北陸新幹線金沢(金沢市)―越前たけふ(福井県越前市)間の試乗会に参加しました | 鯖江市議会議員 帰山明朗(かえりやま あきお)のブログ

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敦賀・金沢間の開業を3月16日に控えた北陸新幹線。一昨日は市議としてご案内いただきました、金沢(金沢市)―越前たけふ(福井県越前市)間の試乗会に参加。乗り心地や沿線の景色を一足早く楽しませていただきました。

 

試乗会は、越前たけふ駅 14:44発 → 金沢駅15:25着、折り返して、金沢駅 15:58発 → 越前たけふ駅 16:39着の行程。

新幹線は越前たけふを出発し、福井、芦原温泉の県内各駅に停車した後、石川県の加賀温泉、小松を通過して金沢に到着。車内アナウンスでは北陸新幹線や駅などについて紹介も。

そして、出発前の越前たけふ、折り返しの金沢の両駅では駅の見学機会もありました。

 

乗り心地は良く、静かで、やはり早いという印象。開業後は東京―福井間が最短2時間51分で結ばれます。その日が、いよいよ近づいていると肌で感じました。

 

今回の出発駅・越前たけふ駅は在来線とは接続しておらず、北陸自動車道の武生ICの近くで、北陸本線武生駅とは3キロほど離れています。

私は今回、鯖江市本町の自宅から出発地点の越前たけふ駅までは自家用車で移動し乗車。

同駅東西には駅や隣接の道の駅などを利用者用の無料駐車場があり(東西で約600台)そちらを利用しました。

自宅から同駅までは車で20分弱。また駐車場から改札を抜けホームで乗車するまでは急ぎ足で10分~15分くらいかと感じました。

鯖江市からの新幹線乗車は越前たけふ駅か福井駅のどちらかを利用するパターンが多いと思います。今回は自家用車などで越前たけふまで行って乗車するシュミレーションも出来、参考となりました。

 

ちなみに、北陸新幹線の越前たけふ駅と、ハピラインふくいの駅になる武生駅を結ぶ区間で、越前市がシャトルバスを運行。毎日、午前7時から午後10時で1時間に1本運行。駅のほか「大河ドラマ館」などにも停車。運賃は大人・子ども、ともに500円。

ハピライン鯖江駅→武生駅→シャトルバス→新幹線・越前たけふ駅と車を使わなくても、公共交通で行けそうです。所用時間は要チェックですが。

 

延伸開業後は、新幹線の駅もなく、特急も停まらなくなる鯖江駅。今後のまちづくりの課題も山積しています。

 

・鯖江駅及び周辺整備、そして市街地も含めたまちづくりとの連携

・敦賀以西から大阪までの新幹線整備の早期実現

・ 関西・中京方面へのアクセスに関し敦賀駅での乗換え利便性の更なる向上。

・2次交通ネットワーク整備による市民・来街者の移動利便性の確保(えちぜん武生駅へのアクセス整備、鉄道とコミュニティバスとの連携、ハピラインふくいと福武線の市民・来街者のニーズに沿ったダイヤ編成、鯖江インターチェンジからの高速バス活用、タクシー不足への対応など)

・来街者を呼び込むための戦略(通年型の産業観光推進、冠山峠道路開通効果も含め)

上記は、12月議会の代表質問で市長はじめ理事者に質し要望した内容です。

 

新幹線開業に伴い課題も多々ありますが、今回、試乗してみてワクワクする気持ちになったのも事実。ポジティブに捉えて、今回の体験も生かし取り組んでまいりたいと思います。