NHK土曜ドラマ『お別れホスピタル』と『ブギウギ』も少しだけ | 還暦フリーランサーのおしゃべり処

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元競馬専門紙記者/旧ブログ~「オヤジの競馬倶楽部」~
(ヘイトスピーチはご勘弁)

 

  雪で順延になったため

 月曜日は米アカデミー賞でも話題になっている、

 『哀れなるものたち』

 を観に行こうと思っていたのですが、上映時間が142分。雪がどんどん降り続けていたこともあり、帰りの時間が心配になって自重しました。

 昨日は野暮用に加えて、仕事関連の連絡も入って、出かける時間がなくなってしまいまして……。金曜日は169分の『瞳をとじて』が控えているしなあ……。

 ということで昨夜、その替わりに、と言ってはなんですが、録画してあったNHK土曜ドラマ『お別れホスピタル』を観てしまいました。

 

  話題沸騰(?)の〝漫画原作モノ〟

 

 

 

 『セクシー田中さん』にチラッと触れた際にも書きました通り、私は原作と映像作品は別モノと捉えています。なので〝原作未読〟などと書かれたネットの映画評は読みもしません。と同時に、しかしながら文学原作と漫画原作は、同じ次元で語られるべきモノではない、とも思ってます。

 

 だから、というポリシーでもないですが、映画やドラマを観る際に、漫画原作モノはあまり好んでは観ない傾向にあります。特に、漫画の方を先に読んでいる作品などは、ほとんど観ていない気がします。

 3年ほど前に嵌まった『その女、ジルバ』は久々の池脇千鶴主演に惹かれたのであって、原作漫画についてはよく知りませんでしたし、前回触れた「翔んで埼玉」についても、オリジナルがあった一作目は観ずに、原作者がストーリーに関わっていない二作目だけ観ることになった、ということにも少しつながっているかもしれません。

 

 で、先週の土曜日にスタートした『お別れホスピタル』は、いまさらですが漫画原作作品。もう5年も前になりますが、やっぱりNHKで放送された『透明なゆりかご』と同じ漫画家さんの作品で、脚本は朝ドラ『おかえりモネ』と同じ人(こちらはオリジナルですけれど)。

 でもって今回は、同じ漫画家さんと脚本家さんが再度タッグを組んで制作された作品、ということになります。漫画原作者と脚本家の問題で、SNS界隈を中心に話題沸騰中の現在に、です。

 ま、余計な心配は脇に置くとして、とにかく……。

 

 こうした話題先行作品は、本来なら漫画原作ということ抜きにして私はスルーするところ、です。しかし、主演が岸井ゆきの、共演が松山ケンイチ、脇に仙道敦子……などと聞くと、「観ないワケにはいかない」ということで録画だけしてたのです。

 

 いやもう、スルーしなくて本当に良かった。映像作品を観て気に入ってしまった私は、原作漫画の主人公が岸井ゆきのでなかったら怒ってもいいんでしょうか?……

 

 

 ……そういうことじゃなくて?。

 

 それはともかくとして、第2回もしっかり観ることにします。第1、2回は演出が〝柴田岳志〟とありましたので。

 最後まで観た感想は、またいずれ。

 

  『ブギウギ』は別枠(#4)の方で

 というわけで結構長くなってしまったので、『ブギウギ』についての細かいことは次回……かそのまた次回に。

 いやまあ、〝東京編〟になって以降も面白く観ていましたよ。が、やはり時代考証的な部分がところどころ気になってましたし、ここにきて演出的なこともなあ……という感じで、いよいよ耐えられなくなってきました。

 

●ネタバレ注意

 今週は「東京ブギウギ」が誕生する、言ってみればこのドラマの、ひとつの大きな〝ヤマ場〟的な週。今日は作曲者が〝電車の中でメロディーを思いつく〟という、知っている人には有名なエピソードが描かれていましたが、あのシーンも、もうひとつピンと来なかった。これは演者の質というより、演出なのかなあ、と思ったり。

 それを言うなら、ヤマ場の週の始まりである月曜日。孫を引き取るべく上京してきた義理の母と主人公が対峙するシーン。あれ、なんだったんですか……?

 いやもう、今回はこのあたりで。

 

 しかしこの後、どんなふうにエンディングに持っていくのか、それはそれで気になりますね。やっぱり最後までしっかり観ることにはなるかな?。

 まあ来年度の朝ドラは前期後期とも、1年を通してお休みすることになりそうだからなあ……。

 

(そろそろ競馬ネタを書かなくては)

 

 

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