認知症は「神様からの贈り物」? | 物語の結末は意外とハッピーエンド

物語の結末は意外とハッピーエンド

はーい!肩の力を抜きましょー!

というようなことを仰る方がいますけど、

介護の現場で働いたり、

父親が認知症だったりする僕には、

そんな感覚ゼロです( ̄д ̄)

おそらく患者さん本人も不安感や不信感でいっぱいだと思います。

少なくとも僕が接している認知症の方はいっぱいいっぱい

なので絶対に「神様からの贈り物」じゃないと思う。
(あくまで個人的にですけど)

認知症患者さんと接するのは、

腹を立てない

心を丸く

自分が辛い時や苦しい時でも笑顔を作って。

僕はそういうことを意識しないとできません。

自分の機嫌が良い時はいいですけど、

そうじゃない時だってあるし。

そんな時は、心を奮い立たせて笑顔を作っていたりするのです。

時には泥棒扱いされながら、

心がズタズタになりながら、接しているんだから

なので、認知症の患者さんに接している人(特に僕には)に、軽々しく

「神様からの贈り物」なんて言わないでほしいな…と、思うのです(^^)

周りに認知症の方と関わっている人がいたら、そういうことを理解してあげてください
(と、僕は思う)

この世から、京都の心中未遂事件のような不幸なできごとがひとつでも減るように

心から願います