11月11日(火)石川県羽咋市 就労支援センター「あおぞら」ライブ
「うわっ、ここむっちゃフレンドリー!」
青空のしたに「あおぞら」は建っていた。
越乃理事長とリエ施設長は迎えてくれる。
リエちゃんたら、ファンキーなこと。
ここは知的障がい者の就労支援施設で、珍獣にみんな興味津々。
そこここでに声をかけられる。
近くの精神科施設からも利用者さんたちがたくさんきてくれた。
いいね、いいね、勇者の集まりはオレの大好きな場所だ。
「あら~梅ちゃん、なんでここにいるの?」
梅ちゃんファミリーは、オレのブログで佐藤さんのガンを知り、熊本から飛行機とレンタカーでやってきてくれた。
シンヤとリサ夫婦、長男トウマ(3歳)と長女リオ(1歳)
シンヤは心の病からたくさんの治療薬を飲んでいた。はじめリサが名古屋ライブにきてくれたとき、「夫が重度のうつで悩んでいる」と相談されたんで、「アキラライブに連れておいで」と答えた。
京都に住んでいた彼らは大阪池田市ライブや今年の春に神戸ライブに夫婦いっしょにきてくれた。
シンヤはなんとか薬漬けの治療から抜け出そうと、8月に京都から熊本の山の中に引っ越した。
薬を断ち切った3ヶ月はひどかった。幻覚や妄想に悩まされ、山の中を徘徊し、命のふちをさまよう。
何度ももとの治療薬に手を伸ばしかけたが、家族のためにと必死にがんばった。
シンヤ支え続けたリサの苦労は並大抵じゃない。
くじけそうな心を助けてくれたのが光の子供たち、トウマとリオだ。
「佐藤さんを励まそうとかけつけました!」
3ヶ月薬を抜いたシンヤは晴れやかな顔で言った。
自分の痛みをくぐり抜けた者は、人を励ます者になるのだ。
「今日は踊りまくっても、かけまわってもいいから、思いっきり楽しもうぜー!」
1.米をとぐ
2.青空のむこう
3.だいじょうぶマイフレンド
4.光の子供たち
5.きみを讃える歌
6.梅ちゃんの話
7.ハイボクノウタ
8.佐藤さんの話
9.勇者の石
10.Hello my mom!
11.なんくるないさ
12.MOVE!
13.えん
14.ありがとう
がはは、じつはアキラライブで一番盛り上がるのは施設ライブなのだ。
みんな壁が薄いちゅーか、壁がない。
最初から手拍子の嵐である。
「すごいギタリストを発見! いっしょにステージにあがろうぜ」
オレの歌に合わせてエアーギターを弾いていた人をつぎつぎとステージにあげて、共演する。
おお、ダンサーも登場し、全員がダンサー状態になっていく。
もうバラードだろうが、泣け歌だろうが、ぜんぶアップテンポのダンス曲にしてしまう。
しかも語りなんかなし。
だって彼らは人生の秘密をすべてわかってる勇者なんだから、言葉で説明する必要なんかないじゃん。
オレたちは、ただひたすら今を楽しむ。
今、ここに生きている喜びを爆発させる。
みんな最高に輝いてるぜ。
オレは社会復帰なんか目指さない。
社会を復帰させるんだ。
人類を障がい者たちの輝きに引き上げてみせる!
プチ打ち上げは、念法寺でも美味しいだし巻き卵サンドをつくってくれた「ぺちゃくちゃ屋」で大好物の明石焼をいただく。
北陸ツアーの窓口をやってくれたゆうこりん、
2本のライブを主催した西村さん、
同じくひとみちゃん、ゴッドマザーゆりえさん、コンテンポラリー百姓廣、かっこちゃんとチーム宮ぷー、医王病院ライブのまゆとクイーンゆい、ママたち、熱血芝兄貴、
いつもいつも、あたたかい気持ちをありがとう。
ますます北陸の人情とグルメに惚れこみますな。
※近江町市場でのりちゃんが買ってきた焼き魚の盛り合わせ。
6、ヒラメ、サーモン、ニシン、サンマ、タラなど、7種類の魚がのってたったの500円!ありあねー!
※ライブスケジュール
※ミュージシャン:AKIRAX映画監督:広田奈津子X作家:山元加津子 対談電子書籍。
アマゾンにて好評発売中!(350円)
ピラミッドの上のコンビニおむすび-私たちが知っていたこと-山元-加津子
※幻冬舎文庫「COTTON 100%」発売記念AKIRA絵画販売中(No1.2.3.5.8が売れたので残り5点早い者勝ち)
※著作ページ
※CDページ
※AKIRAライブの作り方