Vol.909-2/2 R巻頭-21。歴史(観て歩き)レポ-東讃編:21<津柳の熊野神社> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

Vol.909-1/2に続けてご覧ください。

 

さぬき歴史(き)フォトレポ-東讃:21<津柳の熊野神社>

 

29.津柳熊野神社 <撮影:2017.06.08>

津柳の熊野神社は、二本杉神社ともよばれている。境内前の階段両側に二本の大杉がそびえ立つ。

一対として県指定の天然記念物である。

樹齢800年の二本杉の巨木で、樹高は高い方が45m、低い方で40m、胸高幹周は大きい方が7.8m、小さい方は6.4m、県内でもまれな大杉で平成7年に「香川の巨木30選」に選ばれた。

二本杉は、熊野神社創建間もない頃に、この地の名家筒井氏が献木したものといわれていて、地元の人達によって手厚い保存管理が続けられている。                                                     (三木町HPより)

 

<所在地・外観>

▼熊野神社-木田郡三木町奥山字津柳

▼熊野神社-樹齢は700年以上、高く聳える兄弟杉

 

ことでん学園通り駅前から三木町コミバス(鹿庭・奥山コースの現在はデマンド形式に移行)に乗り、県道10号線を東に向かい、中井戸交差点を右折して県道148号線を南に進む。

三木町鹿庭から県道263号線に入り、さらに山道を南に行くと、津柳の集落に着く。

 

▼ことでん学園通り駅、三木町コミバス-学園通りバス停

 

▼山南地区コミバスに乗車、県道279号線を西進:新川を渡る

コミバス車中から撮影。

 

▼県道148号線と264号線の分岐点を左(148号線)へ進行、森橋南バス停を通過

 

▼山道(県道148号線)を走行、集落(広野)が見えてきた

 

▼三木町からさぬき市多和に出る:国道377号線、三木町へ再び入る:国道377号線

 

▼国道193号線との三叉交点が近い(左-徳島県美馬市、右-高松市塩江町) 、国道193号線を西進

 

▼津柳口の交点を国道193号から右折して県道263号線へ入る、ここで下車

 

 

<概 要><歴史遺産>  

熊野神社の南、約1kmの所、津柳合戦(戦国時代)が行われた「合戦田(だ)」という地名の古戦場の田圃がある。

 

▼合戦田の航空写真

 

1526(大永6)年、阿波から津柳を通って讃岐の寒川郡に入ろうとした阿波の三好元長(もとなが)の軍勢は、この地で待ち伏せていた昼寝城主:寒川元政(もとまさ)に散々蹴ちらされたと云われる所である。

 

▼合戦田はこの辺りでは?-待ち伏せに適している感じだ

 

 

1366(貞治5)年の創祀と伝える「熊野神社」が、現在は廃校の神山幼・小・中学校に隣接していて、集落の象徴のようにある。徳島県との県境に近く、昔から徳島との行き来が盛んな所である。

 

▼廃校舎(旧神山幼稚園・小・中学校)、廃校舎の横の参道を進む

 

▼熊野神社-1、二本杉・千両樫の標識板

 

▼二本杉碑、神社石段の間から二本杉の根

 

▼熊野神社-2

 

▼熊野神社-狛犬

 

▼熊野神社-石垣

 

▼熊野神社-拝殿、本殿

 

 

津柳の歴史を物語るのが、「兄弟杉」と呼ばれる「熊野神社の二本杉」である。

 

▼熊野神社の二本杉-全景

▼二本杉-1

 

▼二本杉-2

 

▼二本杉-3

 

 

樹齢は700年以上とみられ、神社の創祀とともに年輪を刻んできたものと考えられる。

 

▼二本杉-4

 

▼二本杉-5

 

 

神社の裏山は鬱蒼とした広葉樹林で「千両樫(せんりょうがし)」と呼ぶウラジロガシの大木がある。

 

▼神社裏山は鬱蒼とした広葉樹林

 

▼千両樫(ウラジロガシ)

 

<文は現地説明板やWebなどより引用した>

 

▶▶▶▶▶▶ 今報了◀◀◀◀◀◀