『日蝕月蝕一覧表 』 ネット公開バージョン
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この冊子の使い方
この冊子は、1944年から2018年までの日蝕と月蝕の、日時、位置(星座(サイン)と度数)、ドラゴンヘッド側の蝕か テイル側の蝕かをまとめたものです。
この冊子を手にとって下さった方は、ジャン・スピラー、カレン・マッコイ 著『スピリチュアル占星術』の詳しい読み解きを読める環境にあるだろうと考えることにして、ここではごく簡単な使い方を説明します。
自分の生年月日から遡って、生まれる直前にあった日蝕や月蝕が、自分の該当する日蝕・月蝕です。
日蝕があった位置は「こういうことで周りの人を喜ばせる」ということを教えてくれます。
いろいろな言い方ができますが、これは「他者に果たす役割」「使命」と呼ぶこともできます。
月蝕があった位置は「こういう経験が自分にとって深い喜びになる」ということを教えてくれます。
これは「魂が望んだ学び」と呼ぶこともできます。
日蝕や月蝕が起こった位置の解釈にはいろいろな考え方があります。
・その蝕が起こった星座(サイン)の性質から考えていく (参考資料の例『スピリチュアル占星術』)
例) 2012年11月20日10:00生まれの場合
→ 表を見ると、該当する日蝕は蠍座21度、月蝕は射手座14度です。
→ 蠍座的なことがその人の「使命のテーマ」「果たす役割」、
射手座的なことが「学びのテーマ」「そんな経験に深いよろこびを感じる」ということになります。
→ 蠍座的なことや射手座的なことがどんなことかは、インターネットや本などで調べられるので、考えてみてくださいね!
・その蝕が起こった度数のサビアンシンボルから考えていく (参考資料の例『サビアン辞典』)
例) 2012年11月20日10:00生まれの場合
→ 表を見ると、該当する日蝕は蠍座21度、月蝕は射手座14度です。
→ サビアンとは、1周360度あるホロスコープの1度ごとに意味があるという見方をする占い方です。
※ 幻視ができる人が1度ごとを視て、見えた景色を世界のしくみに詳しい人が解読しました。
それをもとに占うやりかたです。
サビアンで調べるときにはホロスコープの度数に「+1」した数で読みます。
蠍座21度(サビアンでは22度)のシンボルの意味するものがその人の「使命のテーマ」、
射手座14度(サビアンでは15度)のシンボルの意味するものがその人の「学びのテーマ」と考えていくことができます。
星占いの知識があれば、他にもいろいろ使い方を思いつくことができるだろうと思います。
・日蝕の二重効果、月蝕の二重効果
自分の生年月日から遡っていったときに
月蝕 → 日蝕① → 日蝕② → ご生誕!
という順番で起こっていたときには「日蝕の二重効果」があるとされます。
この場合、日蝕①と日蝕②の両方が その人にとって該当する日蝕となり、両方の位置の意味で「周りの人を喜ばせる」と読みます。
日蝕 → 月蝕① → 月蝕② → ご生誕!
という順番で起こっていたときには「月蝕の二重効果」があるとされます。
この場合、月蝕①と月蝕②の両方が その人にとっての該当する月蝕となり、両方の位置の意味の景色によろこびを得ることになるでしょう。