前にブログで書いたが、20代の頃はよく金縛りにあった。金縛りにあうと、若い男に両肩を押さえつけられる感触があったのを覚えている。
だがそれ以外で幽霊の気配を感じたことはない。
飲み屋の幽霊
30代の頃、飲み屋で知り合った同年代の男女4、5人と仲良くなり、よく飲みに行っていた。ある飲み屋で、トイレに席を立った男が戻ってきて席に座る時、ある方向に目配せをして小さく会釈のようなことをした。その時はそれ以上、気にもしなかった。少し経って今度は女がトイレから戻ると、さっきの男と同じ方向を見て軽く会釈した。
2回も不思議な素振りを見てしまったので居ても立っても居られなくなり、2人に聞いた。
「店内の隅っこに向かって会釈したの何?」って。
すると、男が、「気づいちゃったか。怖がらないでほしいんだけど、あの隅っこにおじいさんがニコニコしてオレらの話しを聞いているんだよ。悪い霊じゃないからそっとしておいてあげて。」って。女もうなずく。
一人で幽霊が見えるっていうのはウソでも言えるけど、2人が同じところに幽霊がいると証言するのには参った。信じざるを得ない。
幽霊だと言われた幽霊の気持ちは?
テレビで霊能者が「あなたの右肩に女の霊がいますよ。」とかって言うシーンがあるけど、当の幽霊本人は自分に対して『幽霊』だと言われたら何て思うのだろう。
幽霊は、幽霊であることを自覚しているのだろうか?
さっきの話しだと、オレらグループの話しをニコニコ聞いていたおじいさんに向かって、「あそこに幽霊がいる」って指さされたら、おじさんは「は?俺?」みたいになると思う。
ホントに幽霊が居るなら自然災害死は減りませんか?
守護霊とかが付いている人は霊に守ってもらえるという。
だが、大規模な自然災害なんか起きた時、大勢の人が犠牲になってしまう。守護霊でも察知できなかったのだろうか。それとも最善を尽くしての結果なのか。
奇跡の生還みたいな話しは、個々には出てくる。ある行動が生死を分けたとか、たまたまその日は、普段と違う行動をとったことで助かったとか。
でも実際に、大多数の人が命を無くしてしまったとなると幽霊ってホントに居るのかなと考えてしまう。
幽霊は神様ではないと分かっているが、守護霊は付かれている人を守るんでしょ?
幽霊に見られたくないプライベートも見られているの?
守護霊のように自分に付いている人が居ると思うと、プライベートが気になる。
例えばある女性の守護霊が先祖のおじいちゃんだとする。お風呂に入っている時とか、裸を見られてしまうではないか。
他にも、Hな行為をしている時。幽霊はどうしているのだろう。これは、それ系のYouTubeでも話題になったことがある。
その行為が始まると霊は見ないように別の部屋に行くらしい。
ラブホテルとかだと、廊下やホテルの入口なんかに幽霊がたむろっていると言っていた。
それがホントだったら、なんだか微笑ましい。
輪廻転生ってあるんですかね?
あの世に行ってもまた生まれ変わるっていうのが、輪廻転生という解釈で良いだろうか。
生まれ変わってくる時は人間以外もあるとも聞く。
そうなると、この世の生物(人間含む)の総数とあの世に居る魂の合計数が存在することになるよね。
あの世かこの世かどっちかに魂は居るわけだから、両方を足せば合計数になるということ。
と、考えた時、世界大戦や大規模自然災害、流行り病などで、何十万人、何百万人と死者が出た場合、あの世の魂の数が大幅に増えることになる。
逆に、イナゴの大量発生とか、石器時代から比べた時の世界の人口増加。これら生物の増加分の魂はあの世にストックされていたのだろうか。
昆虫や魚など、数がモノをいう生物は年代によって大幅に数が増減する。そもそも魂の数って誰がどれぐらい用意したのかな。
過剰在庫し過ぎても、魂はこの世で徳を積ませないといけないんでしょ?
そう考えると、何万年もあの世で長期在庫保存されている魂とか大量にありそうだ。
霊媒師の存在が不思議
全国に霊媒師がいると思う。中でも青森や沖縄はイタコとかユタというらしい。それ以外の地域は普通に霊媒師というのかな。詳しくは分からないが。
で、その霊媒師は幽霊と会話ができるのでしょ?それで、悪い幽霊だったら取り払ったり、幽霊から忠告を代弁したり。
で、例えば、オレみたいにゲイの人間の守護霊を霊媒師が見た時に、付いている幽霊からオレのことを何て言われるのだろう。
「この子は男なのに、男が好きなんだがどうにか改心させられませんか?」とか相談してくるのだろうか。
幽霊にまで『このご時世、LGBTQに配慮して、ハラスメント防止に努めるように』って指導しなくてはならないのか。
まあ、幽霊からゲイに対して偏見のある言葉が出たとしても、オレが一切それには触れていないのに霊媒師からゲイの話しがでたら、その霊媒師のことを一発で信じてしまう。
YouTubeが幽霊についての情報発信の場になっている
おばあちゃんが霊媒師で、本人も霊が見えるという人がYouTubeをやっている。何回かしか番組を見たことないけど、視聴者からの質問に答えたりして幽霊を身近に感じることができ、色々気づきがあって面白い。人気のYouTuberだ。吉本の芸人らしい。
それにしても最近、幽霊を題材にするYouTuberが多くなっている。しかも芸人。
怪談話など、怖がらせるだけなのは好きではない。見終わった後の後味が悪い。
肌感覚だが、今は幽霊ブームなのかもしれない。
そんな幽霊芸人の中に、幽霊は見えるけど、お祓いはできないという人がいる。
見てもらった人は自分に悪い幽霊が付いていると知ると驚いて、「どうすればいいんだ?」となるが、「俺はお祓いはできないから何ともできない」というのが定番になっている。
しかし、占いの資格を保有しているオレから言わせてもらうと、クライアントに対して『不安を駆り立てる』だけというのはやめたほうがいい。
その芸人自体を、『あいつに関わるとろくなこと無い』って、避けられてしまう危険な芸風だ。
さて、幽霊を信じるか信じないかと聞かれても、『信じたい』という回答になるかな。信じると言い切れるところまで達していないけど、ムゲに信じないと言い切ることもできないというのが正直なところ。