小5公開模試10月 算数 偏差値アップへの道 | 中学受験Walker

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中学受験塾教室長15年目◆中学受験 小6になってグンと伸びる子、ガクンと落ちる子 【完全版】著者◆中学受験の勉強法や情報を発信します。

後半の大設問が点数の取りにくい、偏差の出てしまうテストでした。

私の教室の最高点は143点で偏差75.5。ミスをしない、できる問題をていねいにとっていくことが成績アップの秘訣です。そのためには日ごろの計算をていねいにやること。10月(10/1)の公開模試を横に置きながら読んでもらえるといいでしょう。

 

合格偏差は TM偏差65 M2偏差60 M1偏差55 A3偏差50 A2偏差45 A1偏差40

目標偏差はそれぞれ1つの上のクラスの偏差値。TMは70を目指しましょう。

 

偏差70.0

偏差64.9

偏差59.8

偏差55.3

偏差50.2

偏差45.0

偏差39.9

143点

112点

97点

84点

69点

54点

39点

 

問題の難易度について

便宜上、次のように設定したいと思います。

A難度=正答率50%以上 B難度=30%以上 C難度=10%以上 D難度=10%未満

 

Aクラスの方は正答率50%以上A難度のものを原則見直ししておけばOKです。ミスをなくし、70%台の問題が解けるようになるともっと点数が安定してきます。量が多い場合は正答率が高い方から5問など問題数で絞ってもよいでしょう。Mクラスの方は30%以上。TMクラスは10%以上を見直ししておきましょう。算数が得意な人は全部解説を見て理解できるかチャレンジしてもよいです。

★テスト直しに関する動画はこちら

 

時間延長法

過去の記事でも話題にしていますが、×だった問題をいきなり解答、解説を見るのだけではなく時間があれば、または図を書くスペースがあれば解けるかもしれません。

再チャレンジタイムを設けてみましょう。

偏差60の壁を超えるにはこの時間が必要です。

 

ミスについて

過去の記事でも話題にしましたが、公開模試の計算問題レベルでミスをしていてはお話になりません。

なぜミスをしたのか原因を調べて、メモを残しておきましょう。

日頃の計算と漢字をていねいにやりましょう。

Mクラスの人は一行題(関東系)もていねいにやること。

入試は1点勝負です。

公開模試の1番、2番でミスが多い人は過去の公開模試の1番、2番を復習しておくとよいでしょう。

ここが入試でも得点源です。

 

1⃣(5)分数の逆算 B38.7% 先に計算する部分がある逆算です。2回逆算をするだけなのですが、先に計算をする部分があるだけで正答率がガクンと落ちます。分母が84になったりするので戸惑ったのかもしれません。ここがAクラスMクラスの差です。しっかり復習しておきましょう。(5)が難しかったので全体的に1⃣の正答率が下がっています。まだまだ計算が課題の人も多いです。来月は1⃣は満点取れるように日々の計算練習をていねいにやりましょう。

 

(6)複合単位 面積 B46.2% 単位に関しては何度もお話をしているのでここのミスは残念です。答えの単位にあらかじめそろえてから計算しましょう。

★おすすめ動画 単位換算

 

2⃣(3)長さの加減 B33.8% 

半径6(cm)×2=12(cm)のたし忘れはあるあるです。今後も気を付けましょう。その他だと240度=2/3や8×3.14=25.12などすぐでてきたでしょうか。覚えるものを覚えていかないと算数はできるようになりません。早めに自分のものにしましょう。斜め約分も忘れずに!

★覚えるものを覚えましょう!

 

 

4⃣(2)つるかめ算 平均点数 A50.0%

平均とつるかめ算は定番問題です。ここは取りたいところです。平均は計算が面倒ですがていねいにやれば正解できます。こういう問題を積み上げていきましょう。

5⃣ 立体と場合(1)25.7%(2)30.8%(3)1.0%

立体と場合の数の融合問題で(3)はかなり難しかったようです。

真上から見た図に真正面から見た様子を落とし込みます。左と右で分けてかけ算する方法がわかりやすいです。5年生の終盤や6年生でもまた扱います。筑波大付属の2019年の類題です。

 

こういったひらめき系の問題を強化したい人は下の本をおすすめします。算数が得意な人はぜひチャレンジしてみましょう。私の友人の五本毛先生の本です。中学受験算数 楽しく学ぶパズル・図形のひらめき問題 私の教室の図書コーナーにもあります。

 

 

6⃣(2)C25.7%(3)C11.1%

公開模試お約束の三角定規です。150度の二等辺三角形を見つけたら三角定規の1:2を利用しましょう。

必ずできるようにしておきたいです。

 

150°の二等辺三角形には30°60°90°の三角定規が隠れています。夏期講習のテキストに載っています。

よく復習しておきましょう。Mクラスの人は計算と一行題でも出てきましたね。

 

★こちらの動画でも扱いましたね。

 

こちらに記事提供しています。お時間ある方はどうぞ。

 

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