猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじのブログです。


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河野防衛相はアメリカで行った講演で、国賓として来日する習近平主席に注文を付ける発言をしている。

日本訪問で歓迎して欲しければ尖閣諸島の周りをうろちょろするな(超意訳)と言ってのけたのだ。

河野防衛相「習主席の訪日 歓迎には中国側が改善に努力を」
NHK 2020年1月15日 8時35分

河野防衛大臣はアメリカで行った講演で、海洋進出を強める中国の動きをけん制したうえで、ことし春の習近平国家主席の日本訪問を歓迎するためには中国側が姿勢を改善する必要があると指摘しました。

アメリカのワシントンにあるシンクタンクCSIS=戦略国際問題研究所で行った英語での講演で、河野防衛大臣は中国当局の船が月3回程度、沖縄県の尖閣諸島周辺の領海に侵入し、接続水域は毎日航行していると指摘しました。

そして、「東シナ海、特に尖閣諸島周辺で、『力』を背景とした一方的な現状変更の試みが、間断なく続いている。日本はこうした挑戦的な活動を見過ごすことはできない」と述べました。

そのうえで、河野大臣は「自由や民主主義といった国際的なルールをないがしろにするならば、国際社会と連携して相応のコストを支払ってもらう状況を作る必要がある」と述べ、中国側の姿勢をけん制しました。

また、河野大臣は「ことし春の習近平国家主席の国賓としての日本訪問を心から歓迎するためには、中国側が状況の改善にむけて、もっと努力すべきだ」と述べ、中国側に対応を促しました。

一方、河野大臣は講演で「前回は外務大臣として訪れ、今回は防衛大臣として戻ってきた。来年は総理大臣としてかもしれない」と述べ、「ポスト安倍」に改めて意欲を示しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200115/k10012245941000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_014

河野大臣は10月にもBSプライムニュースで「毎日のように接続水域に海警が入ってくる。ハイレベルの経済対話をやった数日後に領海侵入。一体どういうメッセージなのか」などと述べて話題になっている。

ただ、日本のBSテレビで発言するのに比べ、米国のシンクタンクの講演に集まったメンバーに英語で話しかけるほうが米国や国際世論への影響力はずっと大きいだろう。
それに、中国側の具体的な対応を要求する今回の発言のほうがメッセージとしても強い

プライムニュースの時は反町キャスターに「中国がいまも領海侵犯を繰り返しているのに、習近平首席を国賓として招くことをどう思うか」と聞かれて答えたものだが、多少歯切れの悪さが感じられた。

しかし、今回はもっと明快に語っているようだ。

現職の防衛相がこのような場で発言しているのだから、これは習近平政権に対する強い圧力になる。

習首席の来日日程がまだ決まっていないのは上記のような点についてもめているからで、一連の河野氏の発言には交渉を後押しする意図が感ぜられる。

この、発言に対して髭の隊長こと佐藤正久も賛同のツイートをしている。


https://twitter.com/SatoMasahisa/status/1217375083208953856

佐藤氏は前外務副大臣という立場とは思えないほど、この件についてはっきりと意見を述べてきた。

【日本の議論】習主席「国賓」来日の是非 「4つのトゲ抜くのが先」「目的と格に見合う待遇を」
産経 2020.1.12

https://www.sankei.com/premium/news/200112/prm2001120009-n1.html

佐藤氏が言う「4つのトゲ」とは次の4項目だ。

①尖閣諸島中国船侵入
②日本人拘束
③輸入規制
④人権問題


この中で中国側が一番対応しやすいのは③の輸入規制で、すでにある程度まで話が付いている可能性は高い。

また、④は極めて由々しい問題ではあるが、習近平政権としては絶対に譲れない問題だ。わが国の国益という点でも最優先ではない

だが、あまりにも露骨だった北大教授については昨年11月に開放されている。
ただ、いまも拘束されたり刑が確定している日本人が無実であることを証明する手段がわが国にはなく、彼らの拘束理由や判決理由は明らかにせよと迫るぐらいしか攻め手がない

だから、「国際ルールの枠組みを守れ」という観点から、両国の間で何らかの取り決めを検討しているのではないか。②と③に関しては習近平首席来日時に何らかの発表するために妥協点を探っている段階だと想像する。

一方、我が国として絶対に譲れないのが①尖閣諸島中国船侵入だ。
しかし、尖閣を「核心的利益」とする中国側が姿勢を変えようとしないのだろう。
だから、河野防衛相は講演でこの件を特に取り上げたのではないか。

安倍総理は中国の海洋軍事進出に懸念と反対を表明しているが、それと国賓としての招請を直接結び付ける発言はしていない。そのかわりに、河野防衛相は繰り返し注文をつけて髭の隊長が「4つのトゲ」を取り上げてより厳しい意見を発表しているのだと考える。

ただ、河野氏の「国賓としての日本訪問を心から歓迎するためには」との言葉は習首席が国賓として来日することを前提としている感じだ。現職の閣僚としてはこれが限界なのだろう。
だから、佐藤氏や「日本の尊厳と国益を護る会」の、より強い発信には意味がある。

