sionの名曲「遊ぼうよ」




あんたに会えて良かった


あんたに抱かれて良かった


でもあんたとは暮らしたくない


別にあんたが悪いんじゃない


そんな暮らしに懲りているだけ




時々思いだしたら また電話をおくれよ


それはいつでもかまわない


時間は気にしなくていいから


無理してでも行くから


遊ぼうよ


遊ぼうよ


あんたとはむちゃくちゃな時を過したい


だから暮らしを持ちかけないで 遊ぼうよ




あんたに会えて良かった


あんたに抱かれて良かった


でもあんたとは暮らしたくない


あんたのパジャマ姿見たくない


あんたのシラフは見たくない


今までどおりがいいよ


こんな感じがいいよ


あたしも楽しんでるから


これでもあんたのこと少しは


解ってるつもりだから


遊ぼうよ


遊ぼうよ


あんたとはむちゃくちゃな時を過したい


だから暮らしを持ちかけないで


遊ぼうよ


遊ぼうよ


あんたとはむちゃくちゃな時を過したい


だから暮らしを持ちかけないで


遊ぼうよ




10代でこれを聴いた俺は


なんか大人だなって遠くに感じていた気がする

こんな女実在するかって?

でも憧れと言うかカッコイイなとは思ってた


若い時はなかなかこんな割り切った感情にはなりにくい男も女も


浮気も不倫もタブーだし

してたら友達にも指摘されるほど


でも40にもなると

いや、そこらへんにあるだろう

この気持ちって思い始めた


不倫相手にここまで思ってもらえるって

すごいよな

目指したい

一緒に暮らすことのほうが簡単な気がするんだよ


ただ

明日生きてる保証も無い

だから家族を大切にすることも良い

だから仕事をやりきるのも良い

だから趣味に没頭するのも良い

だから不倫相手と幸せな時間を大切にするのも良い

どの行為が自分にとって本当に幸せなのか

親も子も夫婦も友達も同僚も仲間も誰もかれも他人

他人のことに時間と体力を使うことが自分の幸せだってやつは大したもんだよマジで

俺は生き物としてそれらには勝てないよ

俺は俺が大事だ

40年でこの境地に立った

俺は俺の生活の為に

俺の頭と心と体をメンテナンスしながら

幸せな時を過ごすことにするよ

そうするよ


俺は自分が好きだ