「卑怯」を武器にする人達 | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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作家の藤原正彦さんは『国家の品格』で、父である新田次郎氏にいつも「弱い者いじめの現場を見たら、自分の身を挺してでも、弱いものを助けろ」と言われたと書いている。
そして、こう続ける。

 父は、「弱いものを救う時には力を用いても良い」とはっきり言いました。ただし、五つの禁じ手がある。一つ、大きい者が小さい者をぶん殴っちゃいかん。二つ、大勢で一人をやっつけちゃいかん。三つ、男が女をぶん殴っちゃいかん。四つ、武器を手にしてはいかん。五つ、相手が泣いたり謝ったりしたら、すぐにやめなくてはいかん。「この五つは絶対に守れ」と言われました。
 しかも、父の教えが非常に良かったと思うのは、「それには何の理由もない」と認めていたことです。「卑怯だから」でおしまいです。

(国家の品格 P127)

氏はさらに、かつての日本では卑怯が道徳の中枢にあり、「卑怯者」の烙印は「生きる価値がない」の意だったという。戦後はそういう感覚が希薄になったことを憂えておられるのだが、少なくとも卑怯を憎む気持ちだけは日本人の誰もが持っていると思いたい。

しかし、反天皇、反日な人たちにとって、「卑怯者」との誹りは痛くもかゆくもないようだ。
例えば、5日の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)だ。

皇位継承問題特集として竹田恒泰氏をゲストで呼んだのはいいが、4人のコメンテーターを含め周りは女系天皇推進(本音は反天皇)派で固めた完全なアウェー状態となった。
一人ではかなわないから、大勢で一人をやっつけようという卑怯千万な作戦なのだ。

しかも、話を女性差別にすり替えるなど論点を本質からどんどんずらしてくる
竹田さんはそれでも的確に反論したが、何となく女性天皇がよさそうに思っているような人の目にはどう映ったのだろう。

普通は論破されたら「うっ」となるものだが、相手は自分の主張に矛盾があることを知ったうえでとぼけているから平気だ。

卑怯なふるまいを恥ずかしいと思わないことが、彼らの武器にすらなっているのである。

それにしても、ものすごいアウェーだと分かっていながら出演した竹田さんは勇気がある。
卑怯な連中に一人で立ち向かう姿を藤原さんのお父さんも褒めてくれるのではないか。

また、国民民主党の森ゆうこ議員が国会で免責特権を悪用して民間人である原英史氏を誹謗中傷したのも実に卑怯なふるまいだった。しかも、ツイッターで厳しい反論を次々発表する原氏に対し国会参考人招致を要求するなど圧力をかけてきた

さらに、原氏が対抗手段として署名活動を始めたことに対し、同僚の柚木道義議員は国会でそれを弾圧するような質疑を行っている。議員という強者が民間人を、免責特権という武器を手に、大勢でよってたかってぶん殴ろうというのである。

しかし、ツイッターでのやり取りからもどちらに理があるかは明らかだ。
だから森裕子氏は沈黙したのだろうが、柚木氏は原氏からの反論(質問)に答えないことを一般のツイッタラ―から「卑怯者」と指摘されて、つい次のようにツイートしてしまった。


https://twitter.com/yunoki_m/status/1191303695973015552?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1191303695973015552&ref_url=https%3A%2F%2Fanonymous-post.mobi%2Farchives%2F15181

「卑怯者」に反応したのは多少恥の概念を持っているからだろうが、正々堂々と原氏に直接言うのではなく、フォロワーの少ない一般人に「原さんにお伝えください」と返事するところがやはり卑怯だ。本気なら原氏に直接コメントすればいいのだ。

そして、そのツイートを見た原さんは次のように返事をした。


https://twitter.com/haraeiji2/status/1191507448483368961

さらに、この原氏のツイートに高橋洋一さんも次のように応じてきた。


https://twitter.com/YoichiTakahashi/status/1191678328534528000

ところが、これ以降は柚木氏も森氏もこれらのツイートに対して沈黙を守ったままだ。
原氏に「逃げ回らずに堂々と国会で真相究明の議論を」と言った本人が逃げ回っているのである。こういうのを「卑怯千万」という

ネットでの議論でかなわないから国会議員の特権や権力を使って恫喝し黙らせようとし、それでも勇気を持って立ち向かってくる相手からは逃げ回る。
相手の卑怯千万な恫喝や圧力を跳ね返す勇気を見せる原氏とは対照的だ。

旧民主党の無責任で姑息で卑怯な体質は昔からだが、政権を離れて時間がたつほどさらにひどくなっている。政策を議論できる議員も多少はいたが、彼らの出番が無くなり、テレビ向けのパフォーマンスが上手い柚木的な人物が質問に立つようになている。

とはいえ、いつまでも同じ手法ではマスコミも視聴者も質問を受ける政府側も慣れてしまう。
いよいよネタ切れが深刻になってきた結果が民間人にまで手を出す卑怯な姿なのだろう。
もはや、「卑怯」は彼らの武器になっている。

(以上)
 

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