Vol.953-4/4 R巻頭-65。歴史(観て歩き)レポ-中讃編:40<滝宮天満宮-他4> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

Vol.953-3/4に続けてご覧ください。

 

<64.岡の御堂古墳>   <撮影:2018.03.30 and 2018.04.09>

岡の御堂(おかのみどう)古墳は、滝宮小学校のすぐ横にある古墳で、滝宮と羽床の間にあり、ことでん電車に乗れば、滝宮の駅を出てすぐ、左側の窓から見ることができる。

古墳の特徴は①5世紀の後半に築造された、②1号墳は直径約13m・高さ約2mの大きさ、③滝宮小学校ができる前は3基古墳があった、④鉄の鎧(よろい)(近畿地方で作られたもの)などが出土した。

(案内板の内容を要約)

 

<所在地・外観>

岡の御堂古墳 - 綾歌郡綾川町滝宮

▼岡の御堂古墳-畿内政権から配られた短甲(たんこう)が出土

 

 

ことでん滝宮駅の南へ約250m、滝宮小学校の南西角の丘陵上に「岡の御堂古墳がある。

 

<概 要><歴史遺産>

綾川が東から北へと流れを変える所から500mほど東に当たる。

 

▼岡の御堂古墳へ進む-1(御林)、大池と鞍掛山

 

▼岡の御堂古墳へ進む-2、三差路を左折

 

▼岡の御堂古墳へ進む-3(上赤坂)、右折

 

▼岡の御堂古墳へ進む-4(直ぐ右折)、岡の御堂古墳へ進む-5

▼岡の御堂古墳へ進む-6(正面に姿を見せる)、滝宮小学校-1

 

▼岡の御堂古墳へ進む-7、右方向に全容が見えてきた

 

▼岡の御堂古墳へ進む-8、滝宮小学校-2

 

▼岡の御堂古墳に着いた、岡の御堂古墳の説明板

 

1976(昭和51)年、滝宮小学校の移転と運動場拡張に伴う発掘調査により、3基の古墳が発見され、1号墳は直径約13m・高さ2m余りの円墳で、5世紀後半~末頃に築造されたものと解った。

 

▼岡の御堂古墳1号墳-墳頂へ-1

 

▼岡の御堂古墳1号墳-墳頂へ-2

 

 

埋葬施設は河原石と板石を使った特異な箱式石棺で、大きさは長さ2.5m、幅0.5m、高さ0.4mである。

中からは鉄刀・鉄剣・刀子(とうす)が、周辺からは高さ約45㎝の横矧板鋲留(よこはぎいたびょうどめ)式短甲(たんこう)や25本以上の鉄鏃(てつぞく)も発掘された。特に短甲は、畿内政権から配られたもので、被葬者は中央との深い関わりを持った人物と考えられている。

 

▼岡の御堂古墳1号墳-墳頂、石棺

 

 

岡の御堂古墳1号墳頂からの展望が素晴らしい。

 

▼滝宮小

 

▼南方向:大高見峰・猫山・城山、西方向

 

▼西南方向:堤山、北方向:城山・府中湖・五色台

 

▼ことでん琴平線の電車、石棺と滝宮小学校

 

 

出土物は現在、綾上図書館内に展示されている。

 

▼綾上図書館(綾川町綾上支所内)

 

<文は現地説明板やWebなどより引用した>

 

▶▶▶▶▶▶ 今報了◀◀◀◀◀◀