ボルテージで誤魔化す
黄金を抱いて翔べ
ヤンキー映画で知られる井筒が描き続けた不良の成れの果てみたいな犯罪者を描く怪盗モノ。『パッチギ』ヒットでクセになったのか今回も主要人物に在日が登場。下手をすると本当の在日である崔洋一とこの監督のキャラはかぶりつつある。やっぱ本人の見た目も似てるし。やたらと雑然としてヴァイタリティだけで突っ走る見せ方と人の命の軽い扱い方はちょっとだけクストリッツァ演出に似てる所もある訳だが比べてしまうのは失礼な品質。「一人身に戻ってみるとサッパリする」ってサバサバし過ぎだろ。
