1月8日は僕の大好きな
ヒルビリーバップス、宮城くんの生まれた日であり、
エルヴィス・プレスリーが生まれた日です。
そして1月8日は成人の日でした。
うちの息子も無事成人の日を迎えました。
自分としても感慨深いなぁ。
それこそ、エルヴィスや宮城くんに憧れて
ロカビリーに夢中になって、SIDE-ONEを結成したのは自分が20歳の時。
そんな好きな事ばかり追い求めてきた自分が
子供を育てて20年経った事への驚きと、
ひとつやり終えたなぁ、という安堵と、、、、まだだけど。笑
とにかく息子が無事に成人を迎えられて良かったなと思ってます。
20年前はこんなに小さかった。
これ産まれた次の日の写真なんだけど、この前日、僕は出産に立ち会った。
それは以前レコーディングの時に知り合いのエンジニアの方が
絶対立ち会った方がいいよ、って言ってたからそうしてみたら、
めちゃくちゃ大変だった。笑
何が大変だったかと言うと、とにかく産まれてくるまでの時間が長かった。
出産の時って男は何もやる事が無くて、ただオロオロして、
何も役に立てる事がない、と言うこと事を
まざまざと実感させられて精神的に大変だったんだ。笑
赤ちゃんが出てくる時は後光がさすよ、って言われてて
実際、後光はさしてなかったけど、出てきた瞬間は本当に
この世のものとは思えない、なんて言ったらいいか、
『もののけ』が出てきた、というなんとも言えない光景だった。
ぬる〜っと出てきたときは、最初、体が青いんだよね。
オギャーって泣いて初めてそこから肺呼吸が始まり、肌色になる。
その生命誕生の瞬間を見ることが出来た感動と
自分の遺伝子をもった別の命がこの世に出現してきた安堵感があって
なんとも不思議な気持ちだった。
なので僕もこれから子供が生まれる人には言いたい。
絶対立ち会った方がいいって。
一言で20年と言えど、それでも、振り返ると色々大変な事もありました。
それにも負けない嬉しいことも沢山ありました。
自分もこうやって育てて貰ったんだなぁという有り難みも感じました。
親ってすげぇなぁ。親って大変なんだなぁ。そう思った20年。
それでも自分以外に守りたいものが出来たのでそういう想いが
強くなっていった20年でした。
つらい時も諦めそうになった時も、家族がいるから負けられるかって
踏ん張れた20年でした。
息子には音楽を教える事はしませんでした。
なぜなら好きな事をやれば良いと思っていたので、
息子の口から出てくる『やりたい』を優先してきました。
幼稚園の年中の頃から、友達の影響で
サッカーを『やりたい』と言い出した息子は
中学3年まで本格的なサッカー少年として成長しました。
高校生になると突然、サッカーから少し距離をとり出して
絵を描くようになりました。
その辺りからかな。
それまで音楽はpillowsかフラカンかジブリくらいしか聞かなかったんだけど、
HARISSやSIDE-ONE、ヒルビリーバップス、WEEZER、OASISを聞くようになって、
HARISS、いいねって言われたときは嬉しかったなぁ。
そして自分で描いた絵をSNSにUPし始めました。
間も無く『イロドリアル』と言う色鉛筆画のグループからスカウトが来て
そこに所属して本を出版したり、全国でグループ展覧会をするようになって
今現在も活動しながら美術の大学を目指し受験中なのです。
息子は音楽の道には行かなかったけど、
今、嬉しい事は、自分がやってきた音楽の話と、
息子が今やっている絵の話と共通する『作品作り』について、
ああでもない、こうでもない、って話をする事ができること。
それが何より嬉しいな。
気づくと僕がSIDE-ONEのメジャー時に来ていたスーツも
似合うような20歳になりました。
最近は服にも興味を持って古着とか自分で探して買ってるようです。
僕のベンシャーマンやBURROの服もいつの間にか息子のモノになってました。
まぁ、息子には今後も好きな事をやっていって欲しい。
そして、僕もまだまだ負けずに好きな事を追い求めるのです。笑
さて、その好きな事、
HARISSのライブ、今年はここから始まります！！
是非遊びにきてちょうだいな。
================================
2024/2/24(土)新宿LOFT
Rock By Nature 15 / 60
~ISHIKAWA BD NIGHT~
OPEN/START 18:00/18:30
charge:Adv/Door ￥4,000/￥4,500(D別)
LIVE : HARISS / Radio Caroline / THE REDEMPTION / 鉄人(高野哲＋照井仁)
DJ: ISHIKAWA
================================
