銀座BAR10日目





日々新しい扉を開き続けて節目を迎える。10日目の密度とは思えないほどの成長を実感し、会話にも慣れ、仕事にも慣れ、大体のことは卒なくこなせるようになったと言える。





新しいバイトの子も自分の他に2人、3人と入ってきて、指導をするようにもなっている。












そんな中、今日は悲しい出来事を聞く。それは店の経営をめぐる対立が起こっていたことだ。






このブログを書こうか迷ったが想いをつたえるべきだとし、今回記させて頂く。






ママ2人で始めたこのBARの存続に関わる重要な件である。








対立の末、1人はお店に来なくなった。2日連続で。






この対立が激化すれば実質女将さんが1人でお店を回していくことになる。






弁護士の方を店にお呼びしており、コップを拭きながら言葉を盗み聞きした。衝撃すぎる。








話は飛ぶが、今日は割とお客さんが入っており、中々に忙しかった。遅くまで長居するお客さんもいたため、初めて私はお店に残り、終電を逃す事になる。仕事を終えたのは1時過ぎ。しかし終電を逃した背徳感はなんかたまらない。











そんな事はどうでもいい。








締め作業中、女将さんから明日の予定を聞かれた。明日は朝から予定があると答えた所、ホントは飯とか行こうかと思ってたけど明日早いならいいやと言われる。







これは誤算。お世辞にも何も無いと伝えればよかったと思いつつ、「いえ、明日の予定よりも今飯行くほうが価値があります」的なニュアンスで説得し、ご飯に連れてって貰った。







普段働いてる人とはお客さんを介しての会話がメインであり、働いている仲間の本質はわからないままであった。そのため、いつか気の休まるところでお話をしたいと常々思っていた。







私はお店での注文が終わった後、1つの質問をした。



この業界で働いていたら太ったりしないんですか?と。



業務中はお酒を飲み、仕事は深夜に終わるため、その後に飯を食べる。太りそうな生活だなぁと疑問に思っていたからだ。





しかし女将さんは全く太らないよという。普段お金のことばかり考えていてストレスで痩せたりするから相殺されて太らないと言っていた。



この業界は本当にストレスが溜まるのだろう。このような食生活でも太らないくらいのストレスを抱えているとは思いもしなかった。






ただ、思い返せば今現在、経営について対立をしている。これもストレスの一種だ。また、最近は新人が入るようになり、失敗も重ねているスタッフを指導するのにも神経を使うのだろう。







30分ほどたわいもない会話をしたのちに本題に入る。ここでいう本題とは経営での対立についての重い話。




これがメインであろう。




触らぬ神には祟りなしの上、あまり触れないようにしていたが、相手から切り出した。








もしかしたら明日から私1人で回さないといけなくなるかもしれない。辛い事もあるけど一緒に頑張っていこう。と




銀座BAR9日目




今日のゲストはお目が高い。

テレビ局関係だ。アナウンサーやディレクターさんらの団体客。




出前、ドリンクなどは全て自分で運び、緊迫した中で業務をこなす。




初めにシャンパンが入る。、、










手が震えている。注ぎたてであると片手で持つのは少し重い。なにせ私は文化系の出身。ヒョロヒョロな腕では太刀打ちするのは難しい。片手を添えながらというかっこ悪いスタート。笑












...筋トレしないと(使命感)





ところで普段ゆっくりお客さんと話すだけで楽だったが、今回は居酒屋店員のような感じでキビキビ動いている感じだ。




出前が来た時にお金を払い、受け取り、ラップを外してお客さんへ届ける。一貫して業務を遂行出来るまでになった。




ただ、今日は初めてのバイトの子が来ていた。初めの方はバタバタしており、なかなか教える暇がない。それに自分は教えながら自分の仕事をする余裕もまだない。落ち着くまでは洗い物をして貰った。




さて少し落ち着く。そこでグラスの洗い方や拭き方、飲み物の作り方を教える。





紹介し忘れていたのだが、この新しいバイトの子は松岡茉優似の美人さん。そういえばここ美人しかいねぇ。。。




にしても教える難しい...




教えている傍、先輩社員さんがニコニコこちらを見ているような気がして恥ずかしくなり、少し不器用な教え方になってしまったが、人に説明できるようになると自分の中でも整理が出来る。教える事も学びの1つなのだ。




団体客が店を出たあと、2人のお客さんが来店。2人とも会社経営者だそうだ。



そこではお酒の話をして盛り上がった。そこでウイスキーの闇についての話を聞く。ウイスキーはスウェーデンが発祥である。ワインはどこでも作れるがウイスキーは作られる場所が限られているそう。特に日本のウイスキーはスウェーデンに比べて飲みやすいように水でかなり薄めて作られているそうで、原価が物凄く安いという。つまり日本のウイスキーは高い割に質が本場に比べて悪いということだ。



なのでそのお客さんはウイスキーを飲む際は水割りは有り得ないと豪語。



ロックでも勿体ないくらいらしい。



ウイスキーの通ともなるとこの違和感を知っている人は多いという。そのため、銀座では海外のウイスキー飲みを出すという店は意外にも多いらしい。



今日の名言はウイスキーの話。



日本のウイスキーは漢字で書かれているのが多い。竹鶴など。

それは中国人にウケるというのが前提のマーケティングらしい。




しかしこれを若いうちから知っていると相当嫌な奴に見られそうだ。笑





これは知識としては参考にし、今後海外のウイスキーと日本のウイスキーを飲み比べできるくらいにしてみようと思う。


銀座BAR8日目




今日は3時間の出勤。新しい常連の方がいらっしゃった。某大手企業のお偉いさんらしい。

そんなお客さんから早速だが名言が飛び出す。




「銀座はまやかしの街だ」




ということだ。まやかしとは、誤魔化すこと。いかさま。インチキ。ニセモノ。などの意味合いを持つ。



今こうしてお酒を飲んでいて2万円も請求される。家で飲もうと思ったら1000円以内で収まるよ。と。




また、会社員や経営者の溜まった鬱憤やエゴ、闇の話などの掃き溜めとなっている街だという。

10年来、銀座を渡り歩くその男の言葉には経験が混ざった重みのある言葉としてスッと心の中に入ってくる。




本当に凄い人は銀座で遊んだりしない。何か中途半端で自分を認めて欲しい。自分という人間は凄いというエゴが銀座の街で遊ぶ大人たちの承認欲求となっているようだ。




諸説はあるが万人に当てはまるものではない。色々な人がいるそう。表で活動していてキラキラしている方でも、裏の顔は凄まじかったりするという。そういった混みいる話をしているうちに時間が過ぎていった。






君はまだ知らなくて良い世界だよ。と告げられた。





正直知らなくても幸せなら知る必要はない。ただ、知らない世界があるというのが怖い。興味を持つのは自然だろう。片足だけ突っ込まれたら全部聴きたくなるような経験はみんな持っているだろう。


その感覚が自分の中によぎった。





私はまだ1%も知らない。偏見で敵を作るかもしれないが、もし私が女だったらもっとスピード感を持ってこの世界を知れるのかも知れない。

色んな含みがあるがここは想像に任せて頂く。





整形しようとまでは思わないが。。





そんなタラレバ語っていても意味ないことは知っている。だからこそ男である自分しか見えない世界をこれからも見ていこうと思った。そしてその全貌をこのブログに文字として残したい。