6月14日(金)名寄(なよろ)「日進カフェ」ライブ
旭山動物園いきたかったのよねー。
NHKの「プロジェクトx」や映画「ペンギンが空を飛ぶ」などで有名だが、弱小地方動物園が情熱とアイディアで世界でも人気の観光スポットにのし上がっていく。
ペンギンが頭上を飛ぶ水中トンネルや
アザラシが飛び出すパイプ、
シロクマの目の前にぽこっと顔をだすカプセルや
ガラス一枚で豹やライオンを見られるなど、
お金をかけないでいかに面白く見せるアイデアが満載だった。
なにごとも発想の転換で、変わるのですな。
富良野プリンスのながめは最高だね。
バカでかい窓から富良野岳がドーンと見渡せる。
ホテルから歩いていける倉本聰さんプロデュースの「Soh's Bar」は落ち着いた雰囲気のバーで、倉本聰さん専用の机がおいてある。
富良野でおすすめの居酒屋は「魚魯魚魯(ぎょろぎょろ)」だ。
料理の味もすばらしいし、種類も量も多いし、安い。地元の人も多いし、いつも混んでいるので、予約を忘れずに。
魂の兄貴エバさん(江場 康雄)さん連れられ、名寄にむかう。
エバさんの師匠である黄飄蓬(ファン・ヨン・ソン)さん(もと東大の教授で農哲学院創始者)の弟、黄京性(ファン・キョン・ソン)さんのやっておられる日進カフェでのライブだ。
黄さんは名寄大学で福祉を教える准教授であり、奥さんが日進カフェを開き、地域との連帯も大切にしている。
ええっ、これが韓国料理の店!
なんかアルプスの少女ハイジがブランコしてそうなくらい素敵なお店だ。
さまざまな講演や勉強会、音楽コンサートなど、いろんな企画をおこなっている。
カフェの常連ママたち、下川町福祉施設長の松野尾さん、美深町議会議員の諸岡さん、札幌からはっちゃん、いただき繕のしおりちゃん、紋別からヨッキー、WWOOF(Willing Workers On Organic Farms 有機農業体験)のフランス青年ガブリエル、ドイツから農哲学院にきてるフローヤンなど、満員の人が集まってくれた。
ほとんどの人が初アキラライブなのであっためるのに時間がかかるかなと思いきや、どうしてどうして。みんな心をパッカーンと開いて、涙を流し、爆笑し、盛り上がる。
1、ウレシパモシリ
2、ぼくの居場所
3、ハイボクノウタ
4、だいじょうぶマイフレンド
5、勇者の石
6、くしゃみをした朝
7、生きてるだけで100点満点
8、PUZZLE
9、Hello my mom!
10、Annual rings
11、The profession
12、家族
13、米をとぐ
14、MOVE! MOVE! MOVE (アンコール)
15、そらのやくそく (アンコール)
16、えん (アンコール)
17、ありがとう (アンコール)
名寄や日進もライブがなければ、なかなか行く機会がないだろう。でも実際行ってみると、素晴らしい人たちがいっぱいいるんだよね。
やっぱ自分の肉体を運んで生身の出会いを果たすことが、どれだけ大切なのかを思い知るなあ。
自我や自己なんてのは幻想で、人間は出会いの集合体なんだ。
その人が輝いているのは、すばらしい出会いをたくさん重ねてきたからだよね。
決して幸運な出会いだけでなく、試練や不運をふくめて、なるべくたくさんの出会いをすることによって、人生が豊かになる。
それにはまず「動く」ことだ。
むだでも、金銭的な見返りがなくてもいい。
「動く」と、天国貯金が増えるんだぜ。
天国貯金の利子がいつか100倍の恩恵となって、きみに返ってくるのよね。
こんな素敵な出会いを用意してくれたエバ兄貴に感謝!