最後の恋 | 大阪ラバー(まあの40はし頃♡)

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アラフォー 大阪 ♂♀
まあとたまに理子のエロブログ

婚外彼女「理子」との日々を中心にセックスの内容などまで色々綴ります。
大人のおもちゃ使ってみたシリーズ始まる(笑)

大阪だけに大阪弁を多用します。
エロ、不倫に関して苦手な方はご遠慮ください。

〈まえがき〉

なにわのエロブロガー大阪ラバーのまあが送る

渾身の短編純愛不倫ラブロマンスファンタジー

(なんかそれっぽいこといっぱい言ったった)

 

⚠フィクション

⚠いつものエロブログと少し趣が異なります

 

 

 

 最後の恋

 

俺と彼女は確実に両思いだった

 

 やっと思い出せたんだ

 

今までありがとう

 

 

 

 

24年前の冬の日

女友達が紹介してくれた

背の高い白く綺麗な女の子

彼女の名前は「ゆい」

よく笑う、元気な女の子

 

 

 

 

 

出会ってからすぐに惹かれ合って

毎日2人で過ごしたね

 

初めての告白

 

初めてのオッケー

 

人生で初めて彼女が出来た瞬間だった

 

ゆいと過ごす毎日は本当に幸せだった

 

付き合って2ヶ月が過ぎた頃

ゆいは父親の仕事の都合で東京に引っ越すと言って俺から離れていった

 

しばらくはゆいのことで頭がいっぱいだった

狂ったように寂しさを紛らわすように毎日夜中まで遊んでた

 

どこにでもよくあるような別れ

高校生で無力だった自分を呪った

どうしようもなかった

 

ゆいが引っ越して少し経ってから俺の元には手紙が届き始めた

 

1通届き

 

2週間後にはまた1通届きとそんな感じがしばらく続いた

 

手紙には毎日の出来事や、俺との思い出話、会いたい想いが綴られていた

 

たまにメールや電話もしたりしてたけど

 

忙しいのか電話は折り返しの時が多かった

 

次第に手紙も来なくなり

 

メールも途切れ途切れになり

 

電話の数も減っていって

 

ついには連絡も途絶えた

 

 

完全に終わった

 

 

淡い恋だった

 

 

きっと向こうで幸せにやってる

そう思いながら・・・月日は流れた

 

 

時が経ち

 

彼女のことも忘れたように過ごしていた

 

何人かの女と出会い、別れを繰り返し

 

そして今の奥さんと結婚をした

 

子供にも恵まれて今はこれで幸せな日々

 

だけど

 

家族や生活の為に働いて生きる毎日

 

テープレコーダーのように繰り返される日々

 

仕事も責任を背負わされはじめる年齢で

 

正直、疲れる

 

人生にうんざりしはじめた頃だった

 

 

 

この日は彼女と出逢った頃のように寒い冬の日だった

 

地元の駅

夕方に仕事帰りで1人歩いていると

綺麗な女と目があった

 

 

 

驚いた

 

一目でわかった

 

彼女は紛れもなく24年前に別れたゆいだった

 

すぐに気付いて駆け寄ってくれて

 

その日は暗くなるまで話し込んだ

 

突然の出来事に

 

ただ、繰り返すだけの毎日には得られなかった

 

高揚感・・・?

 

胸が高鳴り

 

驚きと嬉しさで

 

いつにもましてはしゃいでた

 

ゆいは俺が好きだったあの頃のまま

 

元気な笑顔が本当に素敵だった

 

昔の話しはお互いになぜか触れず

 

今の話をした

 

向こうももう結婚しているようで

 

子供はまだいないとのことだった

 

見た目もあの頃と何も変わらないくらい

 

同世代とは思えないほど若くて

 

そしてなにより綺麗で

 

一緒にいる空気もあの頃と同じ

 

本当にこの奇跡のような再会が嬉しかったんだ

 

すぐに連絡先を交換して

 

ラインで毎日話した

 

