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財政と地方自治
公民分野は、覚えることが多いですが、その分やっただけ点数に反映されやすい分野でもあります。
1か月程度しか勉強しないのに入試では社会全体の３分の１程度を占めます。コスパがいい分野と言えます。
赤い文字が重要ですから漢字で書けるようにしましょう。 政治資料集「日本国憲法」が新しい相棒です。時間がある時に見るようにしましょう。
今週はグラフがポイントです。帯グラフ、円グラフ、折れ線グラフなどしっかり目を通しておきましょう。政治資料集をこまめに見ておきたいです。（p.96）
★国の予算
・内閣が作成し、国会で議決
・財務省…予算作成のしごとを中心となっておこなう
・通常国会…毎年1月中に必ず開かれる、予算案について審議をおこなう国会
・会計年度…その年の4月1日から翌年の3月31日まで
★予算が成立するまで（国会内）
マーカー部分は特におさえておこう！
★歳入（収入）
・公債金（国民などから借りるお金）は戦前も現在も3分の１以上
・健全な財政とはいえない
★歳出（支出）
・国債費…国が国民から借りたお金（国債）を返したり、利子を支払ったりするための費用
・地方交付税交付金…住民がうけるサービスに大きな差がでないように交付
・2022年度の国の予算額…107兆
★税の種類
・国税と地方税…納める相手によって分ける
・直接税…税金を負担する人と納める人が同じ
・間接税…税金を負担する人と納める人がちがう
★国税の種類
①直接税
・所得税…累進課税（収入が多くなるにしたがって税率が段階的に高くなる）
②間接税
・消費税（税率10%）…税を納めるのは製造・おろし売り・小売などをおこなう個人や会社
・揮発油（きはつゆ）税…ガソリンにかかる税
・酒税…清酒やビール・ウィスキーなどにかかる税金
・関税…貿易品にかかる税
★地方公共団体のしごと
・ごみの収集・処理 ・学校や図書館の設置・管理
・水道・バスなどの公益事業 ・道路や上下水道の整備
・交通・犯罪のとりしまり ・消防、戸籍・住民登録
★地方公共団体
・地方自治は民主主義の学校である（イギリスの政治学者ブライスのことば）
住民が身近な地域の政治に参加しながら、地方政治を理解することで、民主主義や国の政治が理解できる
・条例…憲法と法律の範囲内で、地方議会によって定められる決まり
・被選挙権
都道府県知事（30歳）・市町村長（25歳）
・選挙管理委員会（選挙に関する事務をおこなう）
★地方公共団体の予算
・歳入（収入）
・地方交付税
地域ごとの不公平をなくすため国が地方公共団体に配分する資金
・国庫支出金
国が地方公共団体に仕事をまかせるかわりに、その仕事に対して負担する資金
★地方自治と直接民主制
・リコール…住民が議員や首長の解職などを請求するしくみ
