「ああ〜家でふつうの納豆ご飯が食いたい！」と思うほど、今回も高級店からB級グルメまでたんのうしたね。
高級店が美術館にかかる巨匠なら、B級グルメはストリートで行列ができる似顔絵描きなのだ。
その料理人が人生を賭けた味を体験するなら時間も金も労力も惜しまない。
美味体験は芸術鑑賞であり、経験値をぐんとあげてくれる。
腹を満たすために食べてる人は、大きな成功を収められない。
成功したから美味しい料理を食べられるじゃなく、美味しい料理を食べたから成功したのだ。
なぜかというと、食で好奇心の度合いが計られてしまうからね。
一流になりたい人は美食に投資し、「その食がなぜ快感中枢A-10神経を刺激するのか？」体でおぼえよう。
忙しくてブログに載せられなかった何回かのグルメ情報をまとめて紹介しておこう。
※福岡市グルメ情報
「らるきい」パスタ(〜1500円)
いちばん人気の「ペペたま」はペペロンチーノ＋半熟混ぜ玉子のようなものに揚げたガーリックが香ばしい。
完全にイタリアンを逸脱してるにもかかわらず、多くの人を中毒にしてしまうヤバイ食いもんである。
明太子ガーリックトーストも同じ意味でヤバかった〜
「華味鳥」水炊き(コース3000円〜)
ここ華味鳥は自社牧場をもち、鳥を最高の条件で育てるところから料理がはじまる。
驚くほど濃厚でまろやかなだしに最初はもも肉だけ、つぎに他の部位、つぎに野菜、最後にちゃんぽん麺かた玉子雑炊でしめる。
「長浜ナンバーワン」ラーメン(600円〜)
食べログ1位「はなもこし」の鶏白湯、2位「げんこつ」の無化調スープの中太麺、3位「シフク」の塩ラーメンなどのニューウェーブが台頭してきた。
昔ながらの豚骨ラーメンが食べたくなったオレは、創業昭和46年から行列を作り続けた老舗「長浜ナンバーワン」にいった。
美味い安い早いを絵に描いたようなこの店は、博多っ子の心意気を感じるね。
「旭軒」博多一口餃子(〜500円)
博多駅前にある旭軒は昭和29年(1954年)に屋台から始まった。
すべて手作りのこだわり餃子は1日5000個も焼かれる。
焼き餃子が主流だが、水餃子もワンタンみたくて美味い。
鶏手羽の唐揚げがカウンターの皿に盛ってあって、会計時に何個食べたか申請する。
「ウニのむらかみ」ウニ料理(〜4000円)
「北海道料理 銀鱗」郷土料理(〜4000円)
寿司はもちろんあるが、串でさまざまな魚介や肉をちょっとずつ味わえる。
焼きタラバも豪快に美味いぜ。
「ラーメン桂(よし)」醤油ラーメン(〜800円)
札幌は日本一レベルの高いラーメン激戦区だ。
「おれにはこれしかない！」という生き方を学べる。
「ジャドプール」本格的インド料理(〜2000円)
オレはインドも2回行ってるし、毎年3ヶ月スリランカで暮らしているが、ジャドプールは東京駅の名店ダバインディアを超える日本一美味いインド料理屋である。
その四天王と呼ばれるのは、「彩味」、「菜々兵衛」、「Eiji」、そして「ラーメン桂」である。
札幌ラーメンというと味噌のイメージだが、桂のメニューは醤油ラーメンひとつしかない。
そのとろみのある魚介豚骨スープは濃潤で奥深く、細麺とよくからむ極上の醤油なのだ。
「ダ・マッシモ」究極のシンプルピザ(〜1000円)
ピザハットもドミノピザも、ふつうはバリエーションで売るのに、ピザ屋のくせにマルゲリータとバジルしかない。(笑)
「ダ・マッシモ」のピザは焼き方で勝負するのよ。
オレはナポリを代表する老舗オーナーを日光自宅に泊めて日本酒を飲み交わし、フィレンツェの北方ピザを食べつくし、広尾のミケランジェロはもちろん世界中のピザも食ってきたが、「ダ・マッシモ」の「焼き方だけが勝負」の覚悟はショックだった。
とくに１日5食限定のビリヤニは絶対はずせない。
南インドでのご馳走である炊き込みご飯ビリヤニはハイデラバードのものが頂点を極める。
ハイデラバードから招かれたシェフ・スリニウスさんの極上ビリヤニははっきり言って現地以上に美味い。
日本のビリヤニは日本米を炒めた偽物がほとんどだが、こののは細長いバスマティ米をチキンとスパイスで炊き込む。
カレーをはじめ、すべての料理が世界レベルのすばらしい名店だ。
札駅前で奥芝海老スープカレーが食べられるって便利〜