時折、彼女の都合を聞いては電話をかけたりもした

 

奥さん以外の異性と密な会話をするのは久しぶりで

 

ゆいも楽しそうに話してくれたから

 

余計に嬉しかった

 

ただ、あまり自分の話はしたがらなかった

 

例えば旧姓は知っているけど今の名前は教えてくれない

旦那さんとの話もサラッと流される感じで

住んでいる場所も「ナ・イ・ショ♡」と言われる

仕事なんかもなにも教えてくれない

 

聞いたら絶対に

「身バレ厳禁♡」と可愛くかわしてくる

 

 

 

 

 

まぁ既婚者だし

それくらい注意深いほうが

と特にその時は不思議には思わなかった

 

ゆいとある日ドライブデートをした

オススメのお店でご飯を食べて

いっぱい話した

ゆいの笑顔はめちゃくちゃ可愛くて

もう夢中だった

 

楽しい時間はあっという間で夜になり

彼女の家の近くなのかな

大きな総合病院の入口で別れる

会うのも総合病院の入口で待ち合わせだった

 

それからも毎日連絡を取り合った

何度も相瀬を繰り返した

お互いの家族にナ・イ・ショで

 

 

 

ある日はじめてホテルに行った

 

そこで24年越しにはじめてゆいを抱いた

 

可愛くて本当にセクシーで

結婚しているとは知っていたけど

俺のことを本気で想ってくれているような

 

1度燃え上がった経験のある2人が再燃するのに全く時間はかからなかった

 

あの頃、彼女が引っ越さなければ今の人生も変わってたかもしれないと思わせてくれるほど

ゆいのことが好きで好きでたまらなくなっていった

 

病院に迎えに行き、病院で別れる

バイバイをする時も見えなくなるまで2人共手を振る

 

幸せだ

 

家族のこと

 

どうしようかと迷うほどに

 

ゆいのことで俺の頭はいっぱいだった

 

毎日

 

毎日

 

夢のような時間を過ごした

 

2人で話し合い

当時行きたかったのに行けなかった場所へも出掛けた

 

春になるといちご狩りに出掛け

 

初夏にはホタルを見に夜の川へ出掛け

 

夏になると海、花火大会

 

秋には紅葉を見に山へ出掛けた

 

 

 

 

 

 

空白の時間を埋めていく

言葉では表せないほど幸せな日々が続いた

 

そうして1年が過ぎたある日

 

この日もゆいと会うと

彼女の目にはクマが出来ていて

ひどく疲れていた

 

どうしたのかと聞くと

なんともないと言う

しつこく聞いたら

機嫌が悪くなってしまった

少し情緒不安定だった

ちょっとしたことで喧嘩腰になり

「こんなまあくんのことを考えないような女より、もっといい人探したら」と突き放されてしまった

 

疲れてるんだろうとなだめたけど

別れるまで彼女はグズっていた

 

それから何日か過ぎたある日

またいつものように病院に迎えに行った

この日は前と違い元気だった

不自然な程に元気で逆に心配になるくらい

ゆいは会うなり抱いてほしいと言ってきた

 

ホテルに行きいつものように肌を重ねる

幸せな時間

 

いつも以上に興奮していた彼女に感化され

俺も激しくゆいを求めた

最後は中に出すように懇願された

いいの?と聞くと

いいから出してと

もちろん既婚者同士だから

そんなことはしたことなかったけど

俺も責任を取ると覚悟を決めて

ゆいの中に全てを出した

 

 

夢のような幸福感だった

 

 

彼女の顔は少し泣いてるようにも見えた

 

 

でもすぐさま満面の笑みで

気持ちよかったね

今日はいっぱいいっちゃった♡と可愛く甘えてきた

 

 

 

 

 

 

夜になりいつもの病院へ送って

優しく抱き寄せキスをして

ゆいはありがとう、おやすみなさいと

車を降りた

 

