週刊文春に次のような写真が掲載されたが、これが安倍総理を貶めるための印象操作であることはすぐにネットであばかれた。
実際の現場の雰囲気がどんなだったかは、内閣府の動画の該当部分をコンパクトにまとめた次の動画でよくわかる。れっさー君＠代理 さんのＧＪだ。
ツイッターの動画を貼りつける方法が分からないので、とりあえずツイートへのリンクを貼っておく。
女の子は緊張のあまり泣いてしまったが、この場の雰囲気を作っているのは文春の写真を撮った人物も含むその場にいた全員だ。この動画や写真のこちら側には大勢のマスコミや関係者がいるわけで、安倍総理はその緊張をほぐそうとしている。
むしろ、いい場面なのに文春は一部を切り取って悪意の報道に使った。
それにしても、このように比較すると切り取り報道の威力がよくわかる。しかし、いくらネタに困っても、こんなことばかりしていたら読者に見透かされるだろう。
実際、最近の月刊Ｈａｎａｄａ、ＷＩＬＬ，正論など保守系の雑誌は販売も絶好調だが、週刊文春、新潮はあまり売れていない。特にＨａｎａｄａは店頭に積み上げている冊数が大きく増え、それもあっという間に減っていく。
一方の週刊文春と新潮は冊数が少なくなっているし減り方も鈍い。大手メディアと同じようにアンチ安倍路線で売ろうとするから、ワイドショーと競合してしまうのだ。
すると、独自性を出そうとして今回のようなねつ造に近い切り取り報道に走ることになる。
これは典型的な『切り取り報道』だが、先日の関西生コンへの強制捜査をマスコミ全社がものの見事に無視したのは『報道しない自由の行使』だろう。
ネットでは下記の動画が拡散中だ。
大阪府警と奈良県警機動隊が合同で、大阪市西区にある関西生コン支部に家宅捜索に入ったことは間違いなく、大阪府警は記者クラブに発表までしている。ところが、ネットで検索した限りでは、記者クラブに参加しているような大手メディアはどこも報道していない。
『関西生コン 強制捜査』でググるとネットのまとめサイトや動画は出てくるが、『ニュース』で絞り込むと該当する記事は一つもないのである。ここまで、徹底していると、なんだか怖くなる。いったい、マスコミは何に忖度しているのだろう。
一方、政界で森友学園の問題に絡んで関西生コンと辻元清美との関係や野田中央公園の実態などを積極的に発信している一人が足立康史議員だ。
その足立氏が１０日の橋下徹氏のツイートに反応している。
橋下氏のツイートは主語がはっきりしないが、足立氏も「スーパースペシャル契約」という、なんだかよくわからない表現を使って返事をしている。
そして、１４日に松井代表が「さっさとこの問題を終わらせるべき」とツイートすると、足立氏は財務省は安倍総理の答弁や明恵夫人への忖度があったことを認めよと言い出した。
橋下氏や松井氏に忖度したのだろうか。
３人とも財務省が安倍総理や夫人に忖度したとし、足立氏などは安倍総理は「スーパースペシャル忖度」があったことを認めよまで言っている。
しかし、財務省がにっくき安倍総理に忖度するはずがない。
マスコミは明恵夫人や政治家の名前の部分を切り取って印象操作に使っているが、実際には「これまでの経緯」に関する部分が多い。つまり、いちばん削ったり書き換えたのは籠池理事長らとの交渉の経過であって、安倍総理や夫人にとってあってもなくても意味のない部分だ。
（参考）
「森友」文書 書き換え 財務省の調査結果 全文書掲載｜NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/special/moritomo_kakikae/
つまり、財務省が隠したかったのは安倍総理夫妻や政治家の関与ではなく関西生コンのような極左勢力との交渉過程だ。足立議員は『スーパースペシャル忖度』を連発して財務省が安倍総理に忖度したと言っているが、財務省が忖度したのはそちらではないだろう。
財務省は交渉経過が明らかになることで野田中央公園など過去の経過まで詮索されると考えた。それで困るのは財務省だけではなく、いわくつきの土地を格安で手に入れた側も同様だ。
彼らが忖度した相手は闇の世界と自分たち自身だった。
それにしても、『関西生コン 強制捜査』に全マスコミが沈黙したことには驚いた。
テレビや新聞はもちろん、週刊誌やネットを通しても見えない深く暗い闇の世界がチラッと顔を覗かせたような感じがしたのだ。
ひょっとしたらこれは効いたかもしれない。
これで松井氏が言うように佐川氏の証人喚問が実現し、国会審議が始まることになるのだろうか。
（以上）
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