『ニライカナイ』の感想from映画生活 | アキラの映画感想日記

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映画を通した社会批判

2018-02-12の投稿

ニライカナイからの手紙

 

 

写真家=無能

 

タイトルからオチの想像はついてしまう。ニライカナイとはユートピアみたいな意味で、つまりは存在しない場所な訳だから。この物語のヒロインは何となく写真が好きで母親探しついでに上京し商業写真家に弟子入りする訳だが、どうもトロくて助手の仕事に向いていないようだ。ってえか何度も云うようだが偉いのは写真家ではなく写真機ですから。この手の人種が威張る理由が未だに分らない。自分の手ひとつで写実的な絵も描けなければ写真機を作る事すらできないクズが写真家でこざいって顔してる。こんな連中はさっさと廃業しろよ。ガラス球を輝いて見せるには玉の中に光源を仕込むかタッチライトを強く当てるか逆光にするか。CGや絵で描くなら自由自在だが写真なら現場の美術照明で仕込むしかない。それより写真に重要なのは良い表情を引き出すための被写体とのコミュニケーション能力。主人公はその面においては悪くなさそうだ。ただ写実絵画も正確に描けないようなめくらが実際のカメラマンにも結構いる現状はどうにかしたい。ヴィジュアル系メディアの創作現場は絵心のない連中を今以上に排除すべき。