おかん×益戸育江×AKIRAコラボイベント@京都 | New 天の邪鬼日記

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小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。

11月25日(日)京都 おかん×益戸育江×AKIRAコラボイベント「BE HERE NOW」
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京都は「共存の都」だ。
伝統的な社寺と
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日本一近代的な京都駅や、
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自然も東北や日光など大自然の紅葉とちがって、建造物とのハーモニーが見事だ。
さて今日のライブもロックバンドおかん、益戸育江さん(もと高木沙耶)、カンボジア支援の加藤南美など、多様なゲストが共存するライブである。
主催のゆうこはこのイベントの相談にわざわざ日光にまできてくれた。これだけ個性的なゲストをまとめる大地の母である。
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京都駅そばにある会場「バターリングラム」はおしゃれなイベントスペースでヨガスタジジオもある。ゆったりとした空間で観客もリラックスしているようだ。

国際笑顔支援NGO SEED OF SMILEの代表は21歳の加藤南美(みなみ)だ。
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南美は19歳ではじめて海外を旅をする。はじめて訪れたフランスでお城の修復をするボランティア活動をしたことがきっかけで国際支援の世界へ興味をもつ。
「国際支援ってなんだろう?命ってなんだろう?わたしは海外へ行くまで自分がなぜ生きてるかなんて考えたことがありませんでした。国際支援といえばまずはカンボジアだ!と直感で一人旅にでます。旅の途中ででたくさんの子供たちの笑顔に出会いました。多くは親に捨てられたストリートチルドレンや戦争孤児の子供たちです。
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世界を変えることはできないけれど、私ができることはこの子たちの笑顔をもっともっと増やすことだと確信しました。帰国後にNGO団体を立ち上げ、カンボジアの子供支援、学校や井戸の設立活動をしています」
NGO SEED OF SMILE副代表のトミーがつくってくれた映像にあわせ、オレは「In the name of love」を歌う。
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カンボジアは微笑みの国だったんだ
平和な田園に暮らしていたんだ
ある日突然 兵隊たちが
きみをさらっていくんだ
ビニール袋で窒息させられ
生きたまま穴に埋められるんだ
田んぼは殺人の荒野となり
国民の3分の1が殺された
そのとき無名の女たちが
夫や恋人を守るため立ち上がった
銃もナイフも力もない
戦う武器は愛だけだった
愛の名において
すべての命は等しい
愛の名において 
すべての命は愛しい

育ちゃん(益戸育江さん)は以前、高木沙耶として芸能界で活躍していた。
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バブル全盛期、あこがれの芸能界で成功した20代をすごした。30代のとき、あるドキュメンタリー番組の仕事でオーストラリアの先住民アボリジニとイルカセラピーのオリビアに出会う。オリビアのもとを訪れた鬱患者や精神病患者がイルカセラピーで癒され元気になる姿をまのあたりにする。アボリジニからは先住民族の叡智を学んだ。
彼らにインスパイアされた育ちゃんは帰国後沖縄でイルカセラピストとして活動をはじめる。活動の基盤をつくるためにプロフリーダイバーになり世界で女性2位の記録をだし、ダイビングインストラクターのライセンスや1級船舶の資格もとった。
自主制作で人魚の恋物語の映画をとり、世界中のダイビングスポットを人魚の姿で泳いでいる映像には吸い込まれるような魅力があった。
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「起きてはいけない原発事故に怒りと葛藤をおぼえました。インディアンは7世代あとの子供たちに美しい自然を残そうとします。今こそ私たち大人ができることを行動にしていかなくちゃね。
私は今、大麻草検証委員会幹事として法改正を訴えています。少しでも疑問をもったらなぜ?と質問し、間違ったことには正直にNOと言う。テレビや新聞は真実を伝えてくれないから、私はこうして草の根運動で伝えていこうと思います」
芸能界にいた彼女がメディアを通してではなく、相手の目を見て、ときには涙ながらに真実を伝えている姿に感動した。まるで旧友のように心が通じ合うソウルシスターだ。
来年3月には沖縄の石垣島に育ちゃんがプロデュースするリトリートセンターが完成するそうなので、ぜひ遊びにいって生身の彼女に会ってほしい。

オレは今日、南美や育ちゃんのステージでトークの相手をつとめるなど大活躍だが、メインのライブもやらねば。
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日本ハイボク大賞を負けとったのは「勝つ気がしない」と言っていた浜松のヒロキだ。
カメラマンのヒロキは来年2月浜松で古市さんオペラを主催してくれる鈴木さんと大阪倫理法人会会長の南場さんといっしょに来てくれた。
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1、 ウレシパモシリ
2、 Travering man
3、 輝け日本ハイボク大賞(ワーク)
4、 ハイボクノウタ
5、 ホメサピエンス(ワーク)
6、 祝福の歌
7、 だいじょうぶマイフレンド
8、 あたりまえの奇跡
9、 生きてるだけで100点満点
10、 佐藤さんの話
11、 パズル
12、 ウニヒピリ(インナーチャイルドのイメージング)
13、 Hello my mam!
14、 家族
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京都のアーティスト、カズキがオレの絵を描いてくれた。滋賀で自給自足の生活をして、京都の路上で絵も売っている。むっちゃいい絵じゃん! オーストラリアでもこの絵の売れ行きがナンバー1だという。
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休憩時にはヒサノの手作りインドカレーとアーティスト日輪子の何種類もの揚げパンがふるまわれる。どれも絶品だねー。New 天の邪鬼日記-121125ryouri

今日のイベントのフィナーレを飾るのは、ロックバンドおかんだ。
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主催ゆうこりんの娘ナナミ(7歳)は朝から「早くおかん歌わないかな~早く聞きたいな~」とペンライトをふっていた(笑)
おかんファンもオレと同じように赤ちゃんからおばあちゃんおじいちゃんまで幅広い。「おかん=お母さん」はいつの時代も愛そのもの、家族をひとつにする存在なのだ。
DAIの胸をえぐるボーカル、YOUの繊細かつ豪快なギター、本東地のうねるようなグルービーベース、成のアースビートのごときドラムが一体となるとき、鍵をなくした人々の心のドアがこじあけられる。縁の下の力持ちPAのアッキーが超いいやつなのよ。
おかんは2013年4月8日に大阪城ホールでライブをする。大阪城ホールまで毎日生ライブだ!と全国で毎日歌を歌いつづけている。生きているからこそ実感できる喜び、悲しみ、怒り、嬉しさを爆発させて、ひたむきにつき進む姿がまぶしいね。
大阪城ホールのライブ当日、オレはライブで行けないけれど、おかんが会場をひとつにし大いなる愛にあふれた空間をつくりあげていると断言しておこう、
オレは最前列のソファーに座り、大好きなおかんの歌を満喫した。
もう6日後の12月1日にはまたおかんとのコラボが待っている。
それぞれの表現はちがっても同じ太陽に向かって歩いていく魂の兄弟だ。
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※「エビスノ」は京都にある居酒屋の隠れた名店だ。一品一品ていねいに作っている料理もすばらしいし、威勢のいいスタッフの声が店中にひびきわたる。ここも本気で人を喜ばせようとする「他喜力」の店だね。
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