今回は前半(大設問1⃣と3⃣~5⃣まで)と7⃣(1)が比較的取りやすい問題でした。
私の教室の最高点は137点で偏差76.6でした。
ミスをしない、できる問題をていねいにとっていくことが成績アップの秘訣です。そのためには日ごろの計算をていねいにやること。10月(10/2)の公開模試を横に置きながら読んでもらえるといいでしょう。
合格偏差は TM偏差65 M2偏差60 M1偏差55 A3偏差50 A2偏差45 A1偏差40
目標偏差はそれぞれ1つの上のクラスの偏差値。TMは70を目指しましょう。
偏差70.2 |
偏差64.7 |
偏差60.4 |
偏差55.7 |
偏差49.7 |
偏差46.3 |
偏差40.3 |
122点 |
109点 |
99点 |
88点 |
74点 |
52点 |
52点 |
問題の難易度について
便宜上、次のように設定したいと思います。
A難度=正答率50%以上 B難度=30%以上 C難度=10%以上 D難度=10%未満
Aクラスの方は正答率50%以上A難度のものを原則見直ししておけばOKです。
量が多い場合は正答率が高い方から5問など問題数で絞ってもよいでしょう。
Mクラスの方は30%以上。TMクラスは10%以上を見直ししておきましょう。
算数が得意な人は全部解説を見て理解できるかチャレンジしてもよいです。
時間延長法
過去の記事でも話題にしていますが、×だった問題をいきなり解答、解説を見るのだけではなく時間があれば、または図を書くスペースがあれば解けるかもしれません。
再チャレンジタイムを設けてみましょう。
偏差60の壁を超えるにはこの時間が必要です。
ミスについて
手元にある銀本は2022年の入試問題集です。見てもらえると入試の計算問題のレベルを感じてもらえると思います。公開模試の計算問題レベルでミスをしていてはお話になりません。なぜミスをしたのか原因を調べて、メモを残しておきましょう。日頃の計算と漢字をていねいにやりましょう。入試は1点勝負です。公開模試の1番、2番でミスが多い人は過去の公開模試の1番、2番を復習しておくとよいでしょう。ここが入試でも得点源です。
★テスト直しに関する動画はこちら
1⃣は全問正解といきたいところですがなかなか甘くないのが現状です。計算は毎日やっていると慣れてきて早く正確にできるようになります。今後も毎日やるようにしましょう。もう少し負荷をかけたい場合は銀本や前期日特テキストから計算問題を選んでやることも有効です。来月は1⃣は満点取れるように日々の計算練習をていねいにやりましょう。先月よりは正答率が上がってきています。少し計算がかんたんだったようです。間違えてしまった人は大反省。やり方がわからない人は質問しましょう。
1⃣(2)小数の計算 四則混合 A91.3%
普通の計算のように見えますが、2.5×4=10を作って計算できましたか?
25×4=100の応用です。ちょっとした工夫ですが、少しでも計算を速くしたいところです。
1⃣(6)複合単位 体積 A70.1%
最初に答えの単位に直してから計算するのがコツです。
2⃣(5)四則文章題 四則混合 B34.1%
普段と少し違う差集め算でした。
線分図に整理するとわかりやすいです。
2⃣(6)水位と容器 複数容器 B36.8%
水面の高さを同じにする問題は定番です。夏期共通問題266番(2)と同じです。よく復習しておきましょう。
2⃣(7)図形上回転 直角凹上 C9.5%
かなり正答率が悪いです。ていねいに作図をしないでわかったつもりでやるとミスします。内側で曲がるときに半径が違う部分が1か所あるのでそこがミスポイントです。回転の半径に気を付けてもう一度ていねいに作図しましょう。
4⃣ ニュートン算(1)A60.1% (2)B32.7%
ニュートン算のいわゆる「はじめ」の部分がとらえにくかったかもしれません。ここが全体の0.3(3割)とわかれば普通のニュートン算と同じです。ニュートン算は必ず克服しておきたい単元です。夏期共通問題の383番~388番までがニュートン算です。よく復習しておきましょう。普通はポンプ、窓口、牛など処理する方を①とおくと解きやすいです。(今回は具体的に処理する量が求めやすいので①とおかなくてOK)
5⃣(3)調べる数論 積に分解 C27.6%
ちょっと難しかったかもしれません。現時点では(1)(2)が解ければOKです。(3)は解説をよく読んでおきましょう。
6⃣(1)性質と形C16.8%
予想より正答率が低かったです。解説にあるようにすべて見取り図を書いて調べていくと時間がかかります。下の図のように板チョコのような図(通称チョコ図)を書いて調べていくと少し早く解けます。
(2)性質と形 最小8.6% 問題文の意味がとらえづらかったように思います。満点を逃した人もこの問題だけミスしていました。ブロック状の立方体の切断は夏期共通問題263番と同じです。よく復習しておきましょう。さいころは入試頻出です。
7⃣ 組み合わせ(2)D1.5%(3)D1.0%
最後は手ごわい問題でした。場合の数を図形(対角線の考え方)に落として解いていくのですが、時間が足りないですね。難関校志望者は解説をよく読んでおきたいです。
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