映画『HAYABUSA』の感想 | アキラの映画感想日記

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映画を通した社会批判

はやぶさ/HAYABUSA

 

 

早い安い上手いが堤映画

 

 無人宇宙探査機が無事帰還したという少し明るい話題から3つの映画が生まれた訳だが、そのトップバッターは堤幸彦。彼は多作だけに仕事が早かったのだろう。その後に渡辺謙主演で作られた瀧本作品も悪くないけれど、この作品だけで充分に事の顛末を楽しく伝えてくれた。専門用語が多いので注釈で字幕が入る訳だが堤作品で字幕というとどうしても怪しい似非外国語ネタを期待してしまう。ドラマチックな関係者たちの苦労話で宇宙探索業界への興味を惹き付けるだけにJAXAのホームページに誘導する宣伝効果もあったのかも。