ムソルグスキー『ボリス・ゴドゥノフ』 | ダンス徒然草 〜千葉・社交ダンス教室のあれこれ〜

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今日も快晴ですな。

本日は、私はスタジオをお休みしてパーティーへ。

とりあえずしっかり踊らないと。



そんなわけで、お次のオペラDVDは

【『ボリス・ゴドゥノフ』 は、モデスト・ムソルグスキーが作曲したプロローグと4幕から構成されるオペラである。……今日ムソルグスキーの作曲したオペラの中でもっとも有名な作品である。

ロシアの実在したツァーリボリス・ゴドゥノフ(1551年 - 1605年)の生涯をオペラ化したものである】



ムソルグスキーと言えば、「禿山の一夜」「展覧会の絵」くらいしか聴いたこと無いな。


【モデスト・ペトローヴィチ・ムソルグスキーは、ロシア作曲家で、「ロシア五人組」の一人。「五人組」の中では、そのプロパガンダ民謡の伝統に忠実な姿勢をとり、ロシアの史実や現実生活を題材とした歌劇や諷刺歌曲を書いた。国民楽派の作曲家に分類され、歌劇ボリス・ゴドゥノフ』や管弦楽曲『禿山の一夜』、ピアノ組曲展覧会の絵』などが代表作とされる】
このアルコール依存症丸出しの肖像画を描いたのは、こないだのロマンティック・ロシア展で観たイリヤ・レーピンだそう。


このDVDのボリス・ゴドゥノフ』は1872年改訂版。
1990年キーロフ劇場。指揮はヴァレリー・ゲルギエフ

ツァーリと言えばイヴァン雷帝ですが、ロシアの王家については全くの無知。

全然予備知識が無いので、毎度ながら、wikipediaを引用して調べておく。


『ボリス・ゴドゥノフ』を理解するには、ロシア史において「動乱時代」と呼ばれる1598年リューリク朝断絶から1613年のロマノフ朝成立までの経緯を基礎知識としておくことが必要である。

  • 1584年イヴァン4世イヴァン雷帝)が没する。後には雷帝の二人の息子、病弱で軽度の知的障害を持つフョードルとその異母弟ドミトリーが残される。雷帝の寵臣であるボリス・ゴドゥノフの妹を妻に迎えていたフョードルがフョードル1世として戴冠する。
  • フョードル1世戴冠直後にモスクワで暴動が発生する。ドミトリーをツァーリにしようとする一部の大貴族によるものだったらしく、暴動鎮圧後、ドミトリーとその母親マリヤ・ナガヤ、マリヤの一族はウグリチに追放される。
  • 1591年、ドミトリーがウグリチで謎の死を遂げる(母親であるマリヤ・ナガヤが城の中庭で喉を切り裂かれ横たわっている息子を発見した)。ヴァシリー・シュイスキーが率いる調査団が派遣され、「ドミトリーは、ナイフ遊びの最中にてんかんの発作を起こし自らを傷つけた」と結論付ける。マリヤ・ナガヤは息子の死に過失ありとされ、修道院に幽閉、一族も投獄される。民衆の間では摂政であるボリスがドミトリーを殺害したという噂が広まる。
  • 1598年、フョードル1世が没する(ボリスによる謀殺という噂が立った)。子が無かったため、リューリク朝は断絶。全国会議でボリスがツァーリに選出され戴冠する
  • 1605年ボリスが急死する。息子フョードルが後を継ぎフョードル2世となるが、ドミトリー支持に回る者が後を絶たず、間もなくその母親とともに殺害される。ドミトリーがモスクワ入城を果たし戴冠する。ボリスの娘クセニヤはそのとされた後、修道院に入れられる。
  • 1606年、ドミトリーがポーランド貴族の娘マリーナ・ムニーシェクと結婚する。しかし、皇妃は正教会に改宗するという慣例を破り、カトリックのままだったため、大貴族や民衆、ロシア正教会の反感を買い、婚礼を挙げて直ぐに反乱が勃発、ドミトリーは殺害される。ヴァシーリー・シュイスキーが即位しヴァシーリー4世となる。
  • 1607年、モスクワで殺害されたはずのドミトリーが「奇跡的に助かった」という噂が流れ、第2のドミトリーが登場、モスクワ進軍を開始する。モスクワ占領はできなかったもののモスクワ近郊トゥシノに陣を構える。
  • 1610年、ポーランド軍がモスクワに入城する。ヴァシーリー4世はクーデターにより退位させられ、第2のドミトリーはポーランドに見限られ殺害される。
  • 1612年、第3のドミトリー処刑される。義勇軍によりモスクワ開放される。


だそう。

登場人物が次から次へと死んでいくな。
自分が生き残るには、反対派を全員殺すしかない。

第3のドミトリーって。



で、観てみた


最初はなんだか、トゥーランドットみたい。

そんなに悪くない歌唱が延々と続くけど、覚えやすいような旋律は無い。
合唱とか元気のいい部分はいいけど。

3時間を超える大作ですが、歴史の予備知識が無いとキツいな。

タイトルロールのボリス・ゴドゥノフがひたすら悩み深い様子。
主役なんだから、もう少し活躍して欲しい。

今ひとつ楽しめないまま終了。


次だな