過去記事紹介です。
No.5さんの練習占いでアルゴルという星が出てきたのですよ。
それで恒星の説明が書いてある資料を見ると、「最凶の恒星」と書いてある。
そもそものところで恒星は「いい・悪いのような二面性がない階層。まるっとどっちも」ということなのに、凶なのかい?
誰が「最凶」と言い出したんだろう?
なにがあって「最凶」と解釈したんだろう?
「最凶」ということは「最吉」でもあるのかな?
などと考えた。
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アスペクトで「凶角」と呼ばれるものにも歴史があった。
昔のどこかの国の王様は 占い師を近くに置いていたんだ。
自分の国が長く続くとうれしいから、変わらないことを「吉」、変わることを「凶」とした。
ハードアスペクトは変化に関わる性質があるから「凶」。
そういう解釈が現代にまで残っているのだそうだ。
でも、現代では成長とか改善のように 変わることはむしろうれしいことと捉えられたりもする。
よろこびが長く続くならそりゃうれしいけど、うれしいふうに変わるなら それももちろんうれしい。
どんなふうに変わるかは私たち次第。
アセンションとかが好きな人には、変化ってむしろ吉だと思うのですよ。
今なら。
というふうに、吉凶の解釈はいろいろと事情があるので ちょっと考えどころなのです。
「それ、本当に凶?」
「誰にとっての凶?」
「今の時代なら吉だったりしない?」
「庶民には吉だったりしない?」
って。
私の大好きなドラゴンヘッドも東洋の占いでは凶とされていたりするからねぇ。(ラーフ、羅睺らごう)
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No.5さんの占いにアルゴルが出てきて、資料を見たら「最凶」と書いてあるから「ん?」と思ったけど、資料をよくよく読んだらひらめいた。
私はNo.5さんにこんなふうにお伝えしました。↓
恒星の説明のところは調べた資料をもとにしています。
--- 抜粋ここから (お名前はNo.5さんに変えました) ---
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アルゴル Algol
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ペルセウス座の、ペルセウスが持っているメドゥーサの首に当たる星。母なる大地に結びついた女性の性質。女性のクンダリニーと関係がある。
アルゴルを「最凶の恒星」「反社会的」とする資料もあるが、これは男性中心社会に従わない女たちを忌み嫌うところから来ているとも。
激しい爆発力、創造的な強い力の星。
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西洋では神話の改変が多くありました。
そこから、神話のヘラクレスのように「バリバリモリモリがんばって成果をあげねばならない」「かっこいいヒーローにならねばならない」という“ヘラクレスコンプレックス”が生まれました。
違う見方では、大昔に「神は女だった。女神なんだ。男性の存在は女性のおまけのようなものだ…」と思い、男たちは自分の存在意義を確立するために 強くなったり成果をあげたりすることを大事にするようになったとも言います。
そういった流れで、「自然は人間によって力強く屈服させなければならない相手だ」という考えになったり、地球を悲しませるほどの開発をしたり、過度にがんばりすぎて心と体の病気になったり…ということが生まれたという見方もあります。
これは地球視点な見方なので、宇宙的にはもっと違う大きな流れや意図があったのかもしれませんが…(^_^;)
「自然と戦う」「がんばって成果を上げる」「自分の存在価値を示す」というのは、男の悲しみから来ているのか…と、そんなふうに私は理解したのですが、がんばりや成果では、そんな悲しみを癒したり 存在意義を感じられたりというところには到達できていないようです。
「あなたがいてくれてうれしい」という女の包み込むようなあたたかさだったり、
「生まれてくれてありがとう」「あなたがいてくれて幸せ」というお母さんが赤ちゃんに向ける思いを そのまま感じるようなものであったり、
大地や地球や宇宙がこんなにも私たちに恵みを与えてくれていることに心底気づくことだったり…
これまでの勉強や体験から、私はそこが肝心なポイントの一つであるように思います。
メドゥーサとか最凶なんて言ったら怖いけれど、No.5さんのアルゴルは まさにその肝心なポイントのことなのではないかなと思うのです。
アルゴルを最凶とする解釈が生まれたのは、 成果を重んじるがんばりすぎ社会が壊れることを怖れる心から来ているのでしょう。
成果を求めること自体は悪いことではないけれど、そればっかりになってしまうと苦しいです。
そしてNo.5さんは 成果ばかりを重んじるがんばり社会の苦しみを変える力があるということです。
力説してしまいましたが、アルゴルの説明がなくても No.5さんが既にやって来ていることですね…!
--- 占いの抜粋は以上です ---
私が学んだところによると、そういう歴史があるようです。
男たちの悲しみについては、ジェフリーさんの翻訳シリーズ「土星、山羊座と10室:カオスとダークエロス」を見てもらえたらと思います。
私たちに大事なことのような気がするのでブログでも紹介しておくよ。
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アルゴルも封印されていた星なのだろうか。
メドゥーサはなにかの女神を封印した姿なのだろうか。
封印というか、
地球のこの時代だからこそ元気に出てくる。
みたいなことがあるのかもしれない。
メドゥーサの画像を見てみるとドラゴンヘッド(ラーフ・羅睺らごう)に似ていて ちょっとウケた。
メドゥーサの画像を検索した画面↓
髪の毛がヘビっぽい仲間だ。
羅睺さんの頭のヘビのようなものはなんだろう?
メドゥーサについてギリシャではないほかの国の神話も見てみたい。
メドゥーサは「女性の知恵」を司るアマゾーン女人属の蛇の女神らしい。
「出産が存在する以前に生んだ、万物の母」とも。すごい女神じゃん。
あとでじっくり読もう。
メドゥーサさんもかなりわけありな雰囲気ですね。
封印と石のつながりで 日本のイワナガヒメさんとは関係あるかな。
うわ。これはもしかするかも。
封印と石のほかに鏡の話も共通している。
鏡と言われると、鏡が割れた話(鏡割りの神事)を思い出すなぁ。
イワナガヒメさんやメドゥーサは、鏡が割れた今が元気になるタイミングなのかもしれない。
ガイア的でもあるな。ふむ…
私と似たようなことを思いついている人が他にもいるようですな。
おもしろいのでもうちょっと調べてみよう。
今日はこの辺でおやすみなさい。
「凶」と書いてあるものを見かけたら
「実は吉なんじゃ」
「なにか事情があったのだな?」
と思うクセがついてしまっているよ。
2021年2月に書いたおはなしでした。
こんなことを考えて、毎日16時に過去記事を紹介しています。
読んでくれてありがとう!