ところで、習首席を国賓とすることに強く反対している佐藤氏や青山繁晴議員らを中心とする自民党の「日本の尊厳と国益を護る会」よりさらに激しく反対しているのが、門田隆将、石平、有本香、百田尚樹といった保守言論人のグループだ。





みんな揃って安倍政権への支持を再考するとまで言って反対している。
残りの任期が2年を切った安倍政権を見限ってポスト安倍を模索し始めたのだろうか。
あるいは、河野氏や佐藤氏とは違う立場から、中国との交渉を後押ししようとしているのか。

その真意はともかく、彼らのような影響力のある言論人が反対し、それに賛同する人が大勢いることが結果的に中国側へのメッセージにはなる。

交渉を担当する外務省の後ろに防衛相がおり、さらに大勢の自民党議員が後押しをする。
そして、その後ろにさらに厳しい世論があるという形になるからだ。
世論が4つのトゲに強い関心を持つことが習政権への圧力になるのである。

(以上)
 

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わが国が中東に自衛隊を派遣することについて、昨年12月に来日したイランのロウハニ大統領から理解を得ていることは前エントリでもふれた。ロウハニ師は安倍総理に「自らのイニシアチブにより、航行の安全確保に貢献する日本の意図を理解し、透明性を持ってイランに説明していることを評価する」と述べたのだ。

米国もすでに日本が有志連合に参加せず独自に自衛隊を派遣することに理解と支持を表明している。

そのうえで今回、中東3国(サウジアラビア、UAE、オマーン)から完全な理解と支持を得たことは極めて大きな外交成果といえる。

これで、イランと敵対するサウジも含め、ペルシャ湾、ホルムズ海峡、オマーン湾に面する各国の理解を得たことになるからだ。これは、安倍政権が頻繁な首脳や閣僚クラスの会談を重ね、国同士の政治、経済、文化交流を深めてきたからこその結果だ。

私は中東に興味が薄かったから、安倍総理が政権に復帰して間もない平成25年ころから中東各国を訪問し、河野氏も外相就任以降頻繁に交流する意味がよく分からなかった。

しかし、そのように築き上げてきた信頼関係がここで活きてきたのである。

ところが、このすばらしい成果に、こんな風にケチをつける国会議員もいる。



いまの野党の有様を象徴するようなツイートだ。
安倍総理がイランの理解をすでに得ていることや、同国と米国やサウジとの仲裁に尽力していることも知らないとしたら、無責任で無能なのはどっちだろう。

特定野党はこぞって自衛隊派遣に反対した。そして、安倍総理が中東3カ国を訪問すると発表するとそれにも反対した。その後イラン情勢が緊迫すると訪問を中止するとのフェイクニュースを根拠に卑怯だと批判し、行って成果を挙げても上記のようにケチをつける。

もう、つける薬がない感じだが、成果にケチをつけるのは特定マスコミも同様だ。
今回の最大の狙いである『自衛隊派遣について関係国の理解と支持を得る』を達成しているのに、勝手にハードルを上げておいて「具体的な成果が見えない」とケチをつけている

安倍首相「橋渡し」の成果見えず イラン情勢、解けぬ緊張
時事 2020年01月15日07時19分

 【マスカット時事】安倍晋三首相は14日、中東歴訪の主要日程を終えた。自衛隊の中東派遣に理解を求めるとともに、対立する米国とイランの緊張緩和を目指す「仲介外交」を展開。各国との連携を確認したが、具体的な成果につながるかは不透明だ。


(中略)

 日本はイランと伝統的な友好関係にあり、昨年は両首脳の相互往来が実現した。今回の中東歴訪には「イランとのバランスを取るため、サウジやUAEにも気を使っているとのメッセージを発信する」(政府関係者)との狙いもあった。
 ただ、中東情勢は利害が複雑に絡み合い、首相による「橋渡し」の努力が実を結ぶかは見通せない政府内には「リスクを取るほどの外交価値は見いだせなかった」(首相官邸筋)との厳しい見方もある。
 米国の出方も読み切れない。閣僚経験者の一人は「トランプ大統領にもきちんと言わないと駄目だ」とクギを刺した


(以下略)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020011401219&g=pol

「トランプ大統領にもきちんと言わないと駄目だ」と言った閣僚経験者は、安倍総理がトランプ大統領と相談せずに動いていると本気で考えているのだろうか

記事は落ちこぼれ元閣僚の根拠のない批判を取り上げてケチをつけているのである。

もちろん、わが国が仲立ちをすることで緊張緩和につながることも期待したいが、それは今回の歴訪の主目的ではない。今回、関係国がこぞって緊張緩和への意思を示したことは、そういう意味でもいい影響を与えたはずだが、それは派生的な成果なのだ。

