今期離脱したドラマ・2024年春 Part3 | 肉球でポン!

今期離脱したドラマ・2024年春 Part3

残念ながら、この春の地上波のドラマで離脱したもののが増えてしまいました。



ブルーモーメント

フジテレビ・水10ドラマ枠で放送中。

出演は、山下智久、出口夏希、水上恒司、岡部大、仁村紗和、ワタナベケイスケ、玉田志織、夏帆、平岩紙、音尾琢真、田中圭、本田翼、真矢ミキ、舘ひろし、他。


気象学を駆使して命がけで救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘ドラマです。


気象学の天才・晴原柑九朗(山下智久)が気象学を駆使して自然災害から人々の命を守るということで、お仕事ドラマとして期待して観始めました。


第一印象は、このSDMという組織がどういう組織なのかよく分からない、晴原がパソコンに向かってカチャカチャやってるけど具体的に何をやってるのかよく分からない、非常にざっくりした雰囲気ドラマって感じですね。


彼らの仕事内容がよく分からないままに雪崩による遭難事故が発生してその救助が始まるのですが、雪山でのロケといい描き方といい熱量が半端なくて、ああ〜むしろ描きたいのはこういう救助場面なのね。その一方で一刻を争うというのにSDM本部は緊張感がないという違和感と不自然さ。なんだこりゃ。


違和感といえば防災担当大臣役の舘ひろしが格好良すぎ。全然政治家に見えなくて、もはやファンタジー。


本気でSDMメンバーの奮闘を描くドラマにする気なら1話目は地味だけどSDMの仕事内容を詳しく描写するだけにして、雪崩による遭難事故は1話のラストで発生〜SDM出動っていう展開にするくらいの覚悟は欲しかったですね。晴原が気象学をどのように駆使して予測をしてるのか説明しないと、あれじゃまるで未来予測できる超能力者ですよ。


初回を観た段階では、山Pと出口夏希の掛け合いは面白いし、山Pは吹雪は予測できても正直の風は予測できなかったのねなどとツッコミを入れたり、山Pがいつ「俺、嘘がつけないんで…」って言い出すかと妄想したりするのは楽しかったのですが、やっぱり前述の違和感と不自然さがどうしても我慢できなかったので2話まで観て離脱しました。


ネットの感想などでは意外に好評のようで少々驚いたのですが、ドラマで重視するポイントは人それぞれなのでこういうこともありますね。




イップス



フジテレビ・金曜9時枠で放送中。

出演は、篠原涼子、バカリズム、渡辺大知、味方良介、足立英、勝村政信、角田晃広、矢本悠馬、染谷将太、他。


書けなくなったミステリー作家と解けなくなったエリート刑事の絶不調バディが事件を解決する倒叙形式のミステリーコメディーです。


2話まではそれなりに面白く感じたのですが、3、4話はミステリーのクオリティが下がってしまいましたね。秘書の刺殺にしろオーナーの撲殺にしろ科学捜査で自殺や事故でないことは明白になるので、森野(バカリズム)とミコ(篠原涼子)が真犯人を突き止める意義が薄れてる感じがしますね。


犯人を追い詰めていく過程も想像の範囲内で倒叙形式ミステリーの面白みもあまり出てない感じがします。


そもそも森野もミコもイップスである設定に必然性を感じないですし、2人の掛け合いも最初は面白かったけど早くもマンネリというか飽きてきたしね…。


大して面白くもないのにただ義務として観ているだけになってきたので、4話で離脱することにしました。




 




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