「宗谷黒牛100%鉄板焼きペッパーおくしバーグカリー」はかなりのボリュームで、おっくんらしいサービス精神を感じるね。
野菜やブイヨンが白濁するまで煮込んだ黄白色のカレーは独特だ。
居酒屋レベルも世界一の札幌だが、個人的におすすめなのは、「鳥魚」(とりうお)である。
ここのホッキ貝やツブ貝、スペアリブや巨大卵焼き、すべてミシュラン級に美味い。
昼は麻婆豆腐などの定食で大にぎわいするが、名物の鍋烙（グオラオ=焼き餃子。5個500円)はここの夜しか食べられない。
「奥芝商店 駅前 創成寺」名店が挑むスープカレーX鉄板焼き(〜1500円)
ここの店舗は鉄板焼きとスープカレーのコラボだ。
スープカレー「イエロー」(〜1000円)
狸小路の裏道にたたずみながら、客足は絶えない。
「鳥魚」(とりうお)ミシュラン級の鮮魚居酒屋(〜3000円＋酒代)
http://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010104/1014065/
目の前に並ぶ魚介を選び、炭火焼きでだしてくれる。
そして安い！
「順香」中国東北家庭料理(昼1500円、夜3000円)
発酵させた皮となかには15種類のスパイスが混じった具がジューシーでたまらん。
千炸百合根(850円)は十勝芽室の岩間さんが育てる高級２Lゆり根を丸ごと揚げ、山椒塩」でいただく。
「虫狩」海鮮フレンチ(3000〜8000円のコース)
北海道産の海鮮を創作フレンチに創り上げる確かな技とセンスは抜群である。
「ワルンジャワ」現地の味を守るインドネシア料理(1000円)
うち(北大前のウイークリーマンション)の近所にあるインドネシア料理「ワルンジャワ」は現地の味をそのまま味わえる。
刀削麺で有名な店であり、多彩なメニューでいつも混んでいる。
極上の寿司が札幌の半額で食える
同じネタを札幌で食ったら15000円、東京銀座で食ったら3万円くらいとられるよ。
小樽と余市の間にあるブーランジェリー「エグヴィヴ」は日本でも5本の指に入るパン屋だ。
全部が世界レベルだが、おすすめはドライフルーツのつまったロデブだ。
ママが陽気でいい人なのよ。
スパイスの効いたビーフカレー汗をかくほど美味かった。
「玉林酒家」強力な名物料理、辛湯(ラータン。〜1000円)
しかしチャレンジャーの間で密かなブームは辛湯と呼ばれる豚肉や白菜のあんかけの上がびっしりと唐辛子で覆われた激辛スープなのだ。
オレはネタのために挑戦し、途中で敗北。
大汗かいて、まいりました〜
※小樽市グルメ情報
「伊勢鮨」寿司(6000円)
小樽は寿司が有名だが、その頂点に君臨する「伊勢鮨」は地元の魚に江戸前のひと手間加えた極上の寿司が6000円ほどで味わえる。
「エグヴィヴ」海岸の崖に立つ極上パン屋(500円〜)
※千歳市グルメ情報
「柳ばし」揚げ物定食屋(〜1000円)
王者「味の三平ラーメン」に対抗するニューウェーブ「麺や 麗」も美味い。
地元民にいちばん人気の定食
「柳ばし」は心温まる店だ。
名物は生姜醤油でいただくメンチカツ定食。
つぎにささみチーズ巻きカレー。
なんとふきのとう味噌10円、タラの芽味噌10円、塩辛30円、イカわたのルイベ50円、手作り納豆80円など、泣けるほど客を喜ばせたい心意気が伝わってくる。
※ライブスケジュール
☆こちらのYouTubeでNHK「あさイチ」の「アジアに落ちる」紹介部分が見られます。
☆書籍版AKIRA名言&写真集「Will」(2500円)、電子書籍写真集(500円) 販売ページ。
☆AKIRA語録
☆AKIRAアルバム全曲解説
(曲名をクリックするとYouTubeに飛ぶようにしてあります)
☆AKIRA全書籍紹介
※著作ページ
※CDページ
※AKIRAライブの作り方
★ たくさんの自殺志願者を救ってきた「COTTON100%」がNHK日本の100冊に選ばれました。
★動画ページ 【 １．Shino Tanaka 】 【 ２．Toshi 】 【 ３．Mr.ピーン 】
★AKIRA歌ギターコードつき
☆AKIRA歌のれん分けプロジェクト
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