緊急「祈りプロジェクト」 | New 天の邪鬼日記

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小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。

 緊急でもうひとつ日記を書きます。
 明日6月3日(土)の朝9時に横浜にある済生会病院で親友Daiのお母さんが直腸ガンの手術を受ける。
 Daiはもと日本ランキング4位のキックボクサーで、ケニヤで牢屋に入れられたり、パキスタンのスーフィー教徒の巡礼に参加したり、世界中を飛びまわっている旅人であり、すぐれたカメラマンだ。
 ごつい体つきにもかかわらず、やさしい目とごはんまえには感謝の祈りを捧げる素敵なやつである。
 Daiは「祈りプロジェクト」にも参加してくれたし、Daiのお母さんには横浜ライブでみんなを泊めてもらいお世話になった。
 元気そのものだったお母さんが「すぐに手術しないと危険な状態にある」というメールをDaiはおととい受けとったのだ。
 もしDaiの文章を読んで心動いたら、いっしょに祈ってください。

 しかも偶然というか、シンクロで、祈りプロジェクトの主人公マキから「奇跡 総集編」というタイトルでメールがきた。
 最近のマキの日記は腹を抱えて笑ったり、感動したりと、プロのエッセイストも顔負けである。
 そんなマキのメールをひとりで読んじゃもったいないので、ここで紹介しよう。
 
いったい、どれだけの奇跡が私に降り注いだかということを、まとめてお知らせしなくてはいけない気がしています。
まず、

覚えていらっしゃいますか?
AKIRAさんとあゆちゃんがお見舞いに来てくれた日、私は2日で2リットルのおしっこが出ました。泌尿器科のセンセはその不可解な事実をよく検討しようともせず、もう一本ジンロウをさしたけど。。。

で、その前日まで死にかけていた右腎臓君が蘇った。
先生は「ほら新しいジンロウ君をいれたからだ、よかったね」というけど、「祈りプロ」をバックにつけた私はちょっと疑問が残る。
「祈りのせいもあるのでは??」

ご存知、ガンが消えました。
CT MRI両方から姿をけし、実際に子宮の細胞を取って検査してみても死んだガン細胞しかなかった。これは本当に奇跡みたいです。
私のは放射線療法だけで取りきれる時期はとっくに過ぎていたそうでナースに結果を見て「鳥肌が立った」といわれた位の奇跡です。

もう一つあるのです。
実は私の背中には一時期、3本ジンロウ君が入ってました。
腎臓は2つしかないのになぜ?って感じですが、実は一番最初に入れたジンロウが何故か施術後1週間で尿を流さなくなり、使いものにならなくなった上に、取れなくなっていたのです。
このジンロウ君がうまく作用しなかった為に私は2度目の「死にかけ」体験をしたわけですが(私がAKIRAさんに「バイバイカモ」メールをだした由縁です)その後、何度やっても取れなかった。
取り除くには切開手術をしなくてはいけなくなり、それもあって先日のナイロウ化の手術でそれも一緒にとっちゃおうと全身麻酔をしていただいたのです。
そしたらね…
全身麻酔をした途端に、あんなに引っ張っても取れなかった初代ジンロウ君がスルッと抜けたそうなんです。
「やっぱり私が緊張してこわばってたから取れなかったのですか?」ときいたんですが、「いや、今までだって局部麻酔をかけてるし、いくら踏ん張ってちから入れても、腎臓の筋肉がそんなに収縮する事はないよ」といわれました。
つまり、またもや摩訶不思議現象で泌尿器科の先生は頭を抱えたわけです。
私にも良くわかりませんが、あのジンロウがおしっこを通さなくなったから、あの時AKIRAさんに泣きつく程しんどい結果になったのだし、結局良かったじゃない、と思っています。

これはまだ未体験ゾーンですが実際は一度腫瘍でつぶされた尿管はもう元には戻らないそうです。ですが、私の数々の不思議現象にさすがに「奇跡」を認め始めた泌尿器科の先生が「まれーに回復してナイロウもいらなくなる人がいます」といっていた。
もしかして、です。

私はこんなにへらへら日記を書いていますが、本当に奇跡のカムバックだそうです。
手術室の人にも「えーあなたが2月に透析やった死にかけさん?」といわれたくらい元気です。
病院ではだれも「奇跡」とかそういう言葉を口にしませんが、どこへ行ってもジロジロ見られ、変体扱いにされています。(以上抜粋)

 だいじょうぶDai、奇跡は起こる。