私たちの多くは、
「どうすればいいですか」
と言いたくなるクセがついている。
 
でも、実際に知りたいのは
「どうすればいいですか」よりも
「今、私はどういう状態なのですか」のことが多い。
 
 
という話をどこかで見た。
たぶん岡田斗司夫氏の動画だと思う。
 
「なるほどひらめき電球」と思ったよ!
ものすごく合点がいった。
 
 
 
 
私も占いをやっているので お申し込みのときに「どうすればいいですか」と聞いてもらえることが多い。
 
いや、考えてみたらそんなに多くない。
「私とは何者ですか」「あすかさんに私について語ってほしいです」のような問いが多い(笑)
まぁそういう細かいことはいいんだw
 
 
 
自分の心にある“知りたい気持ち”を言葉にするときに
「今、私はどういう状態なのですか」
のような言い方を思いつかなくて
「どうすればいいですか」
という言い方をしがちだ ということ。
 
 
 
 
「どうすればいいか」というと、冥王星乙女座世代さんのことを思い出す。
乙女座は、方法、手法、やり方を大事にしたくなるからね。
 
ハウツー本とか 『◯◯のための10の方法』のような 手法に注目した語り口が流行ったのは、冥王星乙女座世代がこれまで社会で力があったからではないかなと 私は思っているよ。
 
「正しいやり方をすればうまくいく」という考えになる人が 社会を引っぱっていたんだ。
 
 
でも、同じやり方をしても 同じ結果が出るわけではないし、同じようにハッピーになれるというわけでもないのは、もう知っての通り。
 
心の状態の違いもある。
魂の事情の違いもある。
出生図の違いもある。
ドラゴンヘッドの違いだけで、こんなにも違う。
 
「どうすればいいか」では解決しないこともたくさんあることは、もう いっぱい分かってきたね。
 
 
 
でも、やっぱりクセになっていて「どうすればいいか」という聞き方になりやすい。
 
冥王星乙女座世代さんだけじゃなく、私たちみんな、こういう社会の文化にたくさん染まってきたからね。
 
 
 
 
現在位置、現状が分かると、それだけで自分で歩いていける人がたくさんいるなぁ
というのも私は感じているよ。
 
というのは、私のブログは「道案内」とか言っているクセに、占いでは案内というよりも 現在位置の説明がたくさんだからです。
 
 
「こういうふうにしてここまで来ました」
「それで、こういう気持ちになりやすいです」
「後々、こういう扉を開けて飛び出していきそうなんだけど、今はその前の このポイントで扉の鍵をゲットしようとしているところです」
「なので、今のバイトはとってもいいですね!」
のような具合(笑)
 
こんなふうに展開してみると、
それまでわけの分からないモヤモヤっとした感じだったのが、けっこう具体的に分かる。
 
すると、どうすればいいのかは 自分でも分かる。
 
 
 
「なので、今のバイトはとってもいいですね!」
のようなことは私からも言うけど、
 
どうすればいいかだけ言うよりも 状況が分かると自分なりに考えて 自分にやりやすいようにアレンジできるからいいよね。
 
「神社だけじゃなくて山に登ってみてもいいなw」とか
「あすかさんは食べ物が好きだから “野菜作り”“手料理”というふうに言いがちだけど、私の手作りといえば服だ!」とか(笑)
 
 
 
この辺りは、ちょっと気にしてみてもおもしろそう。
 
質問したいときにも、質問に答えたいときにも、ヒントになりそうだ。
 
 
 
 
 
 
どうすればいいかと聞かれたら
「とりあえずドラゴンヘッドの本を読んでほしい」
「それでもよく分からなかったら占いを頼んでね」
と言いたい(笑)
 
ジャン・スピラーさんのドラゴンヘッドの本
 
私が書いたドラゴンヘッドの本