いつものように見えなくなるまでバイバイしようと彼女が歩いて行く方を見てたけど歩いて行かない

すぐさま視線をドアの方に戻してみると

あれ

ゆいがいない

 

ゆいの姿がどこにもなかった

 

慌てて車から降りて彼女を探したけど

 

ゆいは見当たらなかった

 

ラインでどこ行ったのか

 

急に消えたからビックリしたと送ったけど

 

既読にもならない

 

その日は最後まで既読にもならず

 

ひどく心配になった

 

翌朝も既読にもならない

 

絶対になんかあったんだと思った

 

けど俺は彼女のことをなにもしらない

 

なにも教えてもらってない

 

このライン以外で連絡の手段もない

 

ラインは一向に既読にもならない

 

一週間が過ぎてもそのままだった

 

気が狂いそうだった

 

どうしようもなく

 

俺は卒業以来会ってない

ゆいをはじめに紹介してくれた当時の女友達に連絡を取った

 

彼女が今どうしているか

連絡が取れないか聞いてみた

 

すると

 

 

 

25年前のちょうど俺達が別れた頃

 

ゆいは治ることのない病に侵され

 

ほどなくして亡くなっていた事を知らされた

 

嘘だ

 

そんな話し信じられない

 

信じられないなら一緒に彼女の家に行こうと言われた

 

ゆいの実家に一緒に行った

 

彼女の実家は俺の地元からすぐの場所だった

 

年老いたお母さんが彼女の仏壇へ俺達を案内してくれた

 

そこには確かに

 

当時の可愛い笑顔で笑う・・・ゆいの遺影が飾られていた

 

お母さんは俺のことを良く知ってくれていた

 

ゆいが病床にふせながらもベッドの上で毎日俺との日々を話していたそうだ

 

奇跡が起こって治ったら1番に会いたいって言ってくれていたと

 

色んなところにデートに行って

いっぱいイチャイチャするんだって

結婚して、子供も産んでって

俺との将来までお母さんに話していたって

 

俺は涙で前が見えなくなった

 

お母さんに今までのことを全て話した

 

こないだまで一緒にデートしてたのに・・・

 

この手に触れていたのに・・・

 

どうして

 

 

 

 

お母さんは

 

なにがあったのかはわからないけど

 

ゆい

 

きっとあなたに会いたくて会いにきたんだわ

 

ごめんね

 

あの娘は25年前に間違いなく亡くなっているの

 

ごめんね

 

あのいつも待ち合わせや別れる時に使っていた病院で彼女は25年前のちょうど一週間前に亡くなっていたらしい

 

ゆいが消えたあの日だ

 

お母さんと一緒に枯れるほど涙を流した

 

大人になったあの娘はどんな娘だった?

 

 

 

俺はお母さんに記憶の限りを伝えた

 

あの娘らしいって笑ってた

 

人を想いこんなに涙を流したことはない

 

なぜだろう

 

なぜこのタイミングで

 

俺が楽しく無さそうだったのが心配だったのかな

 

それとも本当に俺に純粋に会いに来てくれたのかな

 

1年も一緒に過ごしたのに

 

 

 

消えてしまった今ではもうなにもわからないけど

 

ゆいともう一度過ごしたこの日々を・・・俺は一生忘れない

 

ありがとう

 

俺に会いに来てくれて

 

25年前に別れた時は自分の無力さを呪ったり

 

色んなネガティブな想像を勝手にしてたよ

 

でも全て違うかった

 

俺とゆいは確実に両思いだった

 

あの時も・・・今でもずっと

 

やっと思い出せたんだ

 

ありがとう

 

本当にありがとう

 

 

 

 

 

 

 

おわり

 

 

続編

ゆい側のストーリー

これで完結


 

 

大人可愛いワンピ♡

 

 

 

 これマジで可愛い♡抱きたい♡

 

 

 

 

 エロ可愛いよな♫

 

 

 

 結局花柄しか勝たん♡

 

 

 

 大人可愛い勝負下着♡

 

 

 

 綺麗なお姉さん♡

 

 
 

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