宮池の水面と空の雲2景。
Akijii-blog巻頭言Repeat-108 Orignal掲載日:Vol.202 (2013.08.05)
萬燈行。
「一つの国が滅びるのは戦争によってではない。天変地異でもなければ、経済的破綻によってでもない。国民の道徳心が失われた時、その国は滅びる」
イギリスの歴史学者アーノルド・トインビーが国家興亡の原理を衝いて、こういう趣旨の言葉があるというが、鋭い。
三十年を一世代と言うそうだが、一世代前には想像だにできなかったような事件のオンパレードだ。まさに日本は崩壊の危機に瀕している、と思わざるを得ない。
安岡正篤(まさひろ)著「一日一言」にある「萬燈行(まんとうぎょう)」と題する一文を記する。
内外の状況を深思しましょう。このままで往けば、日本は自滅するしかありません。我々は、これをどうすることも出来ないのでしょうか。我々が、何もしなければ、誰がどうしてくれましょうか。我々が、何とかするほか無いのです。
我々は、日本を易(か)えることが出来ます。暗黒を嘆くより、一燈を點(つ)けましょう。我々は、まず我々の周囲の闇を照らす一燈になりましょう。手のとどく限り、至る所に燈明を供えましょう。一人一燈なれば、萬人萬燈です。日本はたちまち明るくなりましょう。これ我々の萬燈行であります。互に真剣にこの世直し行を励もうではありませんか。
まず一人ひとりが一燈を点じなければならないと思うのである。
<高く広がる空間>
司法書士会会館(西内町)の上空。
高松センタービル(寿町)の上空。
国道30号線沿い(寿町)の上空。
日本銀行高松支店(寿町)の上空。
A seasonal flower
◇ウォーキングコース(脇)に咲く金木犀(きんもくせい)
花の見頃は9月中旬~0月下旬で、開花は夏の気温の影響を受けるため、残暑が厳しい年は開花が少し遅れる傾向にある。茹だるような暑さが少し落ち着いた頃に秋を知らせる甘い香りが、どこからともなく漂ってくる。また、暑さが厳しい年は、一度咲き終えた後にもう一度新しい蕾が開いて、二度咲きする事もある。
花が咲く期間はとても短く、開花から3〜7日ほどで散ってしまうが、木の下に無数の花が散った様子はまた見事で、まるでオレンジ色の絨毯が敷き詰められているかのようだ。
花言葉には、可憐な花の様を表した「謙虚」「謙遜」「気高い人」、またその魅惑的な香りを象徴する「真実」「陶酔」「初恋」などがある。
金木犀(キンモクセイ)は、季節の訪れを教えてくれる風物詩として、古くから日本で愛されてきた三大香木(日本で愛されている、とても強くよい香りを持つ3つの花木)の一つで、春先に咲く沈丁花(ジンチョウゲ)、夏に甘い香りを漂わせる梔子(クチナシ)との3つである。
・国分寺北部幼稚園
・新居宮池親水公園a
・新居宮池親水公園b
・新居宮池遊歩道
◇ウォーキングコース(脇)のAk宅に咲くチロリアンランプ
◇ウォーキングコース(脇)の溜池の岸に咲くサクラダテ
◇我が家の庭で咲き始めた藤袴
アサギマダラを呼ぶ植物「フジバカマ」が咲き始めました。
旅する蝶と呼ばれるアサギマダラは海を越えて1,000kmほど移動することもあるそうだ。
アサギ(浅葱)とは青緑色の事で、新撰組の羽織の色を思い浮かべて貰うと解り易いと思います。
大人気マンガ・アニメの「鬼滅の刃」。
アサギマダラは、物語に登場するキャラクター「胡蝶しのぶ」のモチーフとも言われている。
アニメではオープニングなどで何度かアサギマダラ自体が登場している。
そのアサギマダラが昨年は10/22と10/23の両日に我家の藤袴を訪ねてくれましたが、今年は如何なものが…。
Akijii気ままniフォトsketch<慈恩寺・廣昌寺>
慈恩寺(ジオンジ)は、御本尊は聖観世音菩薩(通称、逆流観音)、寛永九年(1632)生駒藩四代高俊のとき、僧空厳が開いた寺である。初めは、阿野郡新居村(現高松市国分寺町新居)にあった。寛永の末年、高松城下寺町(四番丁)に移り、三代藩主松平頼豊のとき、住僧月潭が、寺領百石を与えられ、大いに繁栄したと、いわれる。明治二十五年(1892)四月、市立四番丁小学校開校のさい、寺域1.150坪(約3.795平方m)を、市に貸し付けた(後売却)結果境内は縮小された。昭和の戦災で仏殿を失い、三番丁に移転した後、今の寺町に移した。
ここ慈恩寺と北隣の廣昌寺は戦国時代には香西氏の家臣、藤井氏の城(館)が築かれていたと云われているが、現在全く遺構はなく高松大空襲を受け戦後区画整理されて面影はない。
廣昌寺の縁起は、寛文元年(1661年)に創建、高松藩主となった松平頼重公の生母「久子の方」の菩提寺。
久子の方が生前は<法華経>を信仰しており、亡くなった時に頼重公が実弟の水戸光圀公と相談をして建立した歴史がある。第二次大戦中の空襲で本堂などことごとく焼失。戦後、仮本堂から再スタートし今に至る。
▼所在地、グランディス高松ザ・タワー
高松市中央町:〒760-0007
▼慈恩寺、廣昌寺
▼交差点を右折して中野町から中央町に入る、中央町を東へ進む-1
▼中央町を東へ進む-2
▼右奥はサムティ栗林公園北、サムティ栗林公園北
▼中央町を東へ進む-3(国道11号線交点を左折)、国道11号線交点の右(南)方向
▼国道11号線を北に進む-1、前方にグランディス高松ザ・タワー
▼国道11号線を北に進む-2(次の中央町交差点を左折し八幡通りに入る)、八幡通りを西方向に進む
▼グランディス高松ザ・タワー
▼「⇦八幡通り」の標識、八幡通りの界隈-1
▼八幡通りの界隈-2
▼八幡通りの界隈-3
▼八幡通りの界隈-4、南側に高松八本松郵便局
▼八幡通りの界隈-5、南側の八幡平
▼休業中?の八幡平
▼八幡通りの界隈-6、八幡通りと県道173号線交差点を右折し慈恩寺へ進む
▼県道173号線を北へ進む-1
▼左(西)に英明高校-1、県道173号線を北へ進む-2
▼県道173号線を北へ進む-3(右奥に山門が見えて来た)、左(西)に英明高校-2
▼慈恩寺に着いた、慈恩寺-1
▼慈恩寺-2
▼慈恩寺-3
▼慈恩寺-4
▼慈恩寺-5
▼慈恩寺-6、慈恩寺を後にして北隣の廣昌寺へ進む
▼廣昌寺に着いた、廣昌寺-1
▼廣昌寺-2
▼廣昌寺-3
▼廣昌寺-4
▼廣昌寺-5
▼廣昌寺-6
▼廣昌寺を後にして帰路のバス停「八本松」へ向かう(約0.3km)、県道173号線交点を右折
▼県道173号線を北へ進む-1、廣昌寺を振り返る
▼県道173号線を北へ進む-2、県道33号線(高松市天神前交差点)を北へ横断
▼県道33号線を西方向に進む、バス停「八本松」に着き帰宅の途に就いた
<akijii展-(553)>
美しい花モチーフの切り絵(ANIMAL FANTASY)シリーズ-03
今報は「プードル」で、所要時間は185Mでした。
◇完成作品
引き続き、Vol.996-2/3をご覧ください。