2023勇者の祭典@岐阜市 | New 天の邪鬼日記

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小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。





「勇者」(Brave)とは、障がいや病気、大きな試練を乗り越えてきた人を指します。

あなたがくぐってきた試練は「不幸」でなく「誇り」なのです。
あなたは「犠牲者」でなく、「勇者」だったのです。
それぞれが自分の試練をくぐってきた「勇者」と気づくための日、それが「勇者の祭典」です。

アメリカインディアンの長老から「勇者の石」という伝統をAKIRAが37年前(1986年)に受け継ぎ、歌にして広めていき、2016年に日本記念日協会から11月11日が「勇者の日」に正式制定された。
その翌年から毎年11月11日に勇者の日の祭典がおこなわれることになった。
2017年第1回岡山県岡山市 (主催:川辺けいこ)、2018年第2回愛知県瀬戸市(主催:れいな&さやか姉妹)、2019年第3回埼玉県草加市(主催:文乃)、2020年第4回大阪府大阪市(主催:コンちゃん、大阪チーム)、2021年第5回横浜武道館(主催:難病を支援するRDRDサポーターズ)、2022年第6回札幌市(主催:宿輪龍英アール)。
そして今回主催者となったのは、岐阜市の晴ちゃん(亀山晴子)だ。



晴ちゃんは音楽教師をやり、旦那さんもエリートコースを歩んできた。

その息子ヒデが不登校になったとき、2人はパニックになった。
競争社会に適応してきた両親は「息子がおかしい、自分たちが正しい」と思った。
いいカウンセリングの先生がいると聞き、千葉県に会いに行くと、カウンセラーの先生が衝撃的な言葉を言った。
「生きづらさを抱えている子たちは宝物ですよ。親に気づきを与えてくれる存在だから」
両親にとっては「のどもとナイフ」であり、「息子が正しい、自分たちがおかしい」というデフォルトの書き換えを迫られる。
息子の不登校によって両親は多様な価値観をもつ人たちに出会い、世界が広がっていった。
晴ちゃんは不登校や引きこもりの就労支援「仕事工房ポポロ」と活動し、今年自ら「心のホッとサロン」という居場所を提供している。
息子ヒデは不登校の経験を生かし、子供たちを支援する仕事につき、今回はファシリテーターをつとめてくれる。

2023年11月11日(土)岐阜図書館多目的ホールにて
第7回勇者の祭典 in 岐阜 「勇者は家族の宝」

2023AKIRA歌甲子園の優勝旗


オープニングは、Brave Heart楽団だ。
愛媛県今治市でピアノ教室を主宰する NOKO(竹之下乃子)が、「勇者の石」に感銘し、「Brave Heart(勇者)楽団」と命名する。
NOKO自身が特定疾患難病SLEを抱えながら、フェスの世界配信などパワフルに活動している。
今日は不登校の二人の息子 をつれ、オレもサポートで参加する。
長男のユウダイはNHKののど自慢にも出演し、次男も個性出しまくりでオレは大好き。
Brave Heart楽団のテーマ「勇者の石」を歌った。


AKIRAの今年最後のライブは、11月25日(土)愛媛今治市にてBrave Heat 楽団とのコラボライブ。
カトリック今治教会:今治市北宝町1−2−13
開場13:30 開演14:00

今回晴ちゃんが選んだゲスト人がすごかった。
オレもふくめて全員がワル!



WAYK’S(株)取締役の朝日健(56歳)
ケンさんは、父から理不尽な体罰を受け続け、中学から非行に走る。
悪すぎてスパルタ教育で有名な「戸塚ヨットスクール」に入れられる。
ここは「体罰」どころか暴力の花園だった。
毎日のように角材や竹刀でボコボコにされる。
3回目の脱走でやっと解放され、24歳から36歳までトラックドライバーをする。
36年間抱えてきた父親との確執がはずれた瞬間、知的障害と診断された息子が勉強もできるようになるという不思議を体験する。
50歳で知人とWAYK'S (株)を設立、倫理法人会に入会。
現在はすべてを肯定的にとらえられるようになり、家族と幸せに暮らしている。



ドウェイン・ジョンソン似でかっこいい!