記事も書いているように、中東情勢は複雑でいつ何が起こるかは当事者にも予測がつかない部分がある。

わが政府がそこまでコントロールできるはずがないし、安倍総理も茂木外相も「仲介外交をする」などとは言っていない。
記事はそこまで勝手にハードルを上げて、まるで今回の歴訪の成果が乏しいかのように印象操作しているのである。

しかし、今回の歴訪の最大の目的は「緊張が続いている状態でも日本に原油がしっかりと入ってくるように準備すること」だ。
そして、その目的を見事に果たしたのである。

そんな安倍総理を、トランプ大統領をはじめとする当事国の首脳は信頼し、時には頼っている。

総理が表面に出るかどうかは別にして、これからもさまざまな場面で大きな役割を果たすことになりそうだ。

(以上)
 

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中東3国を歴訪中の安倍総理は、中東への自衛隊派遣についてサウジアラビアの国政を担っているムハンマド皇太子から全面的な支持を取りつけた。
これまで築き上げてきた信頼関係が生きたのである。

自衛隊派遣「完全支持」 サウジ皇太子、安倍首相に表明―中東安定へ連携
時事 2020年01月13日08時38分

 【ウラー(サウジアラビア)時事】安倍晋三首相は12日夜(日本時間13日未明)、サウジアラビア北西部ウラーでムハンマド皇太子と会談した。首相は中東地域で日本関係船舶の安全を確保するため海上自衛隊を派遣することを説明し、理解と協力を要請。皇太子は「日本の取り組みを完全に支持する」と表明し、両国が中東の安定や航行の安全に関して連携して当たる方針で一致した。




 会談は通訳のみを交えたものを含め、約1時間にわたった。皇太子は高齢のサルマン国王に代わり国政を取り仕切っている。
 軍事行動の応酬にまで拡大した米国とイランの対立を踏まえ、首相は「イランを含む中東での軍事衝突は地域のみならず世界の平和と安定に大きな影響を及ぼす」と指摘。「事態のさらなるエスカレーションは何としても避ける必要がある。日本は引き続き緊張緩和、情勢の安定化に向け最大限の外交努力を粘り強く行う」と伝えた
 これに対し、皇太子は「首相の見方に完全に同意する。当事国間の対話が必要不可欠で、サウジもさらに取り組みを強める」と応じた。両氏は「中東の安定と緊張緩和に向けて関係国が力を結集すべきだ」との認識でも一致した。サウジはイランとはペルシャ湾の対岸に位置し、米主導の有志連合にも加わる

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020011300137&g=pol

サウジアラビア米国と同盟関係にあり、日本は原油輸入の約40%を依存している。
その国の政治を取り仕切っているムハンマド皇太子が「完全に同意する」と世界に向かって表明したのである。

これは大きな外交成果だ。

なにより、上記の写真の両首脳のこぼれるような笑顔が、両国の良好な関係を物語っている
そして、この後、安倍総理はサウジの隣国であるUAE(アラブ首長国連邦)とオマーンを歴訪し理解と協力を求めることになっている。

ここで、これらの国々の位置関係、我が国との関係、自衛隊の活動範囲などを確認しておきたい。


出典:http://www.zenshin.org/zh/f-kiji/2019/12/f30950101.html(バーレーンとサルマンの国名がなかったのでブログ主が追記)

(我が国との関係等)
アラブ首長国連邦米、仏、英と防衛協定を締結しており、日本は輸入原油の25%を依存

オマーン:全方位外交を展開しており、イランとも友好関係。日本は海上自衛隊の補給地として検討・調整中

上記の地図を見れば中東各国の位置関係すらあやしい私でも今回の中東3国訪問の重要さがよく分かる。

そして、問題のイランについても、安倍総理は昨年12月に来日したロウハニ大統領と会談し、中東への自衛隊派遣について説明し理解を得ている

イラン大統領、自衛隊派遣に理解示す 安倍首相、核合意停止に懸念
時事 2019年12月20日22時53分

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019122000781&g=pol

さらに、昨年10月には即位の礼で来日したバーレーン王国サルマン皇太子と中東情勢についても緊密に連携することを確認している。そういう関係があるから、バーレーンの米海軍司令部に自衛隊連絡員を派遣することが可能なのだ。

また、カタールともいい関係を築いており、例のフリージャーナリスト安田純平氏の開放時に協力を得たことは記憶に新しい。さらにUAEとオマーンの理解と協力を得れば、ペルシャ湾、ホルムズ海峡、オマーン湾に面する各国の理解と協力を得られることになる。

安倍総理は就任以来何度もこれらの各国と首脳会談を行ってきたし、外務大臣レベルの交流も活発に行ってきた。
中東情勢に詳しい河野氏に外相と防衛相を歴任させてもいる。

このように様々な事態を想定して準備してきたから、開戦の緊張が異常に高まっていた米国とイランの仲立ちができるし、海上自衛隊の派遣などでこの海域の安全確保に貢献出来るのである。

いま、世界の首脳で最も平和に貢献しているのは安倍総理だ。

(以上)

 

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