正直、スマンカッタ!

正直、スマンカッタ!

フリーランスライターSATOの仕事&プラペの記録。

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会津若松市のツイートによれば「石部桜」が開花したとのこと。

https://twitter.com/aizuwakamatsuct/statuses/324102775350906880

『八重の桜』のオープニング映像に登場しているのが、この石部桜。
樹齢600年と言う古木で、会津の開祖ともいうべき葦名氏の家臣である石部治部太夫の庭に合ったとされています。


みごとですね。
エドヒガンザクラという品種だといいます。
幅は約20m、幹が10本もある巨木なのですが、
周囲は田園地帯ですので、田舎ならではののんびりとした風景に
大振りの桜のピンクがとても映えます。

筆者も確か、小学校の遠足か写生大会で訪れた記憶があります。
花より団子だった気がしますが(汗)

田舎だな~、という感じです。
が、実はちょっと歩くと飯盛山に抜ける交通量の多い通りに出ます。

この石部桜観賞では、気を付けたいポイントが2つあります。
一つは周囲は私有地や住宅がありますので、あまり騒いでしまうと周囲の迷惑になってしまうということ。


もう一つは車でのアクセスは厳禁だといういこと。近辺まで行っても止めるところがありません。市民ふれあいスポーツ広場のシャトルバス発着所に臨時駐車場ができるので、そこで乗り換えましょう。

画像参照のこと。


5月10日(金)までの運行で、(往路)10:00~17:30 (復路)9:00~16:30だそうです。


飯盛山近辺に車を止めて、石部桜まで歩いていくという手もあります。
その際は車の交通が多いので気を付けて。
あと、飯盛山こそ混雑するので、駐車場にはあんまり期待しないでください。

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昨年末にiPad miniを購入したのだが、これがなかなか使いやすい。
ただ資料等を確認するのにはいい反面、資料を作る、あるいは文章を書くという意味では、あんまり利用価値がないのが難点だ。画面上にキーボードを出すと、液晶の半分がキーで埋もれてしまうので(横画面の場合)文章を作る気にもならないのである。

そんな折、Bluetooth対応のipad mini用のキーボードがいい感じで売れているというのを知り、これならノートPC的に使えるようになるのではと期待に胸を膨らませる。いろいろと検索をすると、ipad miniのカバーと兼用のものがあるようだ。ほうほう便利な世の中になったものだ。
目星をつけていたのがあったが、気を抜いていたら速攻で売り切れに。再発売まで待とうかなと思っていたが、ほぼキーボードの形状や仕様が似ているものがあった。

それがBluetoothキーボード「MiniSuit NewYork」。

連休で実家に帰るとき、PC持っていくのが面倒だと思って、えいや買っておこうと思いポチッとする。翌日、到着しました。

$正直、スマンカッタ!$正直、スマンカッタ!

色は水色、黒、赤、黄色、シルバーとあったけど、iBookっぽいシルバーを選択。今思えば、黄色とかで遊んでもよかった気がする。箱とマニュアルは英語。ペラ1枚の日本語マニュアルが入っていた。

仕様は
厚さ 7.7mm
重さ 235g



あれ、アマゾンは
商品重量 327 g
商品の寸法 26.7 x 15.9 x 2.5 cm
商品の寸法 幅 × 高さ 15.9 x 25 millimeters

となっているけど、なんだろ。箱の重さかな

キーボードは遠目から見るとほぼiBookですな。
$正直、スマンカッタ!$正直、スマンカッタ!

輝度や音量などを変えられるショートカットもついている。アマゾンのレビューでは「キーの位置が独特で慣れない」とあったが、Mac使いなら違和感ないんじゃないのかな。
ただ、キーのプラスチックがかなりチープで、力を入れてキーボードを叩く俺のような人間は早々に壊してしまう恐れもある。

あと、さすがに狭い(笑)両手同時にキーボードに乗せられなかった。俺は手が大きい方なのでここは個人差があるとは思う。

ここからはボロiPhoneで撮ったので画像悪化で失礼。
実際にハメたときの写真。

$正直、スマンカッタ!$正直、スマンカッタ!
おー、なんだかMacっぽい。見た目は満足。


続いて接合部。

$正直、スマンカッタ!$正直、スマンカッタ!

すんなり、入る。
だが開け閉めに問題がある。
ipad miniを差し込んで開閉すれば抵抗はないのだが、抜いたときに手で動かすととても“重い”。なかなか動いてくれない。プラスチックの強度があまりよろしくないので、力任せに開閉しようとすると、いつかパキっと折ってしまいそう。「ipad miniを刺さずに開け閉めしない」を徹底せねば。

また、接合部にはウレタンが入っているが、ちょっと乱暴に扱うと剥げてしまう恐れがあるのでここも慎重につかいましょう。写真はこんな感じ。

$正直、スマンカッタ!

充電用のUSBの穴と電源は以下のような形。

$正直、スマンカッタ!

購入時に3~4時間充電してくれとある。
PCからUSBケーブル経由で行う。

それにしても何時間もつんだ、これ?
箱を見ると「Working Current:2.5mAh」などは書いてある。つまり動作電流? あっちでは時間単位では書かないのか。同仕様のライバル製品に「バッテリー内蔵で長時間動作を実現。」とあるから、なんとなく持つんじゃないかなw


ちなみに、自分はこれまで背面に透明なクリスタルカバー+表面に赤いスマートカバーを付けて使っていた。背面を保護したいのでクリスタルカバーを付けたまま使えないかなとTryしてみると・・

正直、スマンカッタ!正直、スマンカッタ!

