2018年1月24日 寒かった日に介護のことを考える | 物語の結末は意外とハッピーエンド

物語の結末は意外とハッピーエンド

はーい!肩の力を抜きましょー!

今日の福岡県北部地方は1日中氷点下。2年前にそんなことがあって、その時は40年ぶりの寒さって言ってたけど、あれから2年しか経っていない。ということは2年ぶりの寒さってことですね。

 

北九州都市高速が積雪で通行止めになってしまったので、一般道に車が出てきて溢れかえってしまいました。お陰でちゃんといつもより30分早く出たのに、会社には1時間の遅刻。

 

今日の予定は午後のアポイント1件。採用広告の代理店さん。

どちらかというと、おしゃれな感じの採用広告なので、介護業界のような派手さのない仕事を探している人が見るのだろうか?と思いました。

お願いとしたのは「貴方が転職したくなるような広告にしてほしい」なんですけど、ちゃんと考えてくれるのでしょうか。「深くて難しい」って言われちゃったけど、そこに介護業界の問題点があるんです。

今の介護業界っていうのは、人の優しさに甘える構造になっていると思うのです。それは、介護される本人も家族も行政も。だって、すぐに「安くならないんですか?」って言われますからね。それってタダ働きしろって言ってるのと同じです。介護の世界で働いている人の時給って、びっくりするぐらい安い。「結婚することになりましたけど、食べていけないので辞めます」とか日常茶飯事。

これを変えなきゃいけないんです。

僕は言いたい。「では、貴方が仕事を辞めて介護すればいいです。貴方の時給はいくらですか?」絶対に介護職員より時給は高い。でも介護職員がいなければ、その時給を棒に振って親の介護をしなければならないのです。

 

って、その代理店さんに言ったら、顔が青ざめていました。すごく高い授業料を払って長男を理学療法士の学校に行かせたらしいです。つまり、親の介護をするために会社を辞めたら、息子を学校に行かせられない。それなのに安くしろと言いたくなる。安くできませんから、ご自分で介護してください。そりゃ、誰だって顔が青ざめますよね。

本来は行政がもっと動かないといけない話だと思うのです。僕らも努力していきますけど、介護される側への啓蒙もやってほしい。介護保険があるから安心です…って安心じゃないですから。だって、介護事業所に行きたがらない高齢者多いでしょ。その心の内をみんなで考えないといけないと思うのです。僕、頑張ります…もうちょっとね(^_^)

 

では、また次回!