2月1日に1月を振り返る(新年の雑感)第3弾 | 還暦フリーランサーのおしゃべり処

還暦フリーランサーのおしゃべり処

元競馬専門紙記者/旧ブログ~「オヤジの競馬倶楽部」~
(ヘイトスピーチはご勘弁)

 

  強烈だったこと三題

 

 能登半島地震、羽田空港航空機事故(すでにワイドショーでは扱われなくなってますか?)の後、時系列に追いますと……。

 

 ライオンズとホークスの人的補償

 ルールとして決まっていることが適用された後、手違いがあったのかどうかは知りませんけど、変更になるって、どういう話なんでしょうか。これ、似たようなことが以前にもあったような気がしますが、要するに、興行としてのプロスポーツであるNPBという組織が、前時代的に未成熟であることの証左のようにも思えます。

 

 大体フリーエージェントの選手を受け入れたチーム(ホークス)に対して、出て行かれたチーム(ライオンズ)が〝人的補償〟を求める制度って、理にかなっているようでいて、もうひとつピンと来ない部分もあります。しかしまあ、FA導入の際に必要とされたルールであるなら仕方がありません。

 でも、ルールに則ったプロテクト選手のリストを発表後に、プロテクト外の選手を指名されて、「あ、それはちょっと待って」みたいなことがまかり通るんだったら、ハナからルールは要らないですわね。ファンに対して不信感を抱かせるだけですし。

 ま、そもそも今回のニュースの経緯は、不透明なところだらけなわけですけど。

 

 〝桐島聡〟を名乗る人物

 組織と言えば、『東アジア反日武装戦線』の構成員で、昭和50年の爆破事件に関わったとして指名手配されていた〝桐島聡〟と名乗る人物が、末期ガンを患って入院先の病院で死亡した、というニュース。本当にこんなことがあるんだなあ、と。

 

 〝おい小池〟のポスターで有名(?)な容疑者の死亡が報じられた時も、「このテのポスターに載った指名手配犯というのが、どういう逃亡生活を送っていたのか」を知りたく思ったものですが、いわゆる殺人犯と政治テロ犯とは印象が違います。特に今回の桐島某は逃走年月も半世紀近く、ですからねえ……。

 

 出頭するならちゃんとしゃべってほしかったなあ、と思うし、真実を黙して語らず、墓まで持っていく、というのであれば、出てこなきゃよかった。

 ともあれ、罪は罪として、ですが、結局は中途半端な生き様に感じられて、いろいろ切ない部分が否定できません。

 

 漫画原作の映像化、について

 日テレの人気ドラマ「セクシー田中さん」に関するトラブルですが、考え得る最悪の事態になってしまいました。なぜ?

 

 この一件は、いろいろ言われてますが、結局のところ某大手芸能事務所、大物芸人に関する報道と同じく、日本のエンターテインメント産業の暗部が表面に出た、というように感じてます。

 要するに、構図としてマスのメディアが強い。そしてその頂点には、いまだにテレビ業界の論理が君臨している……。

 

 きちんとまとめないといけない案件だと思うので、また別の機会にしようと思いますが、少し今回の件には、SNS上での当事者つまり漫画家さんや、脚本家さんによる〝語られ方〟で気になったことがあります。ということで、今夜はひとつだけ。

 

  原作者へのリスペクトは当然として

 

 基本的に私は原作と映像作品は別モノだと思っていて、比較するのはほとんど意味がない、という立場を取っています。

 

 ただそれは、文学作品と映像作品に関するモノで、漫画原作と映像作品の関係性とは別次元です。だって漫画原作には〝画〟があって、脚本としてのネーム(セリフ)があるわけですから(かと言っていきなりドラマの脚本が書けるかは疑問ですが)。そりゃあ原作漫画から大きく逸脱したら、映像による二次創作作品を認め切れない原作者の気持ちはわかりますわ。

 そこからもう一歩進めて、「漫画原作の映像化」ということでは、今回のような〝実写〟にするのか、或いは〝アニメーション〟で処理するのかも、違う次元で語られるべきじゃないか、というふうに思います。

 これらがすべてゴチャまぜになって、「原作と映像作品」の問題として語られているのがね……。

 

 いずれのケースでも、原作者と制作側が、お互い(ここ重要)を尊重し合う〝共同作業者〟として、綿密な話し合いを重ね、意見をすり合せて作品を創り上げる。それで大部分が解決されると思うのですが、そうはならなかった……。

 

 いろいろ複雑な事情が絡みあったんだと思いますが、それにしても、人が一人亡くなる事態というのは、普通に考えて不自然に思えますし、どこか違和感しかありませんけどねえ……。

 

 

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