「鯖江市高年大学の取組について」鯖江ロータリークラブ卓話 | 鯖江市議会議員 帰山明朗(かえりやま あきお)のブログ

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私の所属する鯖江ロータリークラブの毎週の例会では、毎回多方面からゲストをお招きして卓話をお伺いしていますが、先日は、鯖江市高年大学 副学長 軽部 利宣 様をお迎えして「鯖江市高年大学の取組について」をテーマにお話を頂きました。

 

 

鯖江市舟枝町の鯖江市高年大学は設立から今年で45年。その起こりは、高齢者自らが、生涯学習の中心的役割を果たしていこうという主旨のもと、「鯖江市高年大学」講座が、昭和54年5月9日に当初は鯖江公民館で開設。

 

昭和55年11月、鯖江市出身で大阪・豊中市在住の実業家「故 瀬戸川 巍(たかし)氏」より生家跡地6,420㎡を高齢者福祉のために役立てて欲しいと市へ寄付の申し出があり、この篤志を受けまして生家跡地を活用しての校舎建設構想が浮上し建設に着手。昭和57年3月に完成し、5月14日から新校舎での授業が始まった。

 

当該施設は、より高い教養と趣味を広げるための高年大学専用校舎として、全国でもほとんどその例を見ないもので、教室は、第1教室、第2教室、研修室、図書室、調理室、和室、会議室、事務室、体育館、倉庫等を有する。

 

高年大学入学基準は、満60歳以上の鯖江市民であれば、どなたでも入れます。学習期間は、毎年4月~11月。募集期間は、毎年2月中に行われます。只今4月からの講座生を募集中とのこと。

 

令和5年の受講生数は、302名(最高齢94歳)、講師46名 。単年度制度となっていますが回数制限なしとなっておりますので、毎年受講申込書を提出していただく方がたくさんおられるそうです。

 

特に授業以外のクラブ活動はとても盛ん。写真クラブ、英会話クラブ、パソコンクラブ、気功クラブ、やんしき踊りクラブ、書道クラブ、合唱クラブ、料理クラブ、ソフトバレーボールクラブ、川柳クラブ、ウォーキングクラブ、囲碁クラブ、歌謡クラブ、太極拳クラブ、エッセイクラブ、スティックリングクラブなど、たくさんのクラブ活動があり、どの方もいきいきと楽しんでおられるそうです。

 

今回、貴重なお話をいただき、会員一同、学びを深めることが出来た充実した時間でした。軽部様お忙しい中、本当にありがとうございました。ますますのご活躍を心からお祈りしています。

 

高年大学の受講生皆様のパワーとバイタリティー・向学心は、まさに「健康長寿さばえ」のシンボル。そして鯖江の誇りです。受講生の皆様、今年の春からも、学習にクラブ活動にと、お健やかで充実した大学生活を送られるようお祈りしています