ドラマは山ほどありました。事前に回った全窯元は54カ所です。今回の出演はそのうちの23窯元ですからまだ半分以下です。そう!!小石原にはまだ今回の倍以上の窯元が住んでおられます。凄いでしょ?23窯元でもあれだけ豊かな個性とバラエティ溢れる陶器が登場したのです。これがもし54の窯元全部が揃ったら??飛んでもなく面白い状況になります、明らかに。

 54窯元のドラマは今のところわたしの身体にはしっかり刻み込まれていますがこのドラマの統合で一体何が見えるのか?が次の春の民陶むら祭のテーマと感じます。まもなくとうほうTV2周年ですがちょっとだけ「さわり」を表現したいと考えています。小石原に大叙事詩が描かれる予感がします。


 民陶むら祭5時間全国中継の録画放送が今日午後8時20分から開始します。実はついさきほどの午後7時30分に完成したばかりです。それが1時間もかからぬうちに放送になります。民放ではとても考えられない機動力です。

 中継放送自体も当日までほとんど打ち合わせがないのに各中継点から見事に楽しくわかりやすい中継が入りました。全国からもです。この仕組みはとても凄いことです。やってる皆さんは最初からこうなので全く意に介さないという状態ですが客観的に見ればとんでもない放送スタイルがとうほうTVで生まれています。

 さてそろそろ8時20分、ちゃんと放送がはじまるでしょうか?役場の杉野さんよろしくお願いしますよ。


民陶むら祭の事前PRがはじまった途中あたりから(と、いうわたしの記憶ですが)熊本のテレビ局時代に技術スタッフとして支えてくれていた印南さんがFacebookの「いいね!」ボタンを押しはじめてくれていました。そしてだんだんわかってきたことは印南さんはその後も大阪の放送業界で活躍していますがどうも里山での暮らしに関わっている様なのです。

 今回の民陶むら祭5時間中継も見てくれたようで次々とコメントをくれます。ここ(印南さんとのやりとりページへリンク)の場で語り合っているのは実はわたしがテレビ局時代からずっと考えずっと今日まで実践してきたテレビの使い方です。地域活動や社会活動。IT関連から放送業界の方にもきっとお役に立つ会話が続きます。角度を変えて住民ディレクターNewsからFacebookの語り場へのお誘いです。

岸本のFacebookはこちら(topページ)


 昨日の民陶むら祭5時間中継は朝10:00からお昼まで地元中原地区のばあちゃんたちが来てくれてやりやすかったですね。やっぱりばあちゃんたちの暮らしは小石原焼を必要としているとあらためて感じました。

 これまで窯元と話していると地元東峰村の人が眼中になかったんです。みなさん博多や東京を向いていて。でも地元東峰村の人が実際に暮らしの中で使っていて口コミで村に来る人や村外に出ている家族や親戚に窯元情報を発信することの強さってとても大きいと感じます。実際大倉ちりかさんは小石原生まれで宝珠山地区(旧宝珠山村)に嫁いで来て、いっぱい小石原焼を使っていて友達がゲートボールのあとに寄り集まってくれば小石原焼の湯呑みでお茶を出しいます。

 だから昨日一緒に出演してくれた友達は一様に声を揃えて小石原焼の魅力を語っていました。「隗よりはじめよ」」とはいえ地元だけではなく熊本の澤さん、杉並の高橋さんや千葉の星さん、狩佐須さんなどあの台所の小石原焼オンパレードは知り合いからしっかりと使ってもらう必要性を示したとおもいます。明日まで民陶むら祭で忙しいでしょうが明後日は窯元のみなさんにもゆっくりと見てもらいたい中継番組でした。


 今回の5時間中継は誰もが驚愕する程の低予算です。こればかりは岸本塾でも明かせません^^。

 で、いつも見えない所で支えてくれている方々がいっぱいいらっしゃいます。この写真の野菜は昨日窯元の取材に歩いている所々でいただいたものです。写真以外にも野菜やちょっとした手づくりの加工食品もあります。夜中の差し入れまでも!!夜の7時頃明日の出演交渉にうかがった一人暮らしの「ちりかばあちゃん」は芋の茎を煮たものをいっぱいくれました。