ちょっと無理かなぁ。iPad miniが浮いてるし

普段はクリスタ&スマートで、キーボードは別の袋に入れて持ち歩く。
当分はそういう使い方になりそう。
実際に数週間使った後に、また感想なんざを書いてみまする。


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福島市の西部は、比較的、線量は低いエリアだと聞いていた。
ただ、店主によれば、飯坂温泉は山のふもとということもあり、若干、高めに出ているとのことだった。
「川向こうの東側は低くて0.2ぐらいですが、西側は0.8程度出ているところもあります。ウチの庭の土は1.0あって、子供には触らせないようにしています」
(単位はμSv/h 2012年8月の話です)

前にも貼ったが飯坂温泉の放射線量はこんな感じである。ちょっとわかりにくいが、昨年と今年の2年間の線量が掲載されている。
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/uploaded/attachment/10855.pdf
場所によって数値がバラバラだが、以前、GCMで郡山に行って測定会に参加したときも、たった5m歩いただけで数値が大きく変動していた。やはり放射線量は不確定なものなのだ。そのGCMの時も書いたが、仮に0.8あったとしてもそこに人が24時間いるわけでもない。一日の半分、いやもっとそれ以上の時間を室内で過ごす人の方が多いのではないだろうか。ましてや短期滞在の旅人にどれだけの影響があるというのか。

ただ、そうは言っても、簡単に聞き入れてもらえない人がいるのもよくわかる。科学的な妥当性を説いたところで、その手の人には通じない。おそらく心の闇の部分に触れるような覚悟がなければ、お互いに理解できない存在のままになるのではないだろうか。密度の濃い関係性の人間ならともかく、不特定多数の闇に踏む込むことなんて、人には簡単にではできない。だから、この問題は難しい。

「除染は進んでいるのですか?」
横にいた嫁さんが質問した。そういえば、そうだ。ニュースでは除染の様子がたびたび報道されている。
「旧福島市内は進んでいますが、この辺りはねぇ・・」(これも2012年8月の話です)
外から人が来る場所だから飯坂は真っ先に除染するのだろうと思っていたが、よく考えれば住人が多いところの方が先というのは自然だ。都会と田舎の構図は、田舎の福島市の中にも存在するのだろう。

食に関する話も伺った。住民同士の心の揺れよくわかる話だった。
「近所の農家が人に農作物をあげていいのかどうか、わからなくなっています。もらう方も、もらっていいのか、悪いのか判断できなくなっている。どう判断すればいいのかがわからない怖さがあります」

個人的には検査をしたものだから自信を持って外に出すし、食べるという人をたくさん知っている。2012年夏の時点で、だ。これに関しては、あくまでも店主の身近な場面での話だろう。
だが、疑心暗鬼になるのもわかる。程度の差はあれど、誰もが食に対する怖さを感じていたのは事実だ。かく言う自分もそうだった。震災直後、ある福島市北部の農家の農作物を購入した。様々な角度から調べてリスクはほぼないと考えたが、それでもなお、果たして食べていいものかどうかという疑念がなかったわけではない。次第に多くの妥当性の高い情報が出回り、検査等の多くの取り組みがなされることで疑念は払拭されていった。一方で異なる情報にアクセスして避ける選択をした人もいるだろう。が、店主のように何を判断基準にすればいいのかがわからなくなってしまった人が多数派の気もする。これは1年前の話だけども、今も迷う層はわりといる気がするが、どうだろう。

さて、「避ける」という気持ちは食ばかりではなく、人に向かうこともある。
前にブログでこんなことを書いた。

■福島県民と差別
http://ameblo.jp/akio-s/entry-10890887407.html

車のフロントガラスが割られたとか、来店拒否だとか、そういう話を聞いて頭に血が上って書いてしまったが、TDL広報に話を聞いたりしたのを経て、噂に尾ひれがついた部分が多々あるのだろうと思うようになっていた。
けれども、以下のリンクのような話もあり、単なる噂だけじゃなかったというのが今になってわかる。

■福島のソーラーのらやさん(とその周囲)が受けた差別
http://togetter.com/li/474017


店主はそういうあからさまな態度を取られたことはなかったが、差別の話に及んだ時、ふと漏らす。
「西日本のある場所に行ったとき、『福島から来たんですよ』といったら、さっと身を引いた人がいました。人にそういう気持ちが存在するということは、とてもよくわかります」

2年経った今、そこまでする人はいるだろうか。おそらく日常の中ではほとんど存在しないと思われる。けれども、小さな棘のような否定の感情が、ふとしたきっかけで爆発するということは、日常生活の中でもよくあることだ。人はどう福島のことを考えているのだろうか。

店の経営は厳しいという。東電の補償で何とかなっているが、山のような提出書類の処理に辟易としている。住民としても放射線への不安もある。外からあれこれ言われたり、変な態度を取られるのも嫌だ。一体、いつになったらこの状況は改善するのだろう。

「そういうことに対して口を開きたなくなりました。『言えない』のではないんです。『言いたくない』んです」
初めて会った俺たち家族に、店主はそんな言葉も漏らしてくれた。かなり溜まっているものがあるのだろう。元気づける意味でも東京の状況も伝えた。福島産が徐々に増えていること、心無い言葉をかける人間など皆無に等しいこと。少しは安心してもらえただろうか。

俺が「難しいですね」と言うと、
店主は「ホント、難しいです」

途中で交わしたその会話が今も強く頭に残っている。
2012年の夏の話であった。

辛気臭い話になったので、最後に一つ。

福島駅前のコラッセ福島「だったと思う)で見かけた福島三姉妹。
自衛隊の萌化が止まらんw
$正直、スマンカッタ!-福島三姉妹