Vol.971-4/4 R巻頭-83。歴史(観て歩き)レポ-西讃編:16<紫雲出山遺跡-他1> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

Vol.971-3/4に続けてご覧ください。

 

27.南草木遺跡と小蔦島貝塚 <撮影:2017.11.01>

南草木(みなみくさき)遺跡は、縄文時代から古墳時代にかけての複合遺跡で、この遺跡から発掘された貝塚は、縄文時代前期のものとしては県内で最大規模である。弥生時代末期から古墳時代初頭の竪穴住居跡からは、米を蒸す甑(こしき)や甕(かめ)・鉢・製塩土器などが発見された。住居跡埋没後、造られたと考えられる古墳時代後期の墓も発見された。

小蔦島(こつたじま)貝塚は、大正時代末期に発見されたもので、ハマグリなどの海の貝とシジミなど淡水の貝が見つかっている。無茎(むけい)の石鏃や、山形押型文(おしがたもん)・楕円型押型文の土器と、文様のない砲弾型のいわゆる蔦島式土器が出土した貝塚である。

 

<所在地・外観>

▼南草木遺跡・小蔦島貝塚-三豊市仁尾町仁尾乙上/仁尾町仁尾丁1322-4

▼南草木遺跡・小蔦島貝塚-県内最大規模の貝塚と縄文時代早期の貝塚

 

 

JR詫間駅前から三豊市コミバスで、「新開橋」バス停まで行き、南へ進み、小さな天王川(てんのうがわ)沿いに東へ150mほど上ると、「南草木遺跡」(県史跡)がある。

 

<概 要><歴史遺産>

▼三豊市コミバス「新開橋」停で降車、南草木遺跡へ向かう

 

▼新開地区を南下

 

▼天王川を越え左折、天王川沿いに東へ進む

 

▼南草木遺跡へ:地主の方の案内で、左側の丘陵が南草木遺跡

 

▼南草木遺跡-1

 

▼南草木遺跡の上部へ

 

▼南草木遺跡-2

 

▼南草木遺跡の石標と説明板、南草木遺跡の説明板

 

 

仁尾港の沖合約1kmに、大蔦島と小蔦島がある。

 

▼蔦島の案内板

 

▼大蔦島と小蔦島

 

▼大蔦島、天狗神社

 

▼小蔦島-(web引用-水彩画風変換)

 

▼仁尾港

 

 

仁尾港から南約1kmの沖合にある小蔦島東部に「小蔦島貝塚」(県史跡)がある。

 

▼小蔦島貝塚-1(web引用-水彩画風変換)

 

▼小蔦島貝塚-2(web引用-水彩画風変換)

 

<文は現地説明板やWebなどより引用した>

 

▶▶▶▶▶▶ 今報了◀◀◀◀◀◀