ノブさんの父は、闇社会の大幹部で、幼い頃からヒットマンとなるための教育を受ける。
ミスを犯した者のつめた指を見せられたり、ヒットターゲットの見張りを1週間野外でさせられたり、トイレ磨きを夜中までさせられたり、厳しい修練を積む。
18歳で指名手配され、少年鑑別所や少年院を出入りし、27歳で車中ホームレス、自殺未遂などどん底に落ちる。
恩師から荒れた学校を立て直すプロジェクトに抜擢され、80人の売春をやめさせ、2000人の若者を救う。
心理カウンセリングを学び、全国で年間150本以上の講演をこなす。
波乱万丈の生き様は映画化が決定し、若者のためグランピングリゾートや飲食業を営む。



いやはや2人ともすさまじい人生だ。
オレのまわりでも講演家やカウンセラーなどで活躍する人はもとワルが多い。
社会に適応できなかったからこそ、独自の道を歩むことができたのだ。
「人に合わせられない」ことは悪ではなく、独自の才能をもっているということなのだ。
最初は「不幸」と思われた体験が彼らの魂を成長させ、家族の絆が強まり、たくさんの人を支援する勇者へとなったのである。

今回「勇者の祭典」は盛りだくさんで、古市オペラまで見られちゃう。
世界一幸せな歌う講演家 古市佳央(52歳)

サポートするのは奥さんの勇者さとみちゃん



16歳のときバイク事故で炎上し、全身火傷で生死をさまよい、33回もの手術を受ける。
退院後も社会の冷たい視線に絶望するが、講演活動をはじめ、「全国講師オーディション2013年」でグランプリを獲得する。
自分の人生を描いたオペラをAKIRAとともに全国でおこない、現在は自ら「歌う講演家」として活躍している。



古市オペラ(60分)
1、ウレシパモシリ
2、Shining Soul
3、PUZZLE
4、だいじょうぶマイフレンド
5、家族
6、言葉(ボーカル、作詞:古市佳央)
7、名もなき命
8、タイムマシーン(ボーカル、作詞:古市佳央)

対談のファシリテーターをつとめるヒデちゃん(亀山秀範)は晴ちゃんの息子である。



お父さんがきびしくて、「そんなこともできないのか」とすべてを否定され、もとひきこもりやうつになる。
母親の晴ちゃんも最初は息子を理解できなかったが、親身に寄り添い、いいカウンセラーと出会い、問題は親の方にあったと気づく。
ヒデちゃんは頭脳明晰で、一時弁護士を目指したが、自分の原点は、不登校・ひきこもりにあると福祉の道を志し社会福祉士となる。
現在は放課後等ディサービスに勤務し、親のサポートも行っている。
ヒデちゃんの体験談はむっちゃわかりやすくて、何度もうなずかされた。



ケンさん、ノブさん、古市さん、AKIRA、全員が社会の常識と正反対の価値観をもっているので、この対談も目からウロコの連続だった。

最後は40分のAKIRAライブだけど、飛ばしていきますよ〜。

9、ミタクオヤシン

マヤ族のインラケチ(あなたはもうひとりのわたしです)握手。

10、祝福の歌
敗北ジャンケン
11、ハイボクノウタ
ここでダイン症のスーパーダンサーSHOWHEIが登場!
カッケー!キレキレッのダンスで盛り上げてくれる。



12、Dress(ダンス:SHOWHEI)
13、Destiny (ダンス:SHOWHEI)
14、きみの人生を誇れ(ダンス:SHOWHEI)
15、これはあなたの人生(ダンス:SHOWHEI)
16、Hug Yourself (ダンス:SHOWHEI)



晴ちゃん、よくがんばったね!
ほとんど1人でかけずりまわり、企業のスポンサーや助成金を集めたり、たくさんのゲストとスタッフをまとめあげ、大きなイベントを大成功させた。
スタッフのみなさん、心からありがとう。

スタッフ:薫、澤部、ななみ、里江、
写真:渡邉まさゆき。録画:渡辺敬幸。
講師:黒木、松田。

11/12(日)愛知県名古屋にてコンちゃん生誕祭&AKIRAサーカスライブ



11/18(土)兵庫県ピラミッドハウス「レイビレッジ」にて第15回ネアリカフェスティバル。さとうみつろうさんとのコラボライブ



11/20(月)岐阜県池田町「ナマステ」にてコバシャールとのコラボライブ


11/23(木。祝)東京青梅市にて20名限定のAKIRA歌瞑想ワークショップ
11/25(土)愛媛県今治市にてブレーブハート楽団とのコラボライブ。
詳しくは下の2023年後半ライブスケジュールを見て。