、こんな結果が出た。 調査は、全国の20~40代の会社員618人を対象に実施。恋人にしたい人、したくない人を「仕事を楽しむ」「プライベート重視」「報酬志向」「出世志向」など11のタイプから選んでもらった。恋人にしたくない人としては、男女とも「役職や昇進にこだわる出世志向タイプ」が最も多く、4割が選んだ。次いで「報酬にこだわる報酬志向タイプ」(19%)「周りの期待や評価を重視する期待・評価タイプ」(17%)が多かった。 一方、恋人にしたいタイプとして、女性が選んだのは「仕事を楽しむタイプ」(36%)、男性が選んだのは「プライベート重視タイプ」(36%)だった」以上朝日新聞より転載。
読んで「なるほどなぁ」というのが正直な感想。進取の気性を失った若い男性を「草食動物」と呼ぐようになって久しい。賛否はあると思いますがかって日本人はエコノミック・アニマルと羨望と軽蔑が入り混じった呼ばれ方をしていましたたが今の日本人はアニマルスピリッツを失ったのかもしれません。関連して20代の若者が消費意欲を失っている。モノを欲しがらない。エコが評判になるのもその延長。この人たちが50~60代まで節約、倹約志向のままだと日本経済は破綻するのではないかと思います。「仕事を楽しむタイプ」。50~60になっていうのはいい。でも20代でそんなこと言ってるヤツは・・・大嫌いです。(笑)
2ヶ月近く前になりますがひょっとして?ということから眼科医院で診断を受け初期と言われました。黄斑変性症。2週間ごとに診察。進行はないと言うことだったのですが「念のため」?とかで総合病院の眼科に紹介状を書いてくれました。もし手術ということになったら今の町医者ではできないということもあるようです。言われた時間に行ったのですがまた1から検査。結局約束の医師から診断を受けたのは1時間以上経ってから。挙句、「もうしばらく薬で様子を見よう」とかでまた同じ薬剤を処方箋持って少し離れた薬局で購入。2週間後にまた診察を受けることになりました。この程度のことなら次はもう行かないと思います。2ヶ月も経って変わりがないというのならそれでいい。念のため薬だけは知り合いに頼んで購入します。こういう感じで高齢者が医者通いするようになるのだろうなと思います。そんなに多く残ってるとは思えない時間。無駄に使いたくない。多分次回も同じ事を言われると思います。こちらは12月に大阪に来るというので「小野リサ」のコンサート。予約しました。その頃までに失明することも無いでしょう。