小雨の降る6月初旬の昼下がりの歩きなれた大阪の街並みを俺は1人歩いていた。

傘をさすほどではないと言うか少し濡れていたかった

肌寒いと言っておきながら、これから起こる出来事に胸を熱くしていたから

この時すでに俺の心の心温は39度の高熱を出し、今にもショートしそうだった。

 

ナニを隠そうにも、この2週間は仕事が忙しすぎた。

ボロボロの身体に心も置いてけぼりだった。

癒しを求めていた。

誰でも良いわけではないが、誰かに抱きしめて欲しかった

いや、誰かのおま〇こに入れたかった。

 

もうすぐだ・・・

このアーケードを抜けて左に曲がるともうそこは通いなれた飛田新地である。

 

 

 

おれは羽根の様に軽いフットワークで、まず青春通りを颯爽と駆け抜けた。

飛田新地には「青春通り」と言う芸能人級の可愛い女を一堂に集めて並べたメインストリートがある。

今日もそのネーミングに恥じぬとんでもなく綺麗で且つ笑顔の眩しい女どもが揃っていた。

その中でもひと際、宇垣〇里元女子アナの様なクソ生意気そうな目つきの女に俺は見惚れて店の前で立ち止まってしまった。

お店のおばちゃんが「ええ子やで、寄ったって」と言う。

その女は目は全く笑っていない性格の悪い女特有の笑顔(俺の主観)で俺を見つめていた。

 

「何歳?」

思わず声を発してしまった。

「入ってくれたら教えるよ」女は目をそらしながら言う

「お願いします」と答え、玄関に靴を脱ぎ去り、足早に2階へと誘導されるまま付いていった。

 

知り尽くしている内容の説明を聞き流しながら、俺は30分コースを選択した。

 

女はかくし芸並みの速さで身に付けていたブラウスを脱ぎ去り下着姿へ

俺も負けじとズボンとパンツを一気にズリおろした。

あっというまに二人とも全裸になった。

女の腰には可愛いタトゥーが入っていた。俺はタトゥーが大嫌いだ。可愛くてもだめだ。

しかし、俺も良い大人なので、それにはあえて触れないようにした。

と言うか話しをするのも面倒くさかった。

 

ビジネス会話初級編の様な社交辞令まるだしの雑談を披露しながら女は俺のものを丁寧に拭いてくれた。

相変わらずクソ生意気そうな目つきだった。

しかしそれを除けば無敵の容姿だった。

宇垣〇里本人に負けない顔立ちとくびれもCカップ程の少し小ぶりな胸の膨らみもとても綺麗で、

俺は「綺麗だよ」とクソ生意気そうな女から少しでも良いサービスをしてもらえる様に、

言いなれない言葉を絞り出して何とか褒めあげた。

「そんなことないよ、他にも綺麗な子いっぱいいるから」とさらっと謙虚に女は答えた。

また目をそらしながら・・・

クソ生意気そうな女から思わず謙虚な言葉が飛び出すと俺はまだ始まってもいないのにいきそうになった。

こ、これがギャップ萌えと言うものか・・・クッ・・・

なぜこの女は俺と目を合わせないんだ・・・クソ・・・可愛い

 

クソ生意気そうな女はその見た目とは裏腹に一生懸命に俺の物を舐めてくれてゴムも丁寧につけてくれた。

更に騎乗位で上に乗って腰を振ってくれた。

女の腰ふりは・・・完ぺきだった。

 

慣れた感じで一定のリズムで前後に擦りつけてくる

程よく喘ぐ綺麗な彼女を俺は下から興奮しながら眺めていた。壮観だった。

 

途中で攻守交代となり正常位になった。

目をつぶり感じている女の顔は本当に可愛かった。

そろそろ時間かと思い、俺は女の中に思い切り出した。

 

終わってからも丁寧に拭いてくれて、ここ最近の疲れきった俺の心を完全にいやしてくれた。

チオビタドリンクの様な女だと思った。

書いていて菅野〇穂が思い浮かんで、また少し癒された。

 

久しぶりの飛田は相も変わらず良かった。

俺は「またね」ともう2度と会う事がないであろう女に社交辞令を言い別れた。

 

帰り道は少し汗ばむような空気だった。

おれはもう目の前まで迫る夏の訪れを感じずにはいられなかった・・・

 

続かない

 

 



 


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