『シモン・ボッカネグラ』は生で観たこと無く、あまり印象にも残ってないオペラですが、ヴェルディだし、外人歌手は豪華だし、いちおう観ておかないと。
新国立劇場「シモン・ボッカネグラ」
【シモン・ボッカネグラ】ロベルト・フロンターリ
【アメーリア(マリア・ボッカネグラ)】イリーナ・ルング
【ヤコポ・フィエスコ】リッカルド・ザネッラート
【ガブリエーレ・アドルノ】ルチアーノ・ガンチ
【パオロ・アルビアーニ】シモーネ・アルベルギーニ
【ピエトロ】須藤慎吾
【隊長】村上敏明
【侍女】鈴木涼子
【指 揮】大野和士
【演 出】ピエール・オーディ
【美 術】アニッシュ・カプーア
【合唱指揮】冨平恭平
【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
しみじみと人間ドラマが展開されていく、やや地味なオペラだ。
演奏は良い雰囲気ですが、盛り上がる部分は少なく、アリアも印象に残るようなものは少ない。
細かいストーリーを頭に入れて行かなかったので、始めは誰が誰やら。
舞台セットはなんとでもとれるようなもの。
天地がひっくり返って、火山の噴煙が雲のようで、その影………みたいな。
4階席からでははっきり分からないな。
歌手陣は、
ロベルト・フロンターリ
イリーナ・ルング
リッカルド・ザネッラート
と、聴いたことのある実力者ぞろいでしたが、作品なのか初日だからか、安定しているけど今ひとつ「おー」と思うところまで来ない。
1番インパクトがあったのが、初めて観る
ルチアーノ・ガンチ
そんなわけで終了。
年内のオペラはあと「トスカ」「こうもり」を残すのみ。
「こうもり」は期待ですな