合言葉は「楽勝」
メッセンジャー
エリート男に捨てられ破産した女が、ひょんな事から
自転車便を始める事になる。最初は上品ぶって先輩を
バカにしていた彼女だが、次第にその生活に慣れ愛着を
感じ始める。だが自転車便業界は今やバイク便に
取って代わられようとしていた。かくして、顧客を巡り
自転車とバイクの配達レースへと発展してゆく。
東京都ならではの面倒臭い地理条件ならではのお話です。
渋滞しやすい道があったり、品川駅周辺は大きく
迂回しなければ線路の向こうに出られなかったり
開かずの踏み切り(作品内では出ていなかったかも)が
あったりと、東京都の交通事情は急ぐ上で意外と不便です。
私も何度も大回りさせられイライラする事があります。
「やい、石原、迷惑防止条例に傍観禁止の法案なんて
出している暇があったら品川駅をどうにかせい。
この駅の存在自体が迷惑だ。仕舞にゃ駅の中を
車で突っ切っちまうぞ。今平学校の公演断りやがって
この野郎。(←関係ない)」と叫びたくなります。
そんな街だからこそ、都会では意外と自転車が便利。
マイナーだけどこの作品で少しは自転車人口増えたかな。