 低予算でもこういう支えが山ほどあります。気持ちの支えが本当のビジネスを創る上で最大の強みです。結果的に少しずつお金になっていってひとつの仕事ができていきます。昔の窯元が リヤカー引いて温泉街に売り歩いていた苦労話もそのまま我が身に照らせば起業という意味がよくわかります。わたしはいっぱい起業してきましたが今、大好きな東峰村で起業中です。


 住民ディレクターNewsやわたしのFacebookをチラチラ見ていただいている地域活動、社会活動関係のみなさんへ。

 その中にはテレビやネット、デザイン、コンサル、IT関係の方も色々とおられるとおもいます。コンテンツ制作事業者さんも入ってますよ。さて、このブログはその皆さん方へ岸本塾の無料?!公開です。昨日は朝から深夜、未明、朝までの取材、編集プロセスをお伝えしてきました。昨日の夜からはばたりと見えなくなりました。そこなんですが実は編集はまだ12軒分残っています。

 一般的には4分をあと12本制作が必要ですからまあ一日では出来ませんねえ一人では。さらにまだ今からそのうちの1軒は取材に出るんですから。さてそういう中で昨夜から未明に何をやっているか?構成です。番組構成がギリギリのところです。やっと全体の動きが見えて本当のいい流れを創り出す作業なんです。

 この時は深い深い創造の世界に入り込まないと出来ない作業です。静かだったのはそういうわけです。流石に徹夜の様な状態が続いてましたからウトウトやちょっと横になったりして身体も次に向けて休ませながら構成を練るんです。今日も一日動き回って明日いよいよ本番ですからね。「無料!?岸本塾」の1でした。

@詳しくは八百万人の事務局長がここにリンクを貼ってくれるとおもいます。八百万人を検索していただければ・・・。いつもこういうことをやってるんですよ。


 ギリギリになってますがまだ最終確認は明日という状況です。が、今日までの感触では最終的には今回民陶むら祭5時間中継では23窯元が参加されて恐らく全窯元から出していただけるとおもいます。窯元もまたとうほうTVも6日の開催に向けて毎日急ピッチで準備中です。明日には全部揃う予定です。春の民陶むら祭では9の窯元からプレゼントでしたが一気に2.5倍増えました。個性的な窯元が揃いました。窯元の紹介を楽しみながらプレゼントもついてくる民陶むら祭の5時間中継は掛け値無しに面白いですよ。

民陶むら祭5時間中継の詳細はこちらへ 

@写真は参加窯元のひとつ秀山窯提供のプレゼントの陶器。


 この削れた穴が醤油をすんなりと出してくれます、所謂あとびきしないので醤油の口もいつまでも綺麗です。市販の醤油差しではこれがなかなかいいのがなかったのでちょうど良かったです。斐山窯さんの工夫です。窯元は結構ご高齢ですが細やかなことによく気づかれて成る程という焼き物が多いです。


 民陶むら祭の中継番組用窯元の編集中です。やっと8軒目ですがまだ16軒残ってます。しかも朝から残る未取材窯元の8軒を夕方までに回ります。なかなかハードですが愉しみも何倍にも膨れるのでやめられない醍醐味あり。


 今日、ある窯元の奥さんから質問がありました。「当日は忙しいのでお手伝いできませんが参加するって無理ですねえ、どうしましょ?」「いやいや、もうすでに参加してもらってるんです、だから参加を押してもらえばいいんです」「ああそれでよかったんですか?」窯元の奥さんは放送の手伝いをしなければ申し訳ないと考えておられました、この感覚いいでしょ?わたしが回って感じる所は全部当日の放送で語りたいとおもいますが・・・。

 用の美は器に出るのですがその器をつくられている窯元、奥様、家族のみなさんの気持ちが用の美を形づくってます。今回歩いてたくさんのやさしい気持ちに会えてこれを伝えないといけないと強く感じています。

ちなみにこれってFacebookの話でした。わたしのFacebookはこちらです。

@皿山のコスモスは満開です。