Vol.971-3/4に続けてご覧ください。
<27.南草木遺跡と小蔦島貝塚> <撮影:2017.11.01>
南草木(みなみくさき)遺跡は、縄文時代から古墳時代にかけての複合遺跡で、この遺跡から発掘された貝塚は、縄文時代前期のものとしては県内で最大規模である。弥生時代末期から古墳時代初頭の竪穴住居跡からは、米を蒸す甑(こしき)や甕(かめ)・鉢・製塩土器などが発見された。住居跡埋没後、造られたと考えられる古墳時代後期の墓も発見された。
小蔦島(こつたじま)貝塚は、大正時代末期に発見されたもので、ハマグリなどの海の貝とシジミなど淡水の貝が見つかっている。無茎(むけい)の石鏃や、山形押型文(おしがたもん)・楕円型押型文の土器と、文様のない砲弾型のいわゆる蔦島式土器が出土した貝塚である。
<所在地・外観>
▼南草木遺跡・小蔦島貝塚-三豊市仁尾町仁尾乙上/仁尾町仁尾丁1322-4
▼南草木遺跡・小蔦島貝塚-県内最大規模の貝塚と縄文時代早期の貝塚
JR詫間駅前から三豊市コミバスで、「新開橋」バス停まで行き、南へ進み、小さな天王川(てんのうがわ)沿いに東へ150mほど上ると、「南草木遺跡」(県史跡)がある。
<概 要><歴史遺産>
▼三豊市コミバス「新開橋」停で降車、南草木遺跡へ向かう
▼新開地区を南下
▼天王川を越え左折、天王川沿いに東へ進む
▼南草木遺跡へ:地主の方の案内で、左側の丘陵が南草木遺跡
▼南草木遺跡-1
▼南草木遺跡の上部へ
▼南草木遺跡-2
▼南草木遺跡の石標と説明板、南草木遺跡の説明板
仁尾港の沖合約1kmに、大蔦島と小蔦島がある。
▼蔦島の案内板
▼大蔦島と小蔦島
▼大蔦島、天狗神社
▼小蔦島-(web引用-水彩画風変換)
▼仁尾港
仁尾港から南約1kmの沖合にある小蔦島東部に「小蔦島貝塚」(県史跡)がある。
▼小蔦島貝塚-1(web引用-水彩画風変換)
▼小蔦島貝塚-2(web引用-水彩画風変換)
<文は現地説明板やWebなどより引